ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

生まれた!

2006-07-08 23:55:15 | 平々凡々
18時40分、メールが入った。見ると無事に男の子が生まれた、とのこと。良かった、やっと生まれた、の思いである。折り返し、携帯を掛ける。母子ともに元気か?子供は無事か?支障は無いか?などなど。無事なことを確認して、やっと生まれたんだ、と安心した。初孫ではあるがまだ実感は無い。

  それは、赤ちゃんを見てからだろう。話を聞いていた同僚から祝杯の嵐が巻き起こった。実は歓送迎会の席だったのだ。

 7月に入って1週間、歓送迎会は3回目だ。1日おきに開かれている。先般報告した会社復帰に併せて社内組織や人事異動があって、その関連の歓送迎会がこの5日間で3回開かれた。長女の出産予定日と重なったが、会社の行事なので欠席するわけもいかず、やきもきしていた。

  予定日以降、我が家は臨戦態勢で娘婿、妻に加えて次女までが長女の容態を気遣っている。初産なので痛みが激しいのだろう。長女が痛みを耐えるのにテーブルを押すのを受け止める役、腰を押して痛みを和らげる役、汗をぬぐう役、とそれぞれ役割分担している。私だけが部外者みたいな感じがしたが、それも仕方ないとあきらめていた。

  この4日間で、数分毎の陣痛が始まったと思って、病院に連れ込んだのが2回、ところが、病院内では陣痛が治まって自宅待機となっていたのだ。長女もきつかったと思うが、娘婿と妻もその間ずっと付きっきりで看病していたので疲れ方は半端じゃなかった筈だ。それが今日、私が出勤した後の10時に、病院に入り、それから8時間、無事に男の子が生まれたのだ。まだまだ遅れると思っていたので正直びっくりした。2700グラム位かなと思っていたのに2490グラム。この数日のどたばたでやせたみたい。

  長女は私に似て小柄のため、無事に赤ちゃんが産めるか、心配していたが良かった。陣痛の痛みは決して男には分からないと云われるが、女の仕事を無事に勤め上げた娘を褒めてやりたいと思う。この4日間の娘の頑張りはもちろんだが、娘婿も妻もよく頑張ったと思う。妻の出産の時、出勤して立ち会わなかったといまだに文句を言われている私からいえば、この1週間、娘婿はよく頑張ったと思う。それに引き換え、私は連日、飲み会だったと言われることだろうが、その中傷は腹の中に飲み込んで、良かったと心の底からしみじみと感じている。
  名前は「和音」と書いて「かずと」と読む。夫婦で決めており、ずっと秘密にしていたが昨日初めて明らかにしたものだ。長女が息子に「早く会いたいよ、和音君」と呼んでいたと思うが、良かった。(何度も同じフレーズと思うが、本当に良かった、と思ってるので・・・)

コメント (29)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする