先日のライヴ前ラスト稽古のエントリで、諸事情あって土曜帰国のフライトに乗れず、日曜夜の帰国と合いなってしまい、結果として丸々3週間、稽古が空いてしまうことになったんでしたってなお話しを差し上げましたが、今日はその諸事情ってのの顛末を少し。
当初は13日午後のアテネ発便&翌午前3時半ドバイ発関空行き、いずれもエミレーツ航空で乗り継いで、14日の夜には帰京の予定でした。ドバイでの乗り継ぎ時間が5時間近くあり、我々的には深夜のドバイ空港で何して過ごすよ?みたいな話しをしてたんでした。
ところがアテネ空港に着くとアテネ発のエミレーツが4時間遅れになるとのこと。乗り継ぎ5時間のところを出発が4時間も遅れてはしんどいっすよね。とは言えエミレーツ同士だし、空港で乗り継ぎ客の誘導するなりして何とかなるやろとか思いながら、アテネ空港でハムとチーズと野菜の入ったピタを頬張りつつビールなど呑んでチンタラ時間潰してたら、館内放送でどうも我々のことを呼んでいる様子。
サクッとビールを呑み干してカウンターに行くと、早い時間のオリンピック航空でドバイへ行けとか何とか言うてる様子。カウンターでおっさんにアテネ~ドバイとドバイ~関空のエミレーツのチケットを渡すと、カウンターからはアテネ~ドバイのオリンピックのチケットだけ渡され、ドバイに着いたら向こうでいったん入国手続きをして、関空行きは改めてドバイのエミレーツカウンターで発券して貰え的なことを言うてる模様。
とにかく早く乗してやるってことなんで言われるままにチケットを受け取って、しばらく空港内をブラついてたんですが、ふと掲示板を見遣ると今度はそのオリンピックも2時間遅れるとの表示が。なんじゃあそりゃ~!飛行時間から計算すると概ね午前1時半過ぎにはドバイに着くはず。3時半発なのに入国手続き~発券~出国手続きをこの時間で終えねばならない計算で、これはかなりタイト。この辺りから一同にイヤ~なムードが漂い始めます。
しかし何しろ我々に出来ることは、このオリンピックに乗って飛ぶってことしかないワケで、まあ何とかなるやろと思い直し、機内ではギリシャビールなど呑みつつチンタラと過ごしながらドバイへ。果たして1時45分くらいに到着後、パスポートコントロールに向かうと、当然ながら長蛇の列。
しかもドバイは周辺国からの出稼ぎ労働者が多く、列の中の相当数がワークビザを握りしめてて、これのチェックにいちいち時間がかかってしまい、列が遅々として進まない。この辺りから一同にかなり危険な空気が漂い始めます。
結果、全員の入国審査が終わったのが2時半頃。小走りにバゲージクレームに向かい、荷物を受け取るとすぐさま出国のため関空行きの発券を受けなければならないわけですが、当然あるだろうと思っていた乗り継ぎ誘導を探しても、担当のエミレーツ係員らしき人間はどこにも見あたらない。
どのカウンターに向かえば良いのかも全然わからんので、とにかく手近な空港職員を捕まえて出国するんだと伝えると、それは3つあるターミナルビルなかの別の棟であることが判明。シャトル運行のマイクロバスがあるからそれを探して乗れみたいなことを言うてるワケです。この辺りから一同に絶望的な空気が漂い始めました。
それでも何とかシャトルマイクロらしき車両を見つけ、出国するんだと伝えると、OK乗れと。これが3時ちょい前です。走ること数分程度でエミレーツの出国ターミナルビルに到着、一同、発券カウンターに激走し、アテネでオリンピック便に振り替えられてやっとここまで辿り着いたんだ乗せろコラみたいに詰め寄ったんですが、流石にフライト30分前、お前らは既にオフロード扱いだと当然のような通告を受け、未明のガランとした空港で一同放心状態になったんでした。
しかし、そこからはプロのシゴトの真骨頂を魅せて頂きました。同行していたツアコンさんが猛然と交渉体制に入り、我々を椅子で待たせておいて独り延々数十分の交渉の結果、翌日便に確実に乗れるようにボーディングチケットをその場で発券させ、且つエアライン同士の連絡不行き届きで乗れなかったんだからお前らの責任で何とかしろってことで、ホテル1泊と3食分のミールクーポンをエアライン側持ちで手配させて我々の元に戻ってきてくれたんです。一同から歓声があがったのは言うまでもありません。
そんなわけで、早朝のドバイ空港近くのホテルに入り、そこから翌日の出発まで、長い長い24時間が始まったんでした。この続きはまたまた長くなりそうなので、そのうちってことで。
当初は13日午後のアテネ発便&翌午前3時半ドバイ発関空行き、いずれもエミレーツ航空で乗り継いで、14日の夜には帰京の予定でした。ドバイでの乗り継ぎ時間が5時間近くあり、我々的には深夜のドバイ空港で何して過ごすよ?みたいな話しをしてたんでした。
ところがアテネ空港に着くとアテネ発のエミレーツが4時間遅れになるとのこと。乗り継ぎ5時間のところを出発が4時間も遅れてはしんどいっすよね。とは言えエミレーツ同士だし、空港で乗り継ぎ客の誘導するなりして何とかなるやろとか思いながら、アテネ空港でハムとチーズと野菜の入ったピタを頬張りつつビールなど呑んでチンタラ時間潰してたら、館内放送でどうも我々のことを呼んでいる様子。
サクッとビールを呑み干してカウンターに行くと、早い時間のオリンピック航空でドバイへ行けとか何とか言うてる様子。カウンターでおっさんにアテネ~ドバイとドバイ~関空のエミレーツのチケットを渡すと、カウンターからはアテネ~ドバイのオリンピックのチケットだけ渡され、ドバイに着いたら向こうでいったん入国手続きをして、関空行きは改めてドバイのエミレーツカウンターで発券して貰え的なことを言うてる模様。
とにかく早く乗してやるってことなんで言われるままにチケットを受け取って、しばらく空港内をブラついてたんですが、ふと掲示板を見遣ると今度はそのオリンピックも2時間遅れるとの表示が。なんじゃあそりゃ~!飛行時間から計算すると概ね午前1時半過ぎにはドバイに着くはず。3時半発なのに入国手続き~発券~出国手続きをこの時間で終えねばならない計算で、これはかなりタイト。この辺りから一同にイヤ~なムードが漂い始めます。
しかし何しろ我々に出来ることは、このオリンピックに乗って飛ぶってことしかないワケで、まあ何とかなるやろと思い直し、機内ではギリシャビールなど呑みつつチンタラと過ごしながらドバイへ。果たして1時45分くらいに到着後、パスポートコントロールに向かうと、当然ながら長蛇の列。
しかもドバイは周辺国からの出稼ぎ労働者が多く、列の中の相当数がワークビザを握りしめてて、これのチェックにいちいち時間がかかってしまい、列が遅々として進まない。この辺りから一同にかなり危険な空気が漂い始めます。
結果、全員の入国審査が終わったのが2時半頃。小走りにバゲージクレームに向かい、荷物を受け取るとすぐさま出国のため関空行きの発券を受けなければならないわけですが、当然あるだろうと思っていた乗り継ぎ誘導を探しても、担当のエミレーツ係員らしき人間はどこにも見あたらない。
どのカウンターに向かえば良いのかも全然わからんので、とにかく手近な空港職員を捕まえて出国するんだと伝えると、それは3つあるターミナルビルなかの別の棟であることが判明。シャトル運行のマイクロバスがあるからそれを探して乗れみたいなことを言うてるワケです。この辺りから一同に絶望的な空気が漂い始めました。
それでも何とかシャトルマイクロらしき車両を見つけ、出国するんだと伝えると、OK乗れと。これが3時ちょい前です。走ること数分程度でエミレーツの出国ターミナルビルに到着、一同、発券カウンターに激走し、アテネでオリンピック便に振り替えられてやっとここまで辿り着いたんだ乗せろコラみたいに詰め寄ったんですが、流石にフライト30分前、お前らは既にオフロード扱いだと当然のような通告を受け、未明のガランとした空港で一同放心状態になったんでした。
しかし、そこからはプロのシゴトの真骨頂を魅せて頂きました。同行していたツアコンさんが猛然と交渉体制に入り、我々を椅子で待たせておいて独り延々数十分の交渉の結果、翌日便に確実に乗れるようにボーディングチケットをその場で発券させ、且つエアライン同士の連絡不行き届きで乗れなかったんだからお前らの責任で何とかしろってことで、ホテル1泊と3食分のミールクーポンをエアライン側持ちで手配させて我々の元に戻ってきてくれたんです。一同から歓声があがったのは言うまでもありません。
そんなわけで、早朝のドバイ空港近くのホテルに入り、そこから翌日の出発まで、長い長い24時間が始まったんでした。この続きはまたまた長くなりそうなので、そのうちってことで。