晩秋から初冬へと季節は変わり、肌寒く感じる日も多くなりました。
この時期の草木は実を付けることが多いですが、花で目につくものに、
華やかさはないですが、ヤツデやヒイラギ等があります。
▼ヤツデ(八つ手) 別名:テングノハウチワ
ウコギ科ヤツデ属、常緑低木、花期:11月~12月、翌年5月黒色の実を付ける。
ウコギ科ヤツデ属、常緑低木、花期:11月~12月、翌年5月黒色の実を付ける。
枝の頂部から伸びた花茎に直径5ミリほどの白い小花が25輪ほど毬状に集まって咲く。
花には5枚の白い花弁があり、春の花のような芳香を放つ。
地味な花だが他に花が少ない時季であるため、キンバエやハナアブなどの虫が多数集まる。
雄しべが伸びる雄性期の後に、雌しべが伸びる雌性期がやってくる。
つまり、同じ花が時期によって性を変える仕組みになっているが、
一番最後に咲く花は雄花のままで終わるため、一般的には両性花と雄花があると表現される。
両性花になる花は上部に多く、下部の花は雄花で終わることが多い。
日陰でも育つので育てやすい。八つ手と言うから大きな葉が掌状に8裂かと思いきや
7裂又は9裂が多いようで、稀に5つ、あるいは11裂となる。
八手の八は数が多いという意味があるからのようです。
7裂又は9裂が多いようで、稀に5つ、あるいは11裂となる。
八手の八は数が多いという意味があるからのようです。
▼ヒイラギ(柊)
モクセイ科モクセイ属 常緑小高木 花期:10月~12月中旬
冬に白い小花が集まって咲き、甘い芳香を放つ。とげ状の鋸歯をもつ葉が特徴 。
若樹のうちは葉の棘が多いが、老木になると葉の刺は次第に少なくなり、
縁は丸くなって先端だけに棘をもつようになる。
この時期は、花は少ないが早春を思い出す花に出合い、春が来るのが待ち遠しいです。
▼ロウバイ(蝋梅)
ロウバイ科ロウバイ属、落葉低木、中国原産、早生種は12月頃、晩生種は2月にかけて咲く。
ロウバイ科ロウバイ属、落葉低木、中国原産、早生種は12月頃、晩生種は2月にかけて咲く。
▼ユキヤナギ(雪柳) 別名:コゴメザクラ
バラ科シモツケ属、落葉低木、花期:2月~4月、
毎年今頃でも流石に満開状態にはなりませんが、川土手でよく花を見ます。
バラ科シモツケ属、落葉低木、花期:2月~4月、
毎年今頃でも流石に満開状態にはなりませんが、川土手でよく花を見ます。
▼エゴノキ
エゴノキ科エゴノキ属、落葉小高木、花期:5月~6月、
エゴノキ科エゴノキ属、落葉小高木、花期:5月~6月、
和名は、果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに由来する。
流石に鈴なりに咲いていることはありませんが、以前もこの場所で見ました。
流石に鈴なりに咲いていることはありませんが、以前もこの場所で見ました。
▼ボケ(木瓜)
バラ科ボケ属、落葉低木、中国原産、花期:3月~5月、庭木、盆栽、我が家は鉢植え。
▼クサボケ(草木瓜)
バラ科ボケ属、落葉低木、花期:3月~5月、ボケよりひと回り小さい。
枝が横に広がって草状に立ち上り、葉が出ると共にオレンジ色の花を咲かせる。
▼ツツジ(躑躅)
ツツジ(躑躅)とはツツジ科の植物であり、学術的にはツツジ属の植物の総称です。
サツキもチラホラと見かけます。
スイセン等の草の花も見かけるようになりましたが、後日回しにします。
春よ来い、早く来い。本番の花を見たい心境です。
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