静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

泉屋相生町店@相生町

2021年10月14日 07時09分27秒 | 静岡かけそば放浪記
泉屋相生町店@相生町



 緊急事態宣言も明けて、飲食店さんも平常の営業に戻ってきました。
そこでお久しぶりの「静岡かけそば放浪記」です。
このシリーズではできるだけ「かけそば」をいただくことにしています。
平日の午前11時半ほど、やってきたのは相生町です。

 静岡鉄道の線路沿いに鷹匠方面から左折、すぐにお店に着きました。
ここは前回休業中で入れなかったお蕎麦屋さんです。
今回はのれんが出ていますから大丈夫。
安心して白いのれんをくぐりました。

 「いらっしゃいませ」
先客は年配の男性がおひとりでした。
私は右奥のテーブル席に座ります。
6人掛けぐらいのテーブル席ですが、プラの板で4区画に仕切られていました。



 まずはメニューを確認します。
ずらりと並んだ品数の多さはお驚きますね。
その一番右上にある「かけそば(620円)」を注文しました。
おしぼりとお冷やを持ってきてくれた女性の店員さんに告げます。



 「かけそばお願いします」
「温かいのですか」
「はい」
うん、冷たいかけそばもできるのかな。



 最近はそば通というやつが増えてきたせいで、もりそばやせいろが標準になっていますが、私は断固かけそば派です。
ところでおなじみになった飲食店さんの仕切りでも、このお店ぐらい余裕をもって作れば、まったく問題ないです。
しかも波板なのでプライバシーも守れますね。
これはなかなか良い工夫だと思いました。



 そしてかけそばが登場です。
珍しいのは巨大な木のさじが付いていることです。
粋ではないですが、お汁を掬うには便利です。
江戸っ子は絶対使わないだろうな。



 まずはネギをお蕎麦に全部かけてしまいます。
そして一味も振りかけて。
ではいただきましょうか。
ずるっとお蕎麦をすすって、驚きました。

 おや、これは良い蕎麦だ。
太さがちょうどよくて噛んだ感じがぴったり決まります。
そして汁も良い。
しっかりと鰹節の香りがして、風味豊かな出汁でした。

 こちらのお店では初めてお蕎麦をいただきましたが、隠れた名店とはあるものですね。
そして汁もしっかり熱いです。
今年は10月だというのにまだまだ暑い日が続きますが、暑い時こそ熱いお蕎麦が似合いますね。
絶妙なバランスのお蕎麦で、最後まで飽きることなく一気に食べ終わってしまいました。
 


 するところあいを見計らって、蕎麦湯が出てきました。
本来かけそばには出さなくてもいいんですが、きっとクレーマーがいたんでしょう。
お店のほうでもケチだと思われたくないので、デフォルトで出すことにしているんだと思います。
わざわざもったいないと思いますが、お店も大変ですね。



 美味しく食べ終わってお会計です。
お酒のメニューは見つかりませんでしたが、かけそばつまみに燗酒というのもやってきたくなりました。
では、ごちそうさまでした。

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