どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

メッセージ、鑑賞(ネタバレあり)

2017年05月29日 20時30分00秒 | 映画
立川シネマ2の5階dスタジオにて。

シネマ2はシン・ゴジラ以来のご無沙汰です。

ハコ小さそうだし、爆音でも極音でもない通常仕様で、あまり期待してなかったけど...。

客席の傾斜があって、E列はほぼ水平角度で非常に見やすかったです。

スクリーンも湾曲しているので、中央でなくても気にならないが良いですね(^_^)

スピーカーも左右にチョコンとあって大丈夫かぁ...って思ったけど、中央に重低音スピーカーもあったし、想像していた以上...いやかなり良い音質とほど良い低音が響いて良かったです。

で、肝心の中身ですけど...過去の回想かと思ってたら違ってたとか、将来起こる出来事を感知してストーリーが展開するところは、見ててちょっと混乱しそうになりながらも、あぁなるほどねという感じで面白かったです。

まぁいわゆる未知との遭遇ものとか、知的地球外生物とのファーストコンタクトものです。

征服しにくるのか融和を求めてくるか、こういうジャンルの映画作品は何年か毎に交互にやってきますな(^_^;

でまぁ今回は融和系です。

「未知との遭遇」では音楽で交流するテーマでしたが、今回は言語。

この異星人の見せる墨をタップリ付けた太筆でグイっと輪を書くような文字が面白い。

輪の端々に現れるハネやカスレに意味があるらしいというので、主人公の言語学者が一所懸命に解析していく過程が見所です。

絵面も見応え有りましたね。お菓子の「ばかうけ」みたいだと揶揄された(^_^;、異星人の巨船が大自然のど真ん中に屹立する映像は非常に印象深いもので、見応えもありました。人間が中に入っていく様子も、途中で重力変化がおきてこれぞSF映画!って感じです(^_^)

世界各地に12体出現してるっていうから、最後はミカンみたいに合体して球体になるのかなと思ったけど、そんな事はなかったです(^_^;

使う言語によって思考が変化するという「サピア=ウォーフの仮説」も面白かったですね。同じ意味の事でも英語と日本語ではニュアンスがどこか異なるし、考え方も違ってくるということらしい。同じ日本語でも標準語と関西弁で違うしね(笑)

あと見てて、これはひょっとしてバベルの塔の逆をいくテーマなのかなと思いましたね。神様に近づこうとして塔を築き、天罰でそれまで人間は一つの言語だったのにバラバラの言葉で話すようになってしまったという聖書に出てくるお話です。

ひょっとしたら神様ってのはこの異星人のことで、何千年か前にやってきた時にイタズラして言葉を通じなくさせちゃったとかね。

そんでもって、それを正にやってきたみたいな...三千年後に自分らを助けてもらうってことでね。

そう思うと、手前勝手で調子いいなコイツ等みたいな気持ちにもなっちゃったりして(^_^;

でねぇ...この異星人の姿ってのが...いい加減なんとかならないもんですかねぇ...今時タコかぁ〜ってどうしても思っちゃうんです。

あんな容姿で高度な文明築けるものかねぇっとね...(´д`)

まぁ謁見の間みたいなシーンは幻想的だったけど、どうもタコかぁ〜で興ざめ感が最後まで拭えなかったなぁと。

プログラムも買ったけど、小っさ!

文庫本と比べてこんなんですよ。

今までの中で一番小さいと思います。写真よりも文章が多いので、書籍感覚で楽しんでねって感じですね。

...で次の日になんとまぁ同じ様なシチュエーションのアニメ「正解のカド」見ちゃって、うひゃ〜!っとなっちゃったという(^_^;





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