花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

昆虫観察、幼虫あれこれ、セスジスズメ、アカボシゴマダラ、ヒロヘリアオイラガ、他

2021-08-30 | 昆虫
又昆虫観察と言っても全て幼虫ですので、苦手な方は、即スルーして下さい。
蛾の大きな幼虫は後ろに角のようなものが出ているのが特徴で、
頭隠して尻出しているとお尻を間違って撮る失敗のものあります。

セスジスズメ
チョウ目スズメガ科ホウジャク亜科、体長(終齢)80mm前後、発生時期 6-10月、大型の害虫。 
全身が黒色をして、体には眼状紋と呼ばれる模様があるというのも大きな特徴です。
確かに以前に撮ったのはもっと黒色でした。稀に黄緑色の幼虫もいるとか。
ヤブガラシ、サツマイモ、サトイモなどをはじめ色々なものの葉を食べる。
 

アカボシゴマダラ
チョウ目タテハチョウ科コムラサキ亜科、体長(終齢)40mm前後、発生時期 1年中、 
アカボシゴマダラの顔が可愛いらしいが撮り損ねてしまい、覚えておきます。
似たゴマダラチョウとの違いは、本種は背中の突起が4対と尾が先が閉じていることで見分ける。

ヒロヘリアオイラガ
チョウ目イラガ科、体長(終齢)22mm前後、発生時期 6‐10月、
緑色で、背面と側面に斑紋が連なった青い帯がある。細かな棘がはえた突起が並び、
身体のやや前方にはオレンジ色の棘がはえた突起が1対ある。全身に毒棘と毒針毛をそなえ、
触れると痺れたように痛む。 
緑色で、背面と側面に斑紋が連なった青い帯がある。細かな棘がはえた突起が並び、
身体のやや前方にはオレンジ色の棘がはえた突起が1対ある。
全身に毒棘と毒針毛をそなえ、触れると痺れたように痛む。上側が頭側です。

キイロスズメ
チョウ目スズメガ科ホウジャク亜科、体長(終齢)90mm前後、発生時期 6‐10月、
幼虫は私たちが食べる山芋の葉っぱが大好き ということです。 色は2色ある  
褐色型  下側が頭です。

ヨツボシホソバ
チョウ目ヒトリバガ科コケガ亜科、体長(終齢)30mm前後、発生時期 1年中、
毛虫の毒は、色味が黒と赤色ぽさから毒がありそうで、幼虫は樹幹にいることが多く、有毒なので注意。 
食草は、地衣類、苔のようなものを食べています。


よく葉っぱがクルクル巻きになっていますが、中からこんなに虫が出てくることがあります。
名前は不明です。

フタトガリアオイガ(フタトガリコヤガ)
チョウ目ヤガ科、体長(終齢)37mm前後、発生時期 6-9月、
虫の食餌植物は、その名のとおり、アオイ科の植物です。
因みに、この写真はムクゲの葉に居たもので、ムクゲはアオイ科の木です。 

フクラズズメ
チョウ目ヤガ科、体長(終齢)65mm前後、発生時期 6-11月、
フクラスズメの幼虫。敵の気配を察すると激しく体を揺する習性がある。 
食草 カラムシ(苧),イラクサ(刺草),ヤブマオ(藪苧麻),コウゾ(楮)等


竹の切り株から這い出して来たハチの子(幼虫)です。
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