曜変天目に惹かれて、丸の内に移転した静嘉堂文庫美術館にて、「響きあう名宝-曜変・琳派のかがやき」を鑑賞。
静嘉堂は、三菱二代目社長の岩﨑彌之助と、息子で四代目社長の岩﨑小彌太によって、創設、拡充された。
現在は、国宝7件を収蔵している。
その中でも、逸品中の逸品といえるのが、曜変天目だ。
曜変天目は、現存するものは3点しかないが、そのうちの1点だ。
静嘉堂で収蔵されているものは、「稲葉天目」と呼ばれており、徳川家光から春日局に下賜されたものが、春日局の子孫の稲葉家に受け継がれたものだ。
歴史上の人物にまつわる逸品であることもさることながら、茶碗自体の美しさにいつまでも観ていられる。
他にも、書画、陶磁器、刀剣、蒔絵などの名品を観ることができた。
明治から昭和初期にかけての混乱の中、岩﨑彌之助、小彌太父子が日本の宝を散逸させなかった偉業があっての名品鑑賞と思うと、感慨が深い。
美術品は作者もすごいが、それを今に残すための営みにも同じぐらい価値があると思えた。
静嘉堂は、三菱二代目社長の岩﨑彌之助と、息子で四代目社長の岩﨑小彌太によって、創設、拡充された。
現在は、国宝7件を収蔵している。
その中でも、逸品中の逸品といえるのが、曜変天目だ。
曜変天目は、現存するものは3点しかないが、そのうちの1点だ。
静嘉堂で収蔵されているものは、「稲葉天目」と呼ばれており、徳川家光から春日局に下賜されたものが、春日局の子孫の稲葉家に受け継がれたものだ。
歴史上の人物にまつわる逸品であることもさることながら、茶碗自体の美しさにいつまでも観ていられる。
他にも、書画、陶磁器、刀剣、蒔絵などの名品を観ることができた。
明治から昭和初期にかけての混乱の中、岩﨑彌之助、小彌太父子が日本の宝を散逸させなかった偉業があっての名品鑑賞と思うと、感慨が深い。
美術品は作者もすごいが、それを今に残すための営みにも同じぐらい価値があると思えた。
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