数年前、大石神社の骨董市で獅子香炉に出会った。
若いお兄さんのお店で、あれこれ物色していた時に、
隅の方から何やら視線を感じたのだった。
見ると、小さいが、四肢ががっしりして、お尻はむちむちした、
仔犬のようなお獅子が私を見上げていた。
この子と離れがたく、とうとう家に連れて帰った。
毎日見るたびに愛しさが増して来る。
先日の骨董市で古い釜敷を100円で買った。
元々、お茶で使う釜を置くために買ったのだが、試しに
あのお獅子を置いてみたら、思いの外ぴったりだった。
作られた時代が近かったのだろう。
この子のために、香炉台をずいぶん探したのだが、結局、必要
なものは自分からやって来るって感じだろうか。
と言うわけで、今日もお獅子はこの釜敷の上で満足気に吼えている。
若いお兄さんのお店で、あれこれ物色していた時に、
隅の方から何やら視線を感じたのだった。
見ると、小さいが、四肢ががっしりして、お尻はむちむちした、
仔犬のようなお獅子が私を見上げていた。
この子と離れがたく、とうとう家に連れて帰った。
毎日見るたびに愛しさが増して来る。
先日の骨董市で古い釜敷を100円で買った。
元々、お茶で使う釜を置くために買ったのだが、試しに
あのお獅子を置いてみたら、思いの外ぴったりだった。
作られた時代が近かったのだろう。
この子のために、香炉台をずいぶん探したのだが、結局、必要
なものは自分からやって来るって感じだろうか。
と言うわけで、今日もお獅子はこの釜敷の上で満足気に吼えている。