花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

花木(6月) キササゲ、ネズミモチ、ヤマボウシ、アカメガシワ、他。

2022-06-16 | 花木の写真
6月の花木と言えばどこにでも咲き誇っているアジサイですが、
アジサイ以外で散歩中に見掛ける花を選んでみました。

キササゲ(木大角豆)  別名:カミナリササゲ、カワギリなど。
ノウゼンカズラ科 キササゲ属 落葉高木 花期:6月~7月、
淡いクリーム色をした花が、キリのような円錐状に集まって立ち上がる。
花は直径は2センチ程度の漏斗型で先端は五つに裂けて唇状となり、裂片の縁は縮れる。

ネズミモチ(鼠黐)
モクセイ科イボタノキ属、常緑小高木、花期:5月~6月、
葉がモチノキに似ていて、果実がネズミの糞に似ているところからの命名なのです。
葉は長さ4-8cm、全縁。
白い小花を円錐状に多数咲かせて目立つ 、花は筒状で、径5 - 6 mm、花冠は白く、
中程まで四つに割れ、それぞれが反り返る 、
雄しべはこの花冠の裂け目の内の対面する二つのところから出て、
花冠の裂片くらいの長さがまっすぐに突き出る。 

セイヨウイボタノキ(西洋水蝋 の木) 別名:プリベット、ヨウシュイボタノキ
モクセイ科イボタノキ属 常緑低木 ヨーロッパ原産 花期:5月~6月、
枝先の総状花序に白くて小さい漏斗状の花がかたまって咲き、
 花冠の先が4裂し、淡紅色の葯をつけた雄しべが2本のびる。 花には芳香がある。

ヤマボウシ (山法師)
ミズキ科ミズキ属、落葉高木、花期:6月~7月、果実:8月~9月、 
枝先に4枚の白い花びらのように見える部分は、苞です中央部ごく小さな緑色が花です。
中央の球状に集合した花を坊主頭に白い花びらのような苞を白い頭巾に見立てて、
比叡山延暦寺の山法師になぞらえて名付けられた。
萼は5月は白かったが今頃は枯れて?色づいていた。

アカメガシワ(赤芽柏)    別名:ヒサギ(久木)、ゴサイバ(五菜葉)
トウダイグサ科アカメガシワ属、落葉高木、花期:7月頃、雌雄異株。
葉の伸び始めは鮮やかな赤色で美しい。
枝先の円錐花序に、花弁の無い小さな花を多数付ける。雄花は淡黄色で、多数の雄しべがある。
雌株雌花こちら


ムラサキシキブ(紫式部)
クマツヅラ科ムラサキシキブ属、落葉低木、花期:6月~7月、
紫色の実がなるときれいですが、コムラサキとムラサキシキブは非常に似ています。
一番よく言われるのは、
ムラサキシキブは葉柄の付け根から花茎が一緒に出ている、葉の全縁に鋸歯がある。
最初はヤブムラサキかと思ったが、葉や花冠、萼に星状毛が多いとあったので違った。

コバノズイナ(小葉の髄菜)
ユキノシタ科ズイナ属、落葉低木、北米原産、花期:5月~6月、
在来のズイナよりも葉が小さいためコバノズイナと名付けられた。
ズイナは西日本に自生しているようです。
新たに伸びた枝先に、直径5ミリほどの小さな白い花が長さ5~10センチの穂状に集まって咲く。
花には5本の雄しべと5枚の花弁が目立つが、花弁は開花後の早い段階で落ちる  
正直な話、ネズミモチ、トウネズミモチ、イボタノキ、セイヨウイボタノキの違いは混乱しています。
あまり投稿したくない花木です、果実のシーズンの方が分かり易いかも。
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