6/14に未熟な実の樹木の実編をアップしたので、その続編としての草花編です。
あまり良く見ることもしないので、見応えがないつまらないものばかりですが、
これも記録の一つと思い、そしてその花を少しでも知ると言うことで容赦願います。
▼ニゲラ(クロタネソウ) キンポウゲ科クロタネソウ 果実:8‐10月
▼オルレア(ホワイトレース) セリ科 緑色イガイガがやがて褐色に中から種が
▼クレマチス キンポウゲ科 これ実を放っておくと白い毛が生えて尚一層 絵になる。
▼ムラサキナハナ(オオアラセイトウ) アブラナ科 サヤが茶色く変色したら、中にある種を採取
▼ホオズキ ナス科ホオズキ属 花より赤やオレンジに色づいた、提灯の様なものに親しみ。
▼キショウブ アヤメ科 果実は断面がほぼ三角形、長楕円形、成熟すると3裂し、銅褐色で偏平な種子。
▼ツルマンネングサ ベンケイソウ科 日本のものはふつう結実しない 。
▼オヘビイチゴ バラ科キジムシロ属 この実が赤でなく褐色とは知らず、難儀した、
草むらの中のものを撮った違う花と勘違いし、再度葉を確認して決めた。
▼チチコグサモドキ キク科チチコグサモドキ 属
そう果は楕円形。冠毛は基部が環状に合着しているので痩から離れてもばらばらにはならない。
▼オヤブジラミ せり科ヤブジラミ属、 茎や葉は紫色を帯びる。
ヤブジラミに似るが、小果柄が 短く果実はやや長く、先がカギ状に曲がった刺毛がある。
▼ツルハナシノブ ハナシノブ科クサキョウチクトウ属、 花は紫色、果実は蒴果です。
▼カタバミ カタバミ科 果実は円柱状で 種子は1メートル前後に広がって飛び散ります。
▼ナヨクサフジ マメ科ソラマメ属 花は片側、 果実は約3cm、大小6個の種子がある。
▼コメツブツメクサ マメ科シャジクソウ属 豆果は枯れた花弁に包まれて成熟 。
▼ウマノアシガタ キンポウゲ科 集合果は球形。そう果は倒卵円形、長さ2〜2.5mm、無毛 。
よく似ているキツネノボタンは、花柱の先がひどく曲がる。
▼ハナウド せり科シシウド属
全て同じ場所ではないが、全部ハナウドの実として良いのか迷ってしまいました。
似た花にオオハナウドがあります、違いもイマイチはっきりとしないです。
若い実、だけでは説明がつきません。あまりこれらの実を撮っている例が少ない。
このブログを書いて思ったこと。
植物は花から実になるが、実だけを見てその花の名前を当てるのは難しい。
こんな「ダサい」ことをしても何になるの、膨大な花があるので、完全に熟すのを待つべき、
チョット虚しい気分にもなりました。
花にとって一番輝かしい時に撮って貰いたいと思っているかもしれませんね。
<実に関しての言葉一口メモ>
「子房(しぼう)」がふくらんで大きくなったものが実、実のことを果実ともいいます。
「子房」の中の「胚珠(はいしゅ)」が熟したものが種子です。
「子房」の中の「胚珠(はいしゅ)」が熟したものが種子です。
単果とは、1つの花から1つの実ができるもの 。(モモ・リンゴ等)
複合果は、1つの花からたくさんの実ができ るもの。(キイチゴ・ダイコンソウ等)
集合果は、たくさんの花が集まって1つの実ができるもの。(クワ・イチジク等)
実は、ふくまれている水分によって液果と乾果にわけることができます。
液果とは、多肉化した果皮が成熟後も水分を多くもっている果実である。
蒴果とは、果皮が乾燥して,基部から上に向って裂ける、
成熟すると心皮と同数の裂片に裂け、種子を散布する。
痩果とは、小さな乾いた果実で,果皮は硬くて裂開せず,中に1種子をもっているもの。
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花から実になり、朽ちていくスガタ、
その折々がうつくしいと感じます♪
きっと、オワリではなく、
ハジマリでもあるからではないでしょうか。
さすが、草花の良さを伝える伝道師ショカさんならではではの言葉ですね。
私は昔から物事の中心に身を置いたことがないので、昔、巨人、大鵬、卵焼きと当時の子供の人気もののようなものを避けていたように感じています。
脇役的なものにばかり目が行っていました。
今でも、人気者が嫌いと言うわけではないですが、陰で頑張っているようなものに気が行ってしまいます。
だからその時々の価値を大切にしたいと思っています。
Thanks,