どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

Perfume、今ベスト盤を出す意味

2019年06月29日 23時00分00秒 | Perfume
その発表から数日経って、気持ちも落ち着いてきたところで、いろいろと想いを巡らせているところですが...。

まぁ15周年を迎えるにあたっての記念だというのは素直に受け止められる。

解散だの引退だのとネガティブなものではないのは確か。

これまでもベスト盤っぽいのは2種だしてますね。

一つは「Complete Best

メジャーデビュー果たしたものの、今いちパッとしない状態で...「これでオシマイ」とされ、記念品のように予めのお約束としてリリースされたアルバムで...。

インディーズの頃からの曲と合わせて纏められ、アルバムオリジナルの曲は「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」1曲のみという低予算ぶり(^_^;

寄せ集め感はないではないけど、それでも近未来三部作が中核をなしているし、ラストの「wander2」に連なる構成はライブを体感しているようなものとなっており、安っぽさが感じられない1枚に仕上がっているのは流石!

もう一つは「Global Compilation LOVE THE WORLD

2012年のリリースで、タイトルも「ワールド」のワードを含めているように、海外進出を意識してのベスト盤。

ヒット曲や、象徴するかのような煌びやかな曲を手堅く散りばめており、世界に向けて「私たちってこんな音楽やってるグループです」的に自己紹介っぽく感じられます(^_^)

そんな感じで過去2種のアルバムは、良くも悪くも区切りの時期でしたが、今はどうなのか?何かの区切りなのか?

15周年の記念...ってのはわかるけど、べつの意味もあるのではないか...。

現時点で考えられるのは...これも15周年に絡むけど、これだけ長寿命な活動とアルバム数も多くなれば、新たなファンが入りにくくなってしまう...どのアルバムがオススメ?...と興味持つ人に適切なものをチョイスするのは割と苦心したりするものですよね(^_^;

まわりに相談できる人がいないとさらに敷居が高くなってしまうこともありそうだし...。

なので、ここらで一度リセットするために、ある意味での集大成として「The Best "P Cubed"」が必要にして充分じゃないかと(*^o^*)

通常盤なら値段的にも3500円と、通常のアルバムとさほど変わらん価格だし!

まずはコレ!という入門盤として適切なんだなと思い至った次第です(^_^)

本人たちも思いも寄らないほど長く活動できて、まだまだ先へと続く未来を前向きに感じられる関係...そんなポジティブな状況でのベスト盤って...ファンも含めて幸せなアルバムですね(*´д`*)




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