花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

小さな虫の世界(6月) 初見のオトシブミからヒゲナガガ等。

2022-06-17 | 花の写真
ニッチな趣味ではないですが、ニッチはビジネスの分野ではよく使われる言葉ですが、
多くの人が取り上げないようなものを取り上げたいと思い、
多くの人が気にしない小さな昆虫から幾つか選んでみました。

ヒメクロオトシブミ
甲虫目カブトムシ亜目オトシブミ科  大きさ 4-5mm  時期:4‐8月、
黒色のオトシブミ。この仲間の他種とくらべると頭部が短い。
脚は、黒色のものと黄褐色のものがいる。

「レンズ」では、キリンクビナガオトシブミが出てオオッと思ったが、
これは、マダガスカルしか生息しないとあり、首の長さも色も違いました、「ガクッ」。
オトシブミは、江戸時代に他人にばれないように手紙を道端に落とし、
他人に渡したという「落とし文」から来ている。 
落とし文の様な筒状に巻かれた葉が落ちていることがある。
この「落とし文」をせっせと作って路面に落とすのがオトシブミ科の昆虫である。

マルウンカ(丸浮塵子 )
カメムシ目マルウンカ科マルウンカ亜科 5.5-6mm  5‐8月
円形で、褐色地に白紋があり、まるでテントウムシのように見えるウンカの仲間。
体色には個体変異があり、全身が黒褐色のものもいる。
テントウムシやハムシの仲間と思って甲虫目で見当たらない、カメムシ目でした。
テントウムシはこんな感じですから。

トビケラ (モリシタクダトビケラ?)
トビケラ(飛螻蛄)はトビケラ目 の昆虫の総称。
ほとんどの種で翅が刺毛に覆われている。全世界で46科、12,000種以上が認められ、
日本ではそのうち29科、400種以上の生息が認められているらしいが、
情報も少なく、 詳細名はよく分かりません。
アオヒゲナガトビケラ   18-20mm   4‐10月


クロハネシロヒゲナガ
チョウ目ヒゲナガガ科  13-15mm   4‐6月
翅は黒色で紫色~赤銅色の光沢があり、白く長い触角を持つヒゲナガガの仲間。
林の周辺をゆっくり、ひらひらと飛ぶ姿は優雅ですよ。
下:♀かも

ヒゲコメツキ(髭米搗虫) 
甲虫目コメツキムシ科  21-27mm  5‐7月
光沢のある赤褐色で、黄白色の細かい紋をもつ大型のコメツキムシ。
オスは、くし状の立派な触角を持つ。メスの触角は鋸歯状。

ダイミョウキマダラハナバチ(キマダラハナバチ)
ハチ目ミツバチ科  11-13mm  4‐5月
黒褐色で、腹部に黄色の縞模様があるハチ。肢と触角は赤褐色。


▼小さなカタツムリ(蝸牛 )
カタツムリは、陸に棲む巻貝のうち殻を持つもの総称。
殻が細長いもの等もいるが、中でも球型や饅頭型の殻を持つものを指すこと を言う場合が多い。
厳密な定義がないため、殻をもつ陸貝をすべてカタツムリと呼ぶ場合がある。

左と右のカタツムリの違い分かりましたか? 右は左巻きです。右巻きが圧倒的に多いです。
殻が無いものを大雑把にナメクジと言う。


▼?? こんな昆虫いるのか? 撮り方がヘンなのか?小さな虫のような気がしますが、、。
昆虫のなかでも特にマイナーなものを選んでみましたが、
今年は是非、玉虫色の言葉もある、タマムシに出会いたいですね。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
タマムシ (青空)
2022-06-17 23:35:16
こんばんは。
タマムシに会えるといいですね。
私のところには毎年やってきてくれます。
小さな桜の木の周りに飛んでいるのをよく見かけます。
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Re:タマムシ (MIMI69)
2022-06-18 06:55:09
青空カフェさん おはようございます!
コメントありがとうございます。
いつもブログを拝見して、自然の豊かな所で、その恵みと共生して過ごされているのがよくわかります。
タマムシも何年か前に、普段言ったことがない公園で一度見たことがありました。
その時に、見つけて写真を撮っていた時に、そこに来ていた園児が、寄ってきて虫を見せたら、多くの園児が集り、付き添いの先生に、不審者のような目で見られた記憶があり、
折角自然に興味を持ってくれていたのになぁと思いだしました。

今年は、桜の木などの周りは特に気を付けて見ていくようにします。
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