花粉症(アレルギー性鼻炎)と言えばその原因となる植物は、
春はスギやヒノキの花粉症、夏はイネ科、秋は、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラ等です。
秋のブタクサは、
ブタクサ花粉の飛散時期は8-10月。日本ではスギ、ヒノキに次いで多い花粉症です。
背が低い草花で、飛散距離が短いため、近づかなければ避けられるが、
特に早朝の風の強い時間帯は集中して飛散するため、散歩やジョギングは注意が必要。
鼻、目の症状のほか、喘息の原因にも。
ブタクサにも二種類あり、桑の葉に似た葉を付けクワモドキとも呼ばれるオオブタクサと
ヨモギとそっくりな葉を付けるブタクサがある。
家の近くには、オオブタクサばかりが群落を作っている。
▼オオブタクサ(大豚草)
キク科ブタクサ属、1年草、北米原産、花期:8月~9月、要注意外来生物に指定。
写真にも見るように2-3mにもなり、黄色い花粉を付けてそびえる様は木の下を歩いている観がある。
ブタクサの和名の由来は?英語のHogweedを日本語に直訳し、豚草(ぶたくさ)となったようです。
スギやヒノキと違い、ブタクサなどキク科やイネ科の草花は背が低いため、
黄色い雄花穂から花粉を飛ばす、風媒花ですが遠くに飛ぶことはないので、
ブタクサが生えている所(100m未満)に近付かないことが一番の対策です。
今年は例年よりは少ないようですが、花粉は減少しても、花粉数が多い時期は要注意です。
秋の花粉症の注意時期 (多い時期) 関東エリア
*ブタクサ 8月~10月(8月末~9月)
*ヨモギ 8月中旬~10月(9月中旬)
*カナムグラ 8月中旬~10月(8月下旬~10月初旬)
春のスギ花粉の場合は、花粉粒子径が大きいため、鼻水やくしゃみが代表的な症状とされています。
秋の花粉症の原因の一つ、ブタクサ花粉は花粉の粒子が小さいため、
秋の花粉症の原因の一つ、ブタクサ花粉は花粉の粒子が小さいため、
気管に入ってぜんそくのような症状を引き起こすケースもあります。
オオブタクサはブタクサに比べると、花がより密に付き、花粉も多く、
草丈も2,3倍高いのでより注意が必要です。
ヨモギ、カナムグラ等は既に投稿済ですが、写真だけでも添付しておきます。
▼ヨモギ(蓬)
キク科ヨモギ属、多年草、花期:9月~10月、別名:モチグサ、エモギ、サシモグサ等多数。
▼カナムグラ(鉄葎)
アサ科カラハナソウ属、つる性1年草、花期:8月~10月、
雌雄異株で、花粉をまき散らす雄株雄花です
アサ科カラハナソウ属、つる性1年草、花期:8月~10月、
雌雄異株で、花粉をまき散らす雄株雄花です
花粉症で悩まれている方には申し訳ありませんが、
近所にも花粉症の方がいますが、私は今のところなっていません。
コロナでマスク、花粉症でマスクとお気を付けて下さい。
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