自宅の庭及びその周りから野草花を幾つか選んでみました。
▼タツナミソウ (立浪草)
シソ科タツナミソウ属、多年草、花期:4月~6月、
いろいろな種類があるようですが、庭のあちこちの草に紛れて咲いているので普通に見られる種と思う。
和名は、打ち寄せる波頭に見立てた名です。
▼フタリシズカ(二人静)
センリョウ科チャラン(センリョウ)属、多年草、花期:4月~6月、山野の林下に生える。
小さな白い花を付けるが、花弁も萼もなく3個雄しべが丸く子房を抱いている。
和名は、2本の花序を能楽「二人静」の静御前とその亡霊の舞姿にたとえたというものです。
但し花序は2つとは限らず写真のように5本のものもある。
▼ヒトリシズカ(一人静) 別名:ヨシノシズカ
センリョウ科チャラン属、多年草、花期:4月~5月、
センリョウ科チャラン属、多年草、花期:4月~5月、
花は21/3/28に投稿していますが、現在実が付き始めている状態です。
フタリシズカにチョット似ているように見えるのがあちこちにいっぱい。
▼カタバミ(片喰)
カタバミ科カタバミ属、多年草、花期:5月~9月、
茎や葉は全体にあらい毛が生え、地下に垂直に伸びる直根がある。
上部の葉腋から長い花序柄が出て、先に1〜8個の花を散形花序につける。
花は黄色で、径約8mm、 さく果は円柱形、熟すと多数の種子をはじき飛ばす。
▼アカカタバミ(赤片喰)
カタバミ科カタバミ属、多年草、花期:5月~9月、
カタバミの1品種、葉は3小葉で赤紫色を帯びる。
葉の脇から散形花序を出し、径8mmぐらいの黄色の花をつける。
葉が緑色のものはカタバミ、また中間の色合いのものをウスアカカタバミという。
▼イモカタバミ(芋傍食)
カタバミ科カタバミ属、多年草、南米原産、花期:4月~9月、
根の上部に小形のイモ状の塊茎を多数付けて大きな株になる。
葉より高い花茎を出し、直径1.5cmほどの5弁の紅紫色の花を10〜20個つける。
花の中心部が濃い紫色で葯が黄色。
▼ムラサキカタバミ(紫片喰 )
カタバミ科カタバミ属、多年草、南米原産、花期:4月~9月、
在来のカタバミより葉はずっと大きい、花茎の先に散形花序を出し数個の花を付ける。
直径1cmほどの紅紫色の5弁花を数個、雄しべは10本で葯が白いものをムラサキカタバミ、
葯の色が黄色いものをベニイロカタバミと言っている。
▼シロバナイモカタバミ(白花片喰 )
花が白い園芸品種。(これは散歩中に撮ったものです。)
▼コナスビ(小茄子)
サクラソウ科オカトラノオ属、多年草、花期:5月~6月、
花冠は黄色で5裂し。径6~7mm、裂片は広卵形、さく果は球形でまばらに毛がある。
サクラソウ科オカトラノオ属、多年草、花期:5月~6月、
花冠は黄色で5裂し。径6~7mm、裂片は広卵形、さく果は球形でまばらに毛がある。
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