ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

10年ぶりに大阪

2010-07-29 09:18:27 | 紀行

 

小倉駅でレールスター

 

   隔日出勤のパートさんになって早くも4カ月。ライン業務ではないので気楽に勤めている。私の仕事は技術継承と新製品開発。どちらもマイペースで進められるのが嬉しい。社のTOP陣も私の思うようにやってくれたらよいと、応援してくれているのもうれしい。

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ただ最近は営業技術というか、営業をサポートしての客先折衝が少なく、それに応じて出張もないのでデスクワークに飽きてきていた。こんな中、私が半年掛けて独自に検討していた某電力会社向けの新製品を積極的に進めるように指示が出た。大手総合電機メーカーが5千万円以上で納入している製品であるがそれを安く作り上げるというのが、私への命題だ。旨く行けば大手に為り替わって数年間で数億円の売り上げが見込まれるので、営業サイドとしても頑張りたいのだ。

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実を言うと、この製品は当社では製作できない。銅管を巻いてその中に水を通すというものであり、変形させずに銅のチューブを巻く技術がないのだ。特殊技能なので、当社の仕様で製作に応じてくれる会社と共同で開発する必要があった。

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このため、2カ月くらい前からインターネットでその技術を持っている会社を見つけ、当社と協力して製作してもらえるか打診していたのだが、このほど大阪にある会社が何とかなりそうだとのことで、その会社の規模・実力・技術力などを確認するために出向くことにした。

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この仕事は私一人が特命で担当していたので、私一人でのんびり出かけたかったのだが、部内では私の仕事の進め方を若手に実地研修させたいと、若手を連れて同行することになった。

 

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10年ぶりの大阪は変わっているようでもあるし、見慣れたようでもあって、不思議な感覚だった。新大阪から大阪に戻り、阪急の梅田から神戸線に乗って神崎川で下車した。出がけの九州は2週間ぶりくらいに台風の余波で雨が降ったのだが、大阪はカンカン照り。クールビズでノーネクタイだったのだがそれでも汗は噴き出た。1時半に訪問する約束だったのだが、乗り継ぎなどが順調で、1時前には神崎川駅に着いた。ところがこの駅には待合室がなかった。が、目の前にパチンコ屋があったので迷わずに飛び込んだ。平日の昼間ということもあってか、お客はまばらだったが私達は休憩シートに座って外界の暑さから逃げたのだった。(パチンコはよく宣伝に出てくる海物語が人気のようで、沖縄の海を背景に若さいっぱいの健康美女がほほ笑んでいた。私もお金に余裕があれば・・・と思ったのだが)

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<o:p>奏君と今朝の小玉スイカ。</o:p>

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打合せは順調に推移し、新製品開発に明るい目途も立って、設計・見積もりをお願いして無事に終えることができた。従業員が30人程度の小さな会社ではあるが、若い社長のモットーが「人を育てる」ということで、やる気溢れた発展途上の会社と見受けられたのが嬉しかった。

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帰りの阪急電車で、降りるときに切符を失くしていたのに気付いた。梅田で女性駅員さんから「今回は認めますけど、次回は切符を買いなおしていただきます!」と恩着せがましい口調で言われたほかは、特に問題もなく帰りついた。それにしても、最近は自分の行動に責任が持てない気がする。切符はどこで落としたんだろう? 取り忘れ? 皆目覚えてないのが悔しい。

 

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コメント (12)
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