雪国の知恵

完全休養したマネージャーの高木です。

　土曜日、帰り際のクラブハウスの窓からスタッフと共に宇宙の神秘ならぬ人類の英知を観測しました。国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）です。ほぼ完成に近づいたステーションは高倍率の望遠鏡で見ると太陽電池パネルのウイングまで見えます。

　南西の空から太陽光を浴びたＩＳＳは光り輝きながらかなりのスピードで北東へ向けて移動し、中天まで来て地球の影に入りきえました。以前見た時より心なしか明るさを増したように見えました。今夜も晴れればよい条件で見えるはずです。時間・方角はインターネットでＩＳＳで検索すると公開されています。

　昨日は朝５時半起床で冬に備えた江ざらい（流雪溝の掃除）に参加しました。流雪溝はここ魚沼市本町地区で先人達が考えた雪国の知恵です。流雪溝発祥の地の碑まで立っている地区です。春・秋と住民と行政が協働しながら守り続けてきたものでした。今は住民のみに任されています。住民の負担が増えたことと町内の高齢化により完全に維持されるか不安も残ります。

　江ざらい後、もう一度寝直して完全休養しました。その後は休養の仕上げ、何日か前から仕込んでいた秋刀魚の燻製造りでした。



　ベランダで煙を上げる燻製器です。



　こちらは燻煙中の秋刀魚です。温度７０～８０度の熱燻です。腹の中には十数年来ベランダで育てているローズマリーが香り付けに詰めてあります。



　そして完成品。今日もおいしい完全休養日でした。