木の名前が分からないのに更に似たもの同士で覚え難しです。
最初にネズミモチとトウネズミの木です。
個体差があり葉の形、先端の尖り具合等に違いがありますが、大雑把には、
ネズミモチは、実は黒っぽく、枝は白っぽい。葉は厚く葉脈が薄くはっきりとしない。
トウネズミは、実は白い粉がふいたようで、ぶどうの房のように沢山なり、枝は赤茶色。
葉脈ははっきりと見える。 日にかざして葉を確認すると分かり易い。
▼ネズミモチ(鼠黐)
モクセイ科イボタノキ属、常緑小高木、花期:5月~6月、
葉がモチノキに似ていて、果実がネズミの糞に似ているところからの命名なのです。
葉は長さ4-8cm、全縁。厚くて両面無毛。楕円形であるが、日光を強く受ける葉は
より丸くなる傾向があり、若い個体やシュートでは細長く先端が尖る傾向がある。
実は紫黒色の1cm弱の楕円形。
▼トウネズミモチ(唐鼠黐)
モクセイ科イボタノキ属、常緑小高木、中国原産、花期:6月~7月、
ネズミモチより、葉も実もやや大きい。
実はたくさん付けて垂れ下がっている。果実はネズミモチよりやや球形になる。
〇〇モチの名前がついていても、バラ科とモチノキ科で別系統です。
▼カナメモチ(要黐) 別名:アカメモチ
バラ科カナメモチ属、常緑小低高木、花期:5月~6月、
果実は、冬に赤く熟す。直径5mmくらいの楕円上球形で、先端に萼片が黒く残る。
この実の特徴はバラの実を含めて、共通性がある。
▼クロガネモチ(黒鉄黐)
モチノキ科モチノキ属、常緑高木、花期:5月~6月、
「苦労がなく金持ち」に通じるネーミングから縁起木として知られる、モチノキの仲間 。
花の少ない時期に比較的長い間、綺麗な赤い実をつける。庭木として最大級。
花の少ない時期に比較的長い間、綺麗な赤い実をつける。庭木として最大級。
クロガネモチとモチノキも似通っていて素人の私には判断が難しい。
あえて違うと言うのは、
クロガネモチは葉柄が黒紫色で、モチノキは黄緑色。
また、モチノキは最大樹高が10m程度であるのに対して、クロガネモチは20mと、
より高くなる。秋にできる実はクロガネモチの方が鮮やかであり、モチノキは、くすんだ朱色で実の数もより少ない。
▼モチノキ?
よく分かりません。枝は黄緑色のようなきがするが、もう少し調べてみます。
▼クコ(枸杞) 英名:ゴジベリー
ナス科クコ属、落葉低木、東アジア原産、花期:8月~9月、
株全体に薬効があり「不老長寿の源」と呼ばれる。
エイジングケアや美白ケアに引っ張りダコの「クコの実」
▼カリン(花梨)
バラ科ボケ属、中高木、中国原産、花期:4月
最初は黄色い実が何かわかりませんでした、落ちていた実から見て、
マルメロにも似ているがカリンと思いました。
カリンには咳どめ効果があるようで、カリン酒などに利用されています。
果実は楕円形のものが多いですが、円形のものもあるようです。
▼ザクロ(柘榴)
ミソハギ科ザクロ属、落葉小高木、花期:5月~7月、
種類は普通のザクロのほかに、矮性で果実も小さいヒメザクロがあります(我が家)。
甘い実のものも出回っている様ですが、あまり食べる気がしません、鑑賞用で十分
▼ボケ(木瓜)
バラ科ボケ属、落葉低木、中国原産、花期:3月~5月、
庭木や盆栽、生け垣、切り花として観賞され、 品種は多い。
香りのよい果実を使って果実酒やジャムをつくることができるようです。
▼キヅタ(木蔦) 別名:フユヅタ
ウコギ科キヅタ属、常緑つる性木、花期:10月~11月、
若いキヅタの葉はトウカエデのように三つに裂け、花が咲くような古いキヅタの葉は裂け目のない卵型。
同じウコギ科のヤツデに似たボール状で、咲き始めは紫色を帯びて美しい。
花の後には直径8ミリほどの実ができ、翌春に黒紫色に熟す。
▼ヤツデ(八つ手)
ウコギ科ヤツデ属、常緑低木、花期:11月~12月、
円錐状に咲く白い花は、花が少なくなる冬の庭にあって、ひときわ目立ちます。
その後、実った果実は翌年5月に黒く成熟します。
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