昨日の話です。
新着の孫の写真を現像する為に、近くの商業店に出かけ、買い物をしていました。
白いコートを着た背の高い方が目につきました。
多分彼女は高校時代のクラスメートの誰々さんだと直感したので、声をかけました。
やはり彼女でした。同窓会名簿で、イギリスにお住まいだと思っていました。でも今
故郷です。びっくりでした。背が高い彼女は目立っていたのですが、今だいぶ背が縮んでおられ、圧迫感がなく不思議でした。
そこでまたお茶の時間です。暗くなるまでのおしゃべりです。
高校卒業後から現在までのお互いの話をどんどんしていました。
学生時代は背の高さの違いで親しくしていなかったのですが、時はふあっと飛び越えて
どんなに親しかったと思わされるような出会いでした。
話しの中で、優秀だった、三人の東大にいかれた男の子の話になりました。
その中の一人は、高1時代、私の後ろの席でスポーツマンで、賢く、優しい男の子でした。色々聞きました。有名企業にお勤めで、上司のお嬢さんと結婚され、いろいろあって、退社され、有名塾の先生に。
ある時、店で寂しげに昼食をとっている彼を見かけたけれど、声がかけられなかったとのことで、エリートのアップダウンの話で、しんみりしてしまいました。
もう亡くなられたと聞いていたのですが、本当のことでした。私私達団塊世代のクラスメートの早逝に寂しい気持ちになり、昨日は書けませんでした。ぽっかり穴が空いたような気持でした。中学校時代、バレーボールを追っている姿、目立っていました。
昔のことがつぎつぎと思い出される年齢になり、それぞれの姿がまるで映画のシーンのようにになりそうです。もうセピア色の思い出です。
彼女との出会いはこれからの楽しみです。彼女も今塾の講師として頑張っておられます。みんな個性的な生き方をして面白いです。最近高校時代の友達とすれ違うことが多くなりましたが、皆ブランクがあっても認識できるのは、面白いです。70才代を前にして、私達 再び高校生になったみたい。