花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

晩秋に威風堂々と咲く皇帝ダリア, ダリアの仲間。

2021-11-17 | 花の写真
身近な所を歩いていると皇帝ダリアが、空に伸びて咲き誇っています。

コウテイダリア(皇帝ダリア)  別名:ツリーダリア(英名)、木立ダリア
キク科テンジクボタン(ダリア)属、多年草、メキシコ、中南米原産、花期:11月~12月上旬、
茎が気質化し、高さ3~5m以上にも成長するダリアです。
花の色はピンクが一番多いですが、紫や白もあり、径20~30㎝もの頭状花を数輪から数十輪咲かせます。 
八重もありますが、基本種では舌状花8個でピンク色の花を、次々と咲かせます。
皇帝ダリアは、「短日植物」です。日照時間が短くなると花芽を付け開花する花です。
街頭等も明かるいと花が咲かなくなるので要注意です。
虫や病気に強く管理が楽ですが、広いスペースが必要なので公園や農家の庭等でよく見ます。

ダリアの品種も多いですが、さすがに11月に入り咲いているのは近くでは見なくなりました。

ダリア      和名:テンジクボタン(天竺牡丹)
キク科テンジクボタン(ダリア)属、多年草、花期:6月~11月(9月~10月が多い)
大輪種から、優雅な中輪種や可憐な小輪種、シンプルな一重咲きや変化咲きなど品種が非常に多い球根植物です。
我が家のダリアはこれです。
他所からのもの10月撮影分より

ダリアの花言葉について
メキシコ原産のダリアは、ヨーロッパの貴族中心に広まりました。
「貴族に愛された花」というイメージから「威厳・栄華」という花言葉がつけられたそうです 。

ところが、ダリアには移り気、不安定、裏切りといった悪い意味の花言葉がついています。 
これは、ナポレオン1世の妃ジョゼフィーヌの話が由来とされていま す。
ダリアをジョゼフィーヌは大変気に入り、宮殿の庭に咲かせ貴婦人たちに自慢をしていました。
ダリアの美しさに魅了され、周りの人々は欲しがりますが、ジョゼフィーヌは決してダリアを譲りませんでした。  
女官の一人がダリア欲しさに庭師を丸め込みダリアを盗み、そのダリアを自宅の庭で華麗に咲かせました。
そのことを知ったジョゼフィーヌは庭師を解雇し、女官を追放してダリアも庭から全て取り去ってしまいました。  
このことから「裏切り」の花言葉がつき、ジョゼフィーヌのダリアへの心の移ろいから「移り気」という花言葉がついたそうです。 
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