ハリウッド版の2作目。
前作が酷かったですしね、期待ハードル、う~んと低くして観にいきましたよ。
一言感想で言うと、98年版「ダメだコリャ!」、14年版「え?そっち!?」ってところです(^_^;
以下、思いっきりネタバレ含みますので、未見の方はここまでとしてください。
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え~っとですね、具体的に言うと「ゴジラ」というタイトルを付けた「ガメラ対ギャオス」...いやもっと言えば「
ガメラ 大怪獣空中決戦」でした(^_^;
それも平成ガメラですね。MUTO(ムートー)という怪獣が出てきますが、これモロにギャオスなんですよ。
尖った顔つきがマンマ!
ちょっとラドンも入ってる感じですけど、ツガイで出現するんですわ。
放射性物質を食料にしている生き物で、原発を襲いまくり、挙げ句に産卵して繁殖しようとするワケです。
それを阻止しようと助けてくれるくれるのが守護神たるゴジラ。
前情報をほとんど無く観に行ったので、マジでビックリしてしまいましたΣ(゜ロ゜)
まさか、そういう方向に持っていくとは想像もしてなかったので...。
良いの?そんな事で?そういうとこパクってしまうとは想像もできなかったんで、「え?そっち!?」ってなっちゃったワケなんです(´д`)
それでもってゴジラさん(変に人間っぽいで、『さん』付けしたくなります(^_^;)、子供満載のスクールバスを救ってくれるし、米兵と意思が通じ合ってるみたいだし、最後はサンフランシスコのビル群壊さないように、ソ~っと通り抜けていくし...もう何だか途中から頭の中で「ガメラマーチ」が鳴りまくってましたよ(^_^;
「ガメラ」を「ゴジラ」に変えてねd(^_^)
それと、あのゴジラボディのデザイン...最初は「おっイイ線いってるねぇ」とか思ったんですが、よくよく見ると脂肪でブヨブヨ(^_^;
ギャオ...じゃなくてMUTOの尖った口先で簡単に腹を食い破られそう...背面はゴツゴツしてて、それらしい感じなんだけど、正面がアレじゃ弱そうに見える。
ステゴサウルスあたりをベースにしている感じですけど、あれは草食系でしょ?
それが垂直に二本脚で立っちゃったら、よけいヤバクない?(^_^;
日本へのリスペクトと、シリーズへのオマージュはある程度感じとれましたけど、やっぱり居心地悪い雰囲気があって、これは海外作品である以上、どうしようもないですね。
渡辺謙が演ずる、芹沢博士もあまり意味を感じないネーミング。
ありゃ単なる傍観者でしかない、広島原爆犠牲者の遺族という設定も、米国人的にザワザワするものがあるかもしれないけど、特にストーリーに関係ないし。
主人公の米軍人も、なんか行動が無軌道だし、どこにも感情移入できませんでした...。
最後のシーン、戦い終わって、海にザブーンと入るゴジラさんが妙に気持ちよさそうというのが印象的...熱い目にあったからよけい気持ち良かったんだろうなぁ...とね(^_^;
なんだか続編も決まってるみたいですけど、このままのノリなら、自分的にはもうイイや、充分ですって感じです(´・ω・`)