今回はタデ科の花で幾つかを選択してみる。
☆ オオケタデ(大毛蓼)
イヌタデ属、1年草、アジア原産、花期:8~11月、道端、荒地等に生える。
茎g太く毛があることからの名前で、草丈2mにもなる。花穂の先は垂れる。
☆ オオイヌタデ(大犬蓼)
イヌタデ属、1年草、花期:6~11月、道端、荒地や河原に生える。
草丈1~2m位、茎はよく枝分け、節はふくれて赤味を帯びる。
花穂は3~10cmで先垂れ、花色は白色又は淡紅色。河原の中州にいっぱい。
☆ イヌタデ(犬蓼)
イヌタデ属、 1年草、花期:6月~10月、日本中の畑や荒地、野原等に何処にでも生える。
高さ20~50cm、花序は長さ1~5cmで紅色の小花を多数付ける。
☆ ボントクタデ(凡篤蓼)
イヌタデ属、 1年草、花期:9月~10月、水辺、湿地に生える。
ボントクはぽんそく(愚鈍者)からの意実らしいが、高さは50~100cm、花は長い穂状に疎らに
付け先は垂れる。 似た花にヤナギタデがあるが、葉に黒い斑があるので、こちらにした。
☆ ミゾソバ(溝蕎麦)
イヌタデ属、 1年草、花期:8月~10月、 山野の水辺に普通に群生する。
茎は地を這うが、上部立ち上がると30~80cm、疎らに逆刺があったりする。
花は枝先に頭状に付け、花被は紅紫色で下部は白色で10個程の小花が付く。
☆ ソバ(蕎麦)
ソバ属、1年草、花期:6月~10月、畑に生えている。
茎先に頭状花序(柄のある花が花茎に均等に付く)を出し、花径6mmの白またはピンクの小花を
多く付ける。
花に2種類あり、雌しべが長く雄しべが短いのを「長柱花」と反対に雌しべ、雄しべの長さが反対に
なったものを「短柱花」というそうです。この写真では短柱花のようですね。
☆ ヒメツルソバ(ポリゴナム)
イヌタデ(ペルシカリア)属、多年草、ヒマラヤ原産、花期:4月~11月、夏には花少なくなる。
ソバの花に似た小花が多数集まり1cmほどのピンクの花を咲かせる。
葉はV字形の茶色い模様が入り、秋には紅葉する。
☆ サクラタデ(桜蓼)
イヌタデ属、多年草、花期:8月~10月、水辺、湿地に生える。
花序は細長く、淡紅色の花をやや密に花をつける。雌雄異株。
ハナタデに似ているが、ハナタデは葉の中央部に黒い斑紋があることが多いらしい。
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