どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

天気の子、観賞

2020年11月02日 20時30分00秒 | 映画
WOWOWで放送したものを録画にて。

話の筋はさておき、新海誠さんって直球で青さを維持している人だなぁ...と感心してしまいます(^_^;

なんとなくですが、いつも細田守さんの作品と比較するように見てしまうんだけど、細田さんに限らず、作家性の強い監督作って自己投影することが多く、最初は青春期を扱っていても次第に大人の階段を上がって(細田さんの場合は「サマー・ウォーズ」が分岐点なイメージで、その後は大人の世界を描いて)いくワケだけど、新海さんは十代の青臭さをギリギリだけど維持しているなと。

ギリギリと言うのは、もしかしたら「天気の子」における主人公は須賀圭介という中年の男だったんじゃないかなと感じたからです。

この人物の造形・描き込みが多いし、新海さん自身の視線を感じるんですよね。

まぁ...もし仮にそうだとしても周囲に反対されたんだと思います。アオハル路線で行けとね(^_^;

なので、ひょっとしたら本作が分岐となる可能性は大きいかも。

で...本作の感想ですが、前作「君の名は。」とあまり変わらないイメージで...。

良くも悪くも話しの流れが一直線で捻りが無くて、深みも足らない。

ラストも主人公らの思い通りの展開で進んで行くし、東京はトンデモな状況...な割に人々は何でもない雰囲気でいるしで...見ているこっちに何も響いてこないんだよなぁ...というのが正直なところです。

新宿・池袋周辺は馴染みのある地域だし、裏通りや路地裏なんかも土地勘を刺激され、そういう意味では面白かったけどね。

何はともあれ次回作がどうなるか?本音出しちゃう?...てな感じでも楽しみにしております(^_^)




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