久しぶりの鏡

忙しいと洗面台でさあっと洗願して、ピタピタと化粧水、乳液、日焼け止め、それにベースカラーをぬって、眉を適当に書いて、口紅をぴゅーっとぬって終わり。見つめる事なんて殆どなし。ちょっと久しぶりに眺めると、しっかりと眉の上に二本の太い皺が刻まれている。苦労のせいか、めがねをかけたり、はずしたりでのせいなのか、いや年齢のせいかしっかりのしわ。もう一本できるとおさるさん。
若い時は高い化粧品を使って眺めては塗りしていたが、手入れが必要になるとほったらかしの挙句、皺。年輪と思えば悪くない。かわいい皺になるよう笑顔で過ごしたい。怖くならないようにね。
まだそんなに日焼けしていないのが幸い。これで黒ければちょっと寂しくなりますね。久しぶりに自分の顔をまじまじ見ると段々嫌になる。でも現実直視。

お天気なのでハーブ畑の整理をしてすっきり。畑にはいのしし用の檻が仕掛けられている。でもダリはそばに寄らない。あちこち歩きまわって自由を楽しんで、草を焼いていると、不思議そうにみにくる。
集中して仕事をしていると時間がすぐ経つ。春の為に手入れできたのですっきりしました。

お昼に従姉妹が来て、おしゃべり。農地を守っていく大切さを感じました。
従姉妹の土地は町に近く、宅地に囲まれて、農地を売らずに守っているのは従姉妹とその従姉妹の従姉妹の家だけになりつつあるようです。昔は私が良く遊んでいた畑です。もうすっかり住宅地になっています。もう純農家は従姉妹達だけのような感じになっているようです。土地を守っていくのもたいへんです。