まだまだ猛暑が続いており、ゆっくりと花を探している余裕がないです。
河原の中洲に生えているヨシなども草刈り機が入り、切り倒しています。
切り取った後でもキリギリス等の虫が賑やかに鳴いているのが聞こえます。
変わり映えのないつる性の野草花を、2,3取り上げてみました。
▼クズ(葛)
マメ科クズ属、多年草、花期:8月~9月、
荒地や空き地にはびこっています。基部は木質、上部は草質となり、長さ10mに達する。
葉腋からのびた軸に総状花序をつくります。花は長さ1.8~2センチ、色は赤茶色で、
形は蝶形で旗弁、翼弁、竜骨弁からなっています。
根は太く大きく、多量のデンプンうを含み、葛粉が取れ食用の他、薬用にも使われる。
和名は大和(奈良県)の国栖(くず)が葛粉の産地であったことに由来。
▼シロバナガガイモ(白花蘿藦、鏡芋 )
キョウチクトウ(ガガイモ)科、 多年草、花期:8月、ガガイモの白花品種。
ガガイモは20/7/22に投稿済ですが、花色が淡紫色ですが、これは白花なので投稿。
▼センニンソウ(仙人草)
キンポウゲ科センニンソウ属、 木質の多年草、花期:8月~9月、
センニンソウとボタンヅルで20/8/16に投稿済です。
▼アレチウリ(荒地瓜)
ウリ科アレチウリ属、1年草、北米原産、花期:8月~9月、雌雄同株。
黄白色の花をまばらにつける。雄花と雌花はそれぞれ別の花序につき、
雄花序は長さ10〜15cmでまばらに雄花がつく。
雄花は直径1cm。雄しべは花糸も葯も合着し、キノコのような形になっている。
これは雄花のようですね。
川沿いの植え込みなどに覆いかぶさるように生えています、花は咲き始めた所でした。
(特定外来生物に指定されている。)
*最近あまり行動的でなくなったので昨年の雌花を貼り付けておきます。
雌花が頭状に集まってつく。雌花の柱頭は3個。果実は長卵形の液果が数個集まって付く。
▼カラスウリ(烏瓜、唐朱瓜 )
ウリ科カラスウリ属、多年草、花期:8月~9月、雌雄異株、
夕方から咲いて、花冠の細い裂片が伸び、朝には縮んでいる。
昼間の縮んだ花しか見れないので夜家の前に出て見ました。雄花です。
液果は球形または長楕円形で長さ5〜7cm、熟すと赤くなる。
▼スズメウリ(雀瓜)
ウリ科スズメウリ属、1年草、花期:8月~9月、
雌花、雄花共に同じ株の葉腋に付く、果実は径10mmほどの球形で白く熟して吊り下がる。
*実は昨年の11月撮影したものです。
▼フウセンカズラ(風船葛)
ムクロジ科フウセンカズラ属、1年草、北米南部原産、花期:7月~9月、
夏に緑がかった白色の小さな花を咲かせ、その後、紙風船のようにふくらんだ袋状の果実をつけます。
繊細な草姿と、風に揺れる果実は見た目にも涼しげで、緑のカーテンにも向いています。
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やはり今は雄花ばかりですか。
と思っていたら、ウリは、同じ葉の元から雄雌が出て来るんですねー。
面白いです~。(お花も可愛い)
暑い中大変でしたね~。
ありがとうございました^^。
失礼しました~。
カラスウリは、家の直ぐに前ですのでお疲れ様と言われるほどでないのですが、面倒くさがりで前回撮っていなかっただけです。
花の投稿する時は、必ず調べ直して投稿するようにしていますので、細かい所まで読んで下さり有難うございます。
物忘れは何度も繰り返してやらないと忘れてしまいますので、同じ花が出てくるかもしれませんがお許し下さい。
栗の木にぶら下がってた紫色のきれいな花。
なんだろう?って思っていたので
葛とわかってスッキリしました。
ありがとうございました。
MIMI69さん宅の前の道に落ちてるすご〜く小さな実
とうまが通るたびいつも食べてるんですが
何の実なんでしょう?
とうまくんの散歩が朝早いためか最近は会っていませんね。
黒い小さな実のことでしょうか?
だとするとミズキ(水木)だと思います。
春に葉がキアシドクガ幼虫の食草となった木です。
ミズキの実は8月~10月に紺色~黒く熟します。
果柄が赤くなるので良く目だち野鳥の餌になります。
調べたらツキノワグマの好物で冬眠前の大切な食料になるようです。
昔、ウチのミミも今の時期散歩中にセミを追いかけていましたね。
しかし、花も含めてNGのものは多いですから気を付けて下さいね。
また、毒はないとされる実も未熟な実や種はシアン化合物が含まれるものもあるので(青梅とか小豆とか)気を付けないといけないようです。