おそばcafeプシケ@横田町
国道1号線を越えて戻り、伝馬町の通りに着きました。
ここからスマホのナビでお店を探します。
ところが伝馬町界隈は「おいべっさん」の準備でだいぶ混乱していました。
そのために少し迷いましたが、何とか目指すお店にたどり着いて一安心です。
こちらが、「おそばcafeプシケ」さんです。
以前から気になっていたお店ですが、今回ようやく行くことができました。
喫茶店風のお店なのにおそばがメインというのは面白いですね。
では中に入りましょうか。
看板に書いてあるメニューが、「はんぺんフライそば」と「エスプレッソコーヒー」だというこの組み合わせがユニークです。
開店時間は午前11時半と書いてありますが、現在は正午の少し前ですから大丈夫でしょう。
そして中に入ると先客は誰もいらっしゃいませんでした。
女性の店長さんが迎えてくれて、私は広い4人掛けのテーブル席に座りました。
メニューの説明がありましたが、ここは無難に看板にもあった「はんぺんフライそば(630円)」を選びました。
御店主は奥の厨房に戻って、お蕎麦を作り始めます。
待っている間にお店の中を眺めてみますが、いろいろとテレビ局の色紙が貼ってありました。
私は知りませんでしたが、数年前にテレビにも出たようです。
お店は結構しゃれた造りで見飽きません。
壁のメニューも黒板アート風の感じで面白いですね。
テレビを見ながら待っているとわりあいに早くお蕎麦が出てきました。
これが看板メニューの、「はんぺんフライそば」ですね。
かけそばに乗っている具は黒はんぺんのフライが二枚です。
ただし大き目のはんぺんを二枚に切ったものが二つ乗っています。
これは揚げてから切ったのではなく切ったものに衣をつけてあげてあります。
そして揚げ玉にナルトも付いていました。
添えてあるネギと一味唐辛子を入れてお蕎麦をいただきます。
使っているお蕎麦は「玉善」さんのものだと書いてありましたが、シンプルで美味しかったです。
そしてやはりはんぺんフライはいいですね。
注文を受けてから揚げたものでしょうが、静岡人には馴染みのあるものです。
しかし私の記憶の中でも、これをお蕎麦に載せたものは初めてです。
こういうアイデアには驚きました。
食べている間にお一人年配の男性がお客さんとして入ってきました。
おかみさんとお話をしましたが、コロナ禍でおいべっさんもしばらく縮小されていたそうです。
それがようやく復活して賑やかさが戻り今年は期待しているということでした。
昔は商売をしているお店には必ず大きな熊手の飾りがありましたが、最近はほとんど見かけません。
街の姿もだんだんと変わっていくものでしょうか。
お蕎麦は美味しかったですが、もう少し汁が熱ければ万全でした。
食べ終わってお会計をし、お店を後にしました。
ごちそうさまです。