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熊騒動

2008-10-16 15:07:46 | Weblog
代休マネージャーの高木です。

 休日に仕事で木曜休みが続いています。今日は散髪をしてお昼寝タイム。あまりの良い天気にもったいなくて起きました。これを書いたら走りに出ます。

 先日のウォータートレッキングでの話です。コースとすると中間地点の中滝まで参加者の皆さんをご案内したのですが、その先1.8キロで最終地点魚止めの滝だそうです。この区間は熊の生息域で数多くの熊が居るそうです。

 ガイドの人に熊とのトラブルは無いのかと聞いてみると、ブナ林を保全して山が荒れないようにしてきたので上手く住み分けが出来ていてトラブルは無いそうです。先日の熊騒動(黒土新田で2人襲われた話)の話をすると、「山が荒れているんだね」との事でした。

 確かにいたるところ不必要な林道開発だらけです。只見町でも国内の大手製紙会社数社がブナ林の伐採計画を作り動き出したのだそうです。ところが地元では目先の欲を捨て先見の明で反対運動を起こし、現在の国内最大の「郷土の森」指定につながったのだそうです。

 豊かな自然、豊かな心。只見町の川や山は30年前の魚沼の自然を思い起こさせます。自然な川の護岸、農村風景、ブナ林どれをとってももう一度引き返したい風景です。

 自然が狂い始めています。猪、猿、熊、カモシカ、日本鹿、どれもかつては里山では見なかったり、雪国に生息しなかった動物です。人間が自然環境を壊し温暖化を招いた結果、色々な歯車が壊れ始めています。結果が熊騒動なのでしょう。
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