静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

松屋@最後の牛めし

2021年09月28日 07時13分55秒 | グルメ
松屋@最後の牛めし



 緊急ニュースが入ってきたので今日のランチは、予定を変更しました。
それは「松屋」さんの「牛めし」が変更になるというニュースです。
金曜日の11時すぎ、やってきたのは八幡の「松屋」さんです。
まずは自転車を前に止めて、お店に入りました。



 そのニュースというのは、入口に貼ってある「マッサマンカレー」ではなく、もちろん「ビフテキ丼」でもありません。
実はこの松屋さんでお食事をするのはかなりの久しぶりです。
まず、御幸町の松屋さんが閉店する前には、こちらには来たことがありませんでした。
そしてここではほとんどがテイクアウト使用でした。



 一度だけここで食べたのは「さば味噌煮定食」でした。
それ以外は全てテイクアウトです。
お店は先客がお二人で、いずれも若い男性の一人客でした。
まずは券売機に向かいます。



 本日の目的は、「牛めし」です。
この券売機はもちろん一万円札が使えますから、豪勢に諭吉さんを登場させました。
無事に食券を受取って、カウンターに向かいます。
店員さんがお冷やを持ってきてくれて、半券を返しました。



 さて、今回なぜ「牛めし」なのかといいますとそれには大きな理由があります。
なぜか松屋さんには二種類の「牛めし」が存在するんですね。
片方は関東圏で出している「プレミアム牛めし」もう一つは静岡などで販売している「牛めし」です。
使っている牛肉が違うそうですが、もちろんお値段も違います。

 普通の牛めしが320円なのに対して「プレミアム」のほうは380円になっています。
これがなぜ違っているのかが不思議でした。
今回9月28日をもってその価格が統一されるというニュースがありました。
つまり静岡では高品質の牛めしになってお値段も60円アップするということです。



 あっという間にその「320円」の牛めしが出てきました。
あいかわらず良い風貌です。
お椀にはおなじみの無料サービスのお味噌汁が入っています。
このお味噌汁無料というのが松屋さんの強みですね。



 久しぶりにいただく牛めしは、いかにも美味しそうです。
一口食べて納得、やはり牛めしはいいもんですね。
今回は玉ネギが多いような気がしましたが、煮込まれた玉ねぎもうまいな。
これで320円ですから庶民の強い味方です。



 さて、この値上げですが、最近輸入牛肉も高くなってきたので、その影響でしょう。
牛丼の三大大手の中でも松屋さんは最安値でしたから、値上げで横並びになりましたが、これは仕方がないです。
それでもまだ「お味噌汁無料」の分だけお得です。
しかし今回は単純な値上げだけではないようです。



 ニュースによると牛めしのたれが変わるということでした。
それがどうなるのか気になったので、ひとまず現在の味を確認しておこうと、今回やってきたわけでした。
まあ、食べ比べでもしないと、その違いなど判らないでしょうが、試してみるだけです。
それに加えてお味噌汁の味も変わるそうです。



 食べ終わったお客さんが店員さんに呼び掛けていますが、それがなかなか伝わりません。
二度三度と呼んでようやく店員さんが気が付きました。
どうやらお冷やのお代わりを頼んだようです。
コロナで席の間につい立てを入れたせいで、以前はカウンターに置いてあった水差しがなくなったようです。

 店員さんはやかんを持ってコップの水を追加していました。
思い出してみると松屋さんで牛めしをいただくのは、御幸町店が閉店するすぐ前以来でした。
今の世の中320円で食べられるランチは貴重ですね。
今回も美味しく食べ終わって、お店を後にしました。

 新商品が楽しみですね。
ごちそうさまでした。
 

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