とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

「キリエのうた」(ネタバレ注意)

2023-10-17 23:59:00 | 映画
上映時間3時間は、岩井俊二監督がすべて盛り込んだ作品だからだと感じた。

現在と過去がもつれつつ、アイナ・ジ・エンドが一人二役だったりするので、考えながらストーリーを追うところがあったが、
アイナ・ジ・エンドが演じる路上ミュージシャン・キリエの歌に感情を揺さぶられ、引き込まれることで、長くは感じなかった。

松村北斗が演じた夏彦、広瀬すずが演じた真緒里の苦悩も、キリエの歌に昇華されているのだと思う。

点数は、8点(10点満点)。

タイトル:キリエのうた
製作年:2023年
製作国:日本
配給:東映
監督:岩井俊二
主演:アイナ・ジ・エンド
他出演者:松村北斗、黒木華、広瀬すず
上映時間:178分


ゴッホと静物画(SOMPO美術館)

2023-10-17 23:50:00 | 美術館
SOMPO美術館にて、開催初日の「ゴッホと静物画ー伝統から革新へ」を鑑賞。

17世紀から20世紀の静物画の流れの中にゴッホの作品を位置付けて紹介する展示。
メインは、ゴッホの「ひまわり」と「アイリス」。

ゴッホは花を描くことで色彩の実験をしていたことには納得。
人物画を描きたかったものの、モデルを雇うお金がなくて、静物画を描いていたというのは、少し悲しい。



フィンセント・ファン・ゴッホ ひまわり(1888年)


フィンセント・ファン・ゴッホ アイリス(1890年)


フィンセント・ファン・ゴッホ 靴(1886年)


フィンセント・ファン・ゴッホ 皿とタマネギのある静物(1889年)


ポール・ゴーギャン 花束(1897年)