この時期は花が余りなく木の実が目に付きます。
☆ トキワサンザシ(常盤山査子)
バラ科トキワサンザシ属、常緑低木、西アジア原産、花期:5月~6月、
生け垣、庭木として植栽されているが、まれに野生化している。
春は白色の花が咲き、秋は美しい実がたわわに熟すので人気がある。
葉は濃緑色で狭倒卵形、細かな鋸歯があり、果実は鮮やかな紅色。
似た木にタチバナモドキ(橘擬き)がある。
中国西部原産で、葉は狭い長方形で先端が丸く、裏面はフェルト状の毛があり、実は黄橙色。
ヒマラヤトキワサンザシザシ等これらの種類をまとめて ピラカンサ(ス) と呼んでいる。
☆ センダン(栴檀)
センダン科センダン属、落葉高木、花期:5月~6月、公園樹や庭木に植栽されている。
果実は淡黄色の楕円形で垂れ下がる。ヒヨドリ、ムクドリの餌場?になっている。
花は5月撮影、
☆ ヒサカキ(姫榊)
サカキ科ヒサカキ属、常緑低木~小高木、花期:3月~4月、果実期:10月~11月、
(18/11/21撮影)
ヒサカキの花芽、 実は実と思って撮ったのですが、黒くないので不思議でしたが、
☆ クロガネモチ?? クロガネモチは赤い色、オレンジ色過ぎて??
これ1枚しか撮っていなかった。(19/1/4撮影)
☆ トウネズミモチ(唐鼠黐)
モクセイ科イボタノキ属、常緑高木、花期:6月~7月、庭園樹、公園樹、防風樹として植栽される。
果実は、楕円形から球形でネズミモチより全体に大きい。
兎に角分かり難い二つの木です。
☆ ネズミモチ(鼠黐)
モクセイ科イボタノキ属、常緑低木、花期:6月、生け垣、庭園樹等に植栽されている。
果実は楕円形で黒紫色で光沢ががなく、結実数も少なくなる。
☆ ロウヤガキ(老爺柿)
カキノキ科カキノキ属、中国原産の渋柿の一種、花期:3月~4月、別名:ツクバネガキ(衝羽根柿)
雌雄異株なので着果には雄株が必要。 盆栽や庭木として利用される。
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今の時期は花がない分、実が目立ちますね。
トキワサンザシや、クロガネモチなど、赤い実がたわわに実っていると、嬉しくなります。
ネズミモチとトウネズミモチ、確かに区別がつきにくいですね。
葉っぱを1枚いただいて、裏から日に透かして見ると、ネズミモチは葉脈がはっきりしないのに対して、トウネズミモチの方は葉脈がくっきりと見えます。
簡単なので、もしまだだったら是非お試しくださいね(*^▽^*)
木の区別は殆んど分かりません、センダン位ならはっきりと分かりますが。
ネズミモチとトウネズミモチはあちこちにありますので、今度は試してみます。
葉脈がはっきりがトウネズミモチと覚えておきます。
赤い実もそうですが、マサキの実のように果皮が割れて赤い実もいろいろとあり間違いそうです。その時はよろしくお願い致します。