ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

休日に

2010-04-08 09:46:28 | アウトドア

 

     たっ君

 

    火曜日、休みの日だ。久しぶりに晴れで気温も20度まで上がるとの予報だった。いつものように6時前には眼が覚めた。もう少し眠れたら良いのにと思わないこともないが、出勤時間に対応しておかないと、肝心な時に起きられなくなる。

 

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 いつもの休日のように私が作った味噌汁の朝食が終わって、朝刊に目を通していると次女がやってきた。今日は休みで昼からたっ君の定期健診だという。7ヶ月を過ぎたたっ君、朝青龍のように厳しい目付きだったのが丸く柔らか目を帯びて、可愛くなった。先日の大騒ぎが嘘のように、健康的な赤みを帯びた白い肌をしている。おもわず頬ずりしたくなるが、次女の監視の眼が厳しいので抱き上げるだけにしている。

 

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 そうこうしていると和君を連れて長女までやってきた。和君の始業式は水曜ということで、春休み最後なのだった。いっぺんに賑やかになったが、私は表通りのダイソーに頑丈なゴム帯を買いに行った。

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 買ったゴム帯に貝堀り用の小さな熊手を結び、逆側にS字フックを付ける。熊手の先に枇杷の枝を引っ掛けて手繰り寄せようと考えたのだ。枇杷の木も随分高くなって、脚立に立っても私の背丈では届かないところまで伸びている。今年の収穫が終わったら、高いところを切り落とすことも考えねばならない。今年1年は何とかこのままで収穫しなければと考えた次第。

 

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 枇杷の袋を腰にぶら下げ、脚立に据わったり立ったりして袋掛けを始めた。実は先週、時間が有ったので袋掛けをしたのだが、その時は214枚を掛けたがまだ半分も掛け終わってなかった。今年は異常なくらいの豊作だが、吝嗇な私なので出荷農家のように出来が悪い実を落とす作業はしていない。一枝3個を目処に剪定はしたのだが。

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 10時過ぎから枇杷の葉の中に埋もれて一心不乱に作業に没頭した。足元がふらつくと脚立に立つのは危険なのだが、不思議なことに体力が充実して、そんな恐さを吹き飛ばしてくれた。

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暖かい日差しの中で、和君とババが外に出てきた。ピアノレッスンに来ている子供達も一緒に。そしてかくれんぼを始めた。最近和君はかくれんぼが面白いようで、家の中でもかくれんぼをしている。それがいつも同じところに隠れるのだが、本人は至って真面目に「もういいよ!」と叫んでいる。声が聞こえると見つかる事が分かっていないのだろうか。子供達や妻のはしゃいだ声を聞いていると、和君、ミカンの木に隠れているようだが、相変わらず同じ場所のようだ。

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昼食休憩の後も作業を続け、全部が終わったのが4時前。計530枚の袋を掛けた事になる。この小さな木では実が付き過ぎだろうか。疑問は残るが今年の出来を見て来年から調整する事にしよう。

 

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やはり疲れていたのだろうか、暑さに負けたのだろうか、シャワーを浴びた後は書斎でまどろんだ。

 

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コメント (10)
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