花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

イネ科の植物似たもの同士です。メヒシバ、オヒシバ、シマスズメノヒエとスズメノヒエ、他

2021-08-26 | 野草(花)
近くの田んぼの稲も実を付け始めていましたので、
久し振りにイネ科の近場で似ていそうな植物を中心に取り上げてみました。
花は小さく写真は撮りにくく出来が悪いですがこれも記録と思って勘弁してください。

イネ(稲)
 イネ科イネ属、イネの収穫物を米と呼ぶ。9月末には黄金色に実った光景に。
写りは悪いが、多くのバッタが近付くと飛び立って行くのが面白いです。



メヒシバ(雌日芝)
イネ科メヒシバ属、1年草、花期:8月~9月、
細い茎で地表を這い立ち上がった花茎の先に、数本の細い穂を放射状に伸ばす。
勢力の強い雑草としても知られる


オヒシバ(雄日芝)
イネ科オヒシバ属、1年草、花期:8月~9月、
花序は掌状に数個の花軸に分かれ、各花軸の外側に2列に小穂を付ける。
オヒシバと思いますが、花軸何故かこれだけ根元がよじれていました。意味不明。
 

シマスズメノヒエ(島雀稗)
イネ科スズメノヒエ属、多年草、南米原産、花期:9月~10月、
茎の先に長さ5‐10cmの枝を5‐10本付け、長さ3-3.5mmで縁に白い毛のあるラン円形の小穂を
片側に2列付ける。              柱頭が黒紫色、葯が黒紫色 、

スズメノヒエ(雀の稗)
イネ科スズメノヒエ属、多年草、花期:8月~9月、
各枝に小穂を下向きに2列につけ、小穂は楕円状円形、長さ2.5〜3mm、
小穂の縁に毛がない、          柱頭は黒色、葯は黄色、小穂は無毛。
スズメノヒエ属は非常に似ている、他にアメリカスズメノヒエ、タチスズメノヒエ等あるが、
まだ手持ちにないので、又別の機会まで待つている

▼エノコログサ  エノコログサ属、  ▼ムラサキエノコロ
▼アキノエノコロ           ▼キンノエノコロ
エノコログサとして、十分に、今年分がそろわずに次の機会に回します。 

タイヌビエ(田犬稗)
イネ科ヒエ属、1年草、花期:7月~10月、水田の縁等に多く雑草として嫌われている。
                 

コチヂミザサ(チヂミザサ)
イネ科チヂミザサ属、多年草、花期:7月~8月、
毛の少ないものをコチヂミザサと区別している。
茎は枝分かれしながら地表を這い、多数の葉をつける。
花序は長さ6~12cmで直立し、枝は6~10個出て伸張せずに短く、密に小穂をつけます。
小穂は長さ0.3cmほどで2花からなり 、まばらに毛がはえます。
第1苞頴には長い芒があります。


ケチヂミザサ(毛縮笹)
イネ科チヂミザサ属、多年草、
葉が笹に似ていて、縁が縮れていることから「縮みザサ」と呼ばれる。
葉や葉鞘、花序軸などに毛が密生するところから、「毛」チヂミザサとなる。

ササクサ(笹草)
イネ科ササクサ属、多年草、花期:8月~9月、
稈(茎)は細くてかたく、直立します。
葉は互生する単葉で、長さ10~30cm、幅2~5cmの広披針形,
茎先に長さ10~30cmの円錐状の花穂を出し、枝がまばらにつきます。
枝にはまばらに小穂がつきます。


ワイルドオーツ   別名:宿根コバンソウ、偽コバンソウ、西洋コバンソウ
イネ科カスマンティウム属、多年草、北米原産、花期:7月~8月、
茎の上部に花序を出し、コバンソウに似た小穂を多数付けます。
小穂は押しつぶされたように平たい形をしており、細い茎で花序に下垂します。
小穂は花の時期には明るい緑色をしており、秋から冬になると茶色く色付きます。  


セイバンモロコシ
イネ科モロコシ属、多年草、地中海沿岸原産、花期:7月~9月、帰化植物。
ススキに似ていて茎は太く、束生して大きな株となり、高さ1~2mにもなる。
まだまだありますが、まとまりが付きませんので締めておきます。
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