ナス科の花は皆似たようなので紛らわしいですが、幾つか並べてみました。
▼ワルナスビ
ナス科ナス属、多年草、北米原産、花期:6月~10月、
厄介な外来種です。茎や葉には鋭い棘があり、実には毒がある。
ナス科ナス属、多年草、北米原産、花期:6月~10月、
厄介な外来種です。茎や葉には鋭い棘があり、実には毒がある。
液果は直径約1.5cmの球形で秋には、黄色に熟す。
▼タマサンゴ 別名:フユサンゴ、リュウノタマ、
ナス科ナス属、常緑低木、花期:6月~11月、
花冠裂片と互生し、橙色の葯が花柱の周りに接してつく。
果実は直径約15㎜のやや縦長の球形の液果、黄色~橙赤色に熟す。
▼ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)
ナス科ナス属、つる性多年草、花期:8月~9月、
花は白色で直径1cmほど、集散花序に多数付きます。 |
白い花びらが5枚、反り返って咲くので雄しべが良く見えます。
名の由来は、赤い実をヒヨドリが好んで食べることから、
真っ赤に色づく小さな実は、冬枯れの野に美しく映え、人々の目を引きます。
▼イヌホオズキ(犬酸漿)
ナス科ナス属、1年草、花期:4月~10月、
茎の途中から枝を出し、直径6〜7mmの白い花を4〜8個やや総状につける。
液果は直径0.7〜1cmの球形で黒色に熟し、光沢はない。
イヌホオズキの仲間は特によく似て区別が難しいです。
花は総状に付くが順番に咲いていく。
▼アメリカイヌホオズキ
ナス科ナス属、1年草、北米原産、花期:7月~9月
イヌホオズキはバカナスとも呼ばれ、ホオズキやナスに似ているが役に立たないことから名付けられた。
イヌホオズキ、アメリカイヌホオズキ、テリミノイヌホオズキの違いは、
実の形や色合を見た方が分かり易いが、
花の時は白色又は紫色で1個~4個が1点から付き、ほぼ同時に花を咲かせる。
ナス科ナス属、1年草、北米原産、花期:7月~9月
イヌホオズキはバカナスとも呼ばれ、ホオズキやナスに似ているが役に立たないことから名付けられた。
イヌホオズキ、アメリカイヌホオズキ、テリミノイヌホオズキの違いは、
実の形や色合を見た方が分かり易いが、
花の時は白色又は紫色で1個~4個が1点から付き、ほぼ同時に花を咲かせる。
他に、オオイヌホオズキ、テリミノイヌホオズキ等あるが実の形と数、艶加減で区別する。
▼ガーデンハックルベリー
ナス科ナス属イヌホオズキ類、多年草、学名からアフリカのギニア原産、
ガーデンハックルベリーの花はオシベの部分が褐色なのに対し、他の種類は明るい黄色で見分けられる。
実は美味しくないが、栄養価は高いが、若い実には毒性があるが一般的な見方です。
ナス科ナス属イヌホオズキ類、多年草、学名からアフリカのギニア原産、
ガーデンハックルベリーの花はオシベの部分が褐色なのに対し、他の種類は明るい黄色で見分けられる。
実は美味しくないが、栄養価は高いが、若い実には毒性があるが一般的な見方です。
こちらたまに栽培されているのを見るくらいです。
近年の健康ブームにのり、このガーデンハックルベリーがもつ機能性が注目されるようになり、
日本でも栽培されるようになってきました。一般的にはジャムにして食べるようです。
実の大きさは直径1~1.3cmほどで、小さな柿のような扁平な形をしています。ビタミンAがブルーベリーの4倍以上含まれるといわれています。
▼オオセンナリ(大千成)
ナス科オオセンナリ属、1年草、南米原産、花期:6月~10月、
葉には小さな刺がまばらにあります。
花は葉腋に単生し、径3cmの浅いカップ状になります。
花色は淡い青色~淡い紅紫色で、中心部は白色です。
果実は径1.5cmで球形の乾いた液果で、萼が発達して果実を包みます。
花は葉腋に単生し、径3cmの浅いカップ状になります。
花色は淡い青色~淡い紅紫色で、中心部は白色です。
果実は径1.5cmで球形の乾いた液果で、萼が発達して果実を包みます。
丁度キレイに咲いている花がありませんでしたが、
似た花にクロホオズキ等がありまが、
違いは、葉に黒い棘があるか、花の基部の色が何色かなどが、決め手になります。
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