e-spo Horitaiスタッフダイアリー

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広島パートⅤ(最終)

2008-12-12 09:45:00 | Weblog
人間の愚行、蛮行に憤ったマネージャー高木です。

 広島を立つ日、実は出発を午後にずらし午前中を原爆の記録・資料を集めた「広島平和資料館」見学に当てました。

 私の場合、広島市内の移動は徒歩か路面電車を利用しました。極力徒歩に勤めたのですが、初めての土地は歩くに限ります。位置関係やその土地の特徴を掴むにはこれが一番です。最終日は時間がもったいなく路面電車でした。これが又優れもの、市内は150円で乗り換え自由、生活者と観光客が作る空間は又楽しいものです。

 資料館の順路に沿って見て行くと、被爆前の広島の状況から原爆開発の経緯、原爆投下の国決定、都市決定までが解説されています。新潟が候補地の一つであったことや、模擬爆弾(パンプキン)が投下訓練のため長岡市に落とされたことも表示されていました。

 どうしようもない気持ちにさせられるのは、遺品や標本の展示されているところから後でした。女学生の血のシミが残る焼け焦げた制服や変形した爪の標本、出血痕の残る舌の標本、原爆犠牲者の遺品の数々です。

 爆心地周辺を歩いたり資料館を見学して思うのは、なぜ非戦闘員の住む生活地域に投下したかです。単純に 南京 アウシュビッツ 広島 長崎 カチンの森 ソンミ村 ポルポト が同列に私には見えてしまうのですが。

 アフリカから最近も部族紛争で多くの民間人の犠牲が報じられています。愚行、蛮行は人間の本性なのでしょうか?
コメント
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