我が家の近くの道端、空き地などに良く生える雑草のドクダミです。
白い花がキレイに思いますが繁殖力が強いのであまり好まれない草です。
良く見ていたら珍しい花を見つけました。
▼ドクダミ(毒痛み) 別名:十薬(じゅうやく) 十種の薬効の薬草。
ドクダミ科ドクダミ属、多年草、花期:6月~7月、
やや日陰の場所を好む草で、野山、空き地や至るところで見られる。
ドクダミの花は白と思いがちですが、4枚の白い部分は花弁でなく、十字形の総苞片と呼ばれるものです。
花弁もがく片もなく雄しべ雌しべだけをもった、小さな花を密生している花穂です。
小花は下から咲き上がり、黄色いのが雄しべの葯で、白いのが雌しべの花柱です。
下の方は雄しべの葯も黄色から褐色に色変わりしています。
花といっても実際には雄蕊と雌蕊だけで、花弁はなく、種も小さくて発育できずず、
繁殖は、もっぱら地下茎による栄養繁殖によります。
家周りのドクダミの花は殆ど咲き終わっていますが、残っていたものから見付けたのは、
総苞片に緑色の斑入りです。 普通は斑入りは葉にあるものをいいますが、
別の場所にもあった。今まで全く気が付きませんでした。
そして、本当に珍しいと思ったのはこれです。
どこから見ても二段咲きに見えます。こんなドクダミは初見です。
ヤエドクダミ
ドクダミは、名に「ドク」とあるが、無毒である。雑草として身近な植物であるが、
古くから民間薬として利用され、生薬としては十薬じゅうやく (重薬、蕺薬) とよばれる。
全草にアルデヒド由来の特有の臭気があるが、茎葉を干すことによって、特有の臭気は無くなり
昔は乾燥させて、お茶として飲んでいた記憶があります。
古くから民間薬として利用され、ゲンノショウコ、センブリとともに日本の三大民間薬の1つです。
(ドクダミは)花といっても実際には雄蕊と雌蕊だけで、花弁はなく、種も出来ません(?)。
繁殖は、もっぱら地下茎による栄養繁殖によります。
いつも見ていましたが、珍しくもないので、あまりブログに取り上げていませんでした。
いろいろとあるもんですね、来年も見ることができるかの注意していきます。
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ドクダミの花の斑入り、双子花は今年が初めてです。
今まで見たことはありませんでした。
斑入りは別の場所にもあっただけです。
書き方が悪くて申し訳ありませんでした。
しかし、ツユクサで一つの苞から2つの花が咲いている二段咲きツユクサ(21/10/22投稿済)
三段咲きニリンソウ、ニリンソウの花の上に八重ニリンソウが重なって咲く(21/4/26投稿済)等、
変わり咲きは時々見ていますが、ドクダミでは初めてでしたので、アップしてみました。
どくだみ茶最近は飲んだことはありません、多くの効能があるようですが、副作用にも注意とありましたので、持病があり弱い体質なので控えています。