farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

野菜の食べ方

2008-12-18 12:22:14 | Weblog
今朝はゆっくりと搬入に出た。店は開店で沢山の人で混んでいた。元気一杯の扇を広げたようなターサイを沢山持っていくと、人が集まり、食べ方を教えると、良く売れる。中には高菜の食べ方が書いてあったので、試したらおいしかったわという生の声が返ってくる。騙されたと思って食べてみてというと、いや顔見ただけでだまされたと思わないわとの声。嬉しい声です。消費者と直接であって、お互いに信頼感がまし、いいことだった。レシピーを書かなくてはとおもいつつ、つい忙しく作る、考える間がなく、横着に過ごしていたようだ。料理を作って、写真にしてが私の目標だったのに、まだ作っていない。冬の農閑期にゆっくり考えたい課題です。このごろやっと、何がどうしたらいいかが経験から分かってきていよいよ実践の時を迎える。


レストランからの要望のビーツを届けると、厨房からいい香り。大根スープの準備だった。それにビーツが加わってやさしい冬の旬のフランス風スープに変身する。
どんなお味なのか、食べてみなくちゃ!!!こだわりシェフに来年はもっといいものを作ってあげるわね。ボルドー色がベイビーピンク色のスープって楽しいですね。土の中からできる自然の味は特別だと思います。
わたしのこだわりもすこしずつ分かってくださる方がいらして、これが楽しみであり、生きがいなのかもしれませんね。

もう白菜も注文が入り、あまり販売できなくなり、寂しくなります。やっぱり母の作る白菜の味は違います。お漬物にしてもこぶを入れる必要なく、自然の味が出ます。やっぱり素材が大事という事を学んでいます。

昨日やっと田の天地返しは終了。裏返って土は嬉しそう。今日は写真を撮ってこよう。次は排水を良くするために水、泥遊びを始めます。傍から見れば、こんな寒い季節に何が嬉しくてと思われるでしょう。私も農業をしていなかったら、多分同じような気持ちで眺めていたでしょう。でもやれば、面白い。段々改良されて、良くなり、形になって現れてくるからです。即です。多分これは子育てにもうお金もかからないし、自由なので、出来る境地で、まだ若い方には酷なことかも知れません。色んな経験をしてきてできるこの幸運を嬉しく思っています。以前は肯定的に考えられなかったのですが、還暦を過ぎると、変わってくるのですね。

そう、まだ自分のことを中年と思って生活していたが、どうなのでしょう、老年?
まだまだ中年だと思っていますが、やはり老年?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする