草花も花から実にへと枯草になりつつあります。
そして、その中でコセンダングサの草藪が目につきます。
▼コセンダングサ(小栴檀草)
キク科センダングサ属、1年草、熱帯アメリカ原産、花期:9月~11月、道端、空き地にある雑草。
センダングサより小さいからコセンダングサと呼ばれているが、実際には小さくない。
センダングサは黄色い5枚舌状花が付く、この辺では見たことがないが、
外来種のコセンダングサと生息域が重複するために、その領域が侵食されて、
殆ど見ることがなくなったようです。

外来種のコセンダングサと生息域が重複するために、その領域が侵食されて、
殆ど見ることがなくなったようです。






▼アイノコセンダングサ(合の小栴檀草)
キク科センダングサ属、1年草、花期:9月~11月、
基本はセンダングサと同じであるが、外周の筒状花のうちの何個かが大きく白くなる。
コシロノセンダングサとコセンダングサの雑種と言われている。


▼コシロノセンダングサ(小白の栴檀草) 別名:シロバナセンダングサ、
キク科センダングサ属、1年草、熱帯原産、花期:9月~11月、
全体の姿はセンダングサにそっくりだが頭花には白色の舌状花が4~7個ある。

キク科センダングサ属、1年草、熱帯原産、花期:9月~11月、
全体の姿はセンダングサにそっくりだが頭花には白色の舌状花が4~7個ある。



▼アメリカセンダングサ(セイタカタウコギ)
キク科センダングサ属、1年草、北米原産、花期:9月~10月、別名:セイヨウタウコギ
黄色の頭花を囲む総苞は葉状で四方に開くのが、他のセンダングサと違う特徴。
アメリカセンダングサより草丈が低いのにタウコギがある。




正直言ってどれがどの花の実かハッキリとしません、アメリカセンダングサの実は
少し幅広の実で先端の棘が2本と覚えていますが、


これらの実もパッと見た目にはとげとげが衣にひっつき同じに見えますが、
くさび形の先端の刺の数がひとつひとつ微妙に違う。
コセンダングサ、コシロノセンダングサ、アイノコセンダングサ:2~4個
アメリカセンダグサ: 2個、 センダングサ:3~4個
くさび形の先端の刺の数がひとつひとつ微妙に違う。
コセンダングサ、コシロノセンダングサ、アイノコセンダングサ:2~4個
アメリカセンダグサ: 2個、 センダングサ:3~4個
たくさんの種がかたまってついていますが、熟すと簡単にばらばらになって、
動物や服にくっついて運ばれ引っ付き虫になります。
▼フウセンカズラ(風船葛)
ムクロジ科フウセンカズラ属、1年草、北米南部原産、花期:7月~9月、
夏に緑がかった白色の小さな花を咲かせ、その後、紙風船のようにふくらんだ袋状の果実をつけます。

▼フウセンカズラ(風船葛)
ムクロジ科フウセンカズラ属、1年草、北米南部原産、花期:7月~9月、
夏に緑がかった白色の小さな花を咲かせ、その後、紙風船のようにふくらんだ袋状の果実をつけます。




▼センナリホオズキ(千成酸漿)
ナス科センナリホオズキ属、多年草、熱帯アメリカ原産、花期:月~10月、
茎は直立後、横に枝を広げ、細かい毛が密生し、腺毛が混じる。
花は葉腋に単生し、花冠は杯形で径6-8mm、黄白色で内面に紫色の斑がある。
オオセンナリの別名もセンナリホオズキとしているが、オオセンナリ属、で花色等も違い別物です。
似た花にヒロハフウリンホオズキがありますが、花は淡黄色で、普通、班紋がなく、
ときに花冠の奥が褐色を帯びる。
萼は緑色で10稜があり、ときに脈が褐色を帯びます。 昔は一緒のものとして扱っていたようです。




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