加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

広島・・・交通編+「感じ方」編

2009-01-20 | まち・町・街
この旅行で楽しみにしていたのがチンチン電車。路面電車に乗る事でした。羽田からの飛行機の機内雑誌に、中国・大連の特集記事が載っていたのですが、現地を走っている路面電車の写真が、広島チンチン電車乗車の思いを更に膨らませてくれていました。



広島駅南口でご対面した時には、思わず身震いしました。あ、別に僕は鉄男こと鉄道マニアではありません。でもね、あの路面を走るときの振動やフツーの自動車と並んで走る風景が好きなんです。僕が小学生だった頃、地元ヨコハマにもチンチン電車は走っていました。40年前に香港に住んでいた時にも路面電車によく乗っていました。そんな体験が今の僕を形成しているのだと思います。




市民の足。通勤や通学に利用されている電車は、天井が高いように思えました。僕の脇には整理券を発行する装置があります。乗車した距離によって料金が違うんですよね ガタンゴト~ン、ガタンゴト~~~ン



広島に2泊した後、海を越えてお隣の愛媛にも行ってきました。その際に利用したのが広島~愛媛(今治)を結ぶ高速バス「しまなみライナー」です 平日の朝早い時間だったので利用者もたった4名。渋滞もないし、天気がいいので快適の一言につきます。



四国へ渡る途中には小さな島がいくつかあって、それらを渡り走って行きます。とにかく風景がきれいの何のって 本州から四国へ、まさに旅をしているって感じでしたぁ

「感じ方」編

みなさんは「何」を「見て・聞いて・感じ」て、「あ~ココに来たんだなぁ~」と思いますか もちろん観光地を回ってという方もいれば、名物料理を食べてという方もいるでしょうね。僕の場合は「もっと身近なモノ」でご当地を感じます。例えば…



もっとも簡単な「感じ方」は、テレビの天気予報です。ヨコハマだと「では続いて関東地方のお天気です」と関東の地図が画面に出てきます。地方だとその地域の地図が映し出され、予報士も地元の方です。



銀行のATMも見慣れない名前ばかり。もみじ銀行なんていかにもご当地!って感じですよね。こう云うのを見ると「あ~、広島に来たんだなぁ」と思う訳です。



ちなみに昨年末に札幌を訪れた際の「感じたグッズ」です。ご当地でしか売っていないジュース類、北海道新聞と道新スポーツ、地元スーパーの袋…



お~~~~~~~~~っと 忘れちゃいけない広島の「感じ方アイテム」 道路のマンホールには広島東洋カープのイラストです。さすが地元密着球団

広島・・・食べ物編に続くぅ~


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広島・・・風景編

2009-01-20 | まち・町・街
愛妻と行って来ました、広島~~ 昨年末の札幌に引き続き、天候に恵まれました。俺って晴れ男なんだなぁ~ 高校時代の修学旅行で広島を訪れた事がありますが、クラスメートとワイワイしていたゆえにあまり記憶に残っていない(汗)と反省をしつつ、市内に入りました。



記念すべき1枚目の写真がコレ(笑)。ホテルの脇、あまり人目につかない場所に掲げられていました。「広島忘れ物センター」って・・・広島中の遺失物がここに集まるのかなぁ~ でかいネーミングだよね。 そして「荷物フロント」。まぁ~荷物を一時的に宿泊させるって意味からホテルの「フロント」って名付けたんだろうけど。突飛な発想だよなぁ



ホテルからてくてく歩いて広島城へ。ここは「二の丸」です。お城を取り巻く「郭」で二番目に大事な所・・・だそうです。派手なオレンジ色は拙者です。



地元にいる友人と合流してフェリーに乗り、一路日本三景のひとつ「宮島(厳島)」へ。10数分ではありましたが、天気がいい事もあってとにかく爽快な船旅~



島に着くと鹿がお出迎えをしてくれました。フツーにその辺を歩いています。ちなみにこの宮島にはフツーに人々が住んでいます。単なる観光名所ではありません。人と鹿がフツーに暮らしているところへ、観光者がワイワイガヤガヤと訪れるのです



ここでおいしいものを食べました 「広島・・・食べ物編」をお楽しみに。 ムフフ。



呉にも足を延ばしました。呉港は戦前から有名な港であり、戦時中は戦艦大和を作った軍港として名を馳せました。その戦艦大和にちなんだ「大和ミュージアム」を訪れました。



不幸な歴史の一端を担った大和ですが、世界最強の軍艦を作った誇りがここにはあるようです。また、零戦や人間魚雷「回天号」のレプリカなども展示されていますが、戦争の悲劇を後世に伝えるべく、乗船した軍人たちの「遺書」や、録音された「死に行く決意」の声、戦後水没した大和から引き揚げられた遺品なども展示されています。



広島と言ったらやはり原爆ドーム。写真やドラマ・映画などで見慣れているはずのこのドーム。驚いたのが下の2枚の写真です。



原爆によって破壊された瓦礫がそのまま目の前に残っています。ドーム自体は残されて、周囲はきれいに整備されているかと思いきや、まさか周囲の瓦礫まで残っているとは・・・。ドームの建物にも悲惨さを感じますが、何気なく転がっている崩れたレンガや壁に、当時の息遣いを感じてしまいました。



後ろを向けば、今は穏やかに流れる川と、緑色の木々、近代的なビルが数多く立ち並んでいますが、目の前には「あの瞬間」「その直後」の姿が残されています。今とあの時の境界線に・・・僕は立っていました。
広島を訪れた意義を感じた瞬間でした。

広島・・・交通編+「感じ方」編に続く
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