私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

ダルマ菊を南部鉄の花入れに入れてみました♪

2022年10月28日 | 美術工芸


昨年、主人の母が亡くなって
家の整理をしていた時に見つけた南部鉄の花入れです。

高さが20㎝ほどで
正面にカニがあしらわれて
どっしりと重量感があるのに可愛い雰囲気もあります。
胴の轆轤目(ろくろ目)がお洒落です。

取っ手が付いていて
本来は吊り花入れですが、
今回は置き花入れとして
ダルマ菊を入れてみました。



*~ 達磨菊(ダルマギク) ~*

本州から中国地方日本海側
対馬暖流に沿った海岸の岩上に生える多年草

枝頂に約4㎝の美しい花を咲かせます。
岩上で咲く姿が
座った達磨の様子に似ることから
この名がつけられたとのこと。
参考ー原色茶花辞典 淡交社

花弁の数が多いので豪華な感じですが
花色が薄い藤色なので
しっとりした風情も持ち合わせています。
古い南部鉄の花入れが、しっかり受け止めてくれました。



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*複雑な鳴き声の鳥*ヒヨドリでしょうか、他の鳥でしょうか?

2022年10月26日 | 野鳥のお話

昨日の朝、電線に複雑な鳴き声の鳥がいました。
ずいぶんスラリとした姿です。



PCに取り込んで見たら
何となくヒヨドリに似ています。

でもヒヨドリと言えば「ピーッ」の鳴き声しか
聞いたことがありません。

ヒヨドリは「ピーッ」と鳴く以外に
複雑に鳴くことが出来るのでしょうか?

写りが悪いですが
鳥の名前を教えて戴けますと有難いです。
よろしくお願い致します(^_-)-☆

* * *

※皆さんに教えて頂いて
この鳥は「ヒヨドリ」と分かりました。
ピーッピーッと鳴くばかりでなく
いろんな鳴き声を出すことも教えて頂き
勉強になりました。
有難うございました。
また宜しくお願い致します(^_-)-☆





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*宿場町・平福で買ったフジバカマが咲きました*ノコンギクと銀瓶に活けてみました♪

2022年10月21日 | 花便り

*~ フジバカマとノコンギク ~*

昨年の10月、念願叶って平福(兵庫県佐用町)に行って来ました。
宿場町の風情と水辺の土蔵群の美しい景観を楽しみました。
⇩⇩⇩

*~ 2021.10.26 撮影 ~*


*~ 作用川と土蔵群 ~*

この時には背高泡立ち草が美しく川の縁を彩っていました。
佐用町平福では
アサギマダラを呼び込むために
休耕田を利用してフジバカマを植えているそうです。
その内に
フジバカマの里、アサギマダラの里として
大勢の人の目を楽しませてくれるようになるといいですね。



ここで使ったフジバカマは
平福の道の駅で買ったものです。

夏に瀕死の状態になりましたが
一本の茎だけが生き残って
何とか花を咲かせてくれました。
嬉しさはひとしおです。

フジバカマは静かな雰囲気で
庭のノコンギクとよく似合い
古い銀瓶にしっとりと納まってくれました。







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*ラクダの皮のランプ*オリエンタルな魅力とやわらかい光がチャーミング♪

2022年10月16日 | 美術工芸

*~シェードに明かりを灯したところ~*

先日、近くのリサイクルショップで
ラクダの皮で出来たランプを見つけました。

まあ~なんてチャーミングなんでしょう~♪
以前にどなたかのブログで
同じようにラクダの皮のランプを
骨董市で見つけたとアップされていました。



*~ 下の部分に明かりを灯したところ ~*

ねぶたのようにカラフルな模様が浮き上がります。
行灯くらいの明るさで
このまま眺めていられます。



昼間に見るとこんな感じです。
トルコ製で
職人さんの手描き(フリーハンド)だそうです。
意外と和室に似合いました。



傘の天辺部分です。
色使いや模様などオリエンタルな魅力があります。



抽象的な花模様と白の帯に青の筋
日本にはない異文化を感じます。



ラフなタッチで
ところどころ金彩も見られます。




お金は天下の回りものと言いますが
こうした古い物も同じですね。
人の手によって
大事にされて来た物は
時代を越えて回っていくものなんですね。

このランプのあった日より
一か月前くらいには
10年ほど前に、別な所で手放した「世界地図」が
一番目立つところに置かれていました。
その後すぐに
売れたようでした。

「旅する物たち」
そう言うとロマンがありますね。




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初秋の花を魚籠と宗全籠に活けて活けてみました♪

2022年10月15日 | 花便り

9月の中頃に活けた花です。
もたもたしていて遅くなりました。
可愛い花なので、遅まきながらアップしました。

桔梗、吾亦紅、金水引、カッコウアザミ、三時草
5種を入れてあります。



上と同じ花を
宗全籠に入れ直してみました。

花はマルバルコウソウと河原ナデシコを足して
7種になりました。
吾亦紅を違うものに替えたので
雰囲気が変りました。



魚籠に始めと同じ5五種の花です。
全体に立てて、床の間に置いてみました。


※備忘録ですのでコメント欄はお休みしますね(^_-)-☆





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*面白い流木の花入れ*白ホトトギス、茅の穂、桔梗、銀水引、河原撫子を活けてみました♪

2022年10月13日 | 美術工芸

たくさんの茶花を育てておられる知人から
ご主人作の
流木を花入れに加工したものを頂きました。
二つ頂いた内の
今回は大きい方に
庭で咲いた5種の花を入れてみました。

白ホトトギス


河原撫子(ピンクの方)

桔梗

銀水引

茅の穂


出窓ギャラリーに置いてみました。

この花入れは
台風の後に浜辺に打ち上げられていた流木を
洗って、虫の処理、落としを掘って
乾燥させてからニスを塗ったものです。

自然の力強さのある面白い造形
それを上手く利用した
大変な力作を頂き感謝です。

これから
どんな花が入れられるか、楽しみが増えました。


※前回と同じような内容ですので
コメント欄はお休みしますね(^_-)-☆




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*20分で出来る美味しいイチジクのジャム*娘の手作り食パンのお供に♪

2022年10月12日 | ぶきっちょ主婦の料理

先日、スーパーに行くと
大きくてよく熟れたイチジクがありました。

そのままでも美味しかったのですが
ジャムにしたらもっと美味しそう~



そんなわけで
早速、イチジク4個を1センチほどに刻んで
鍋に入れて
レモン汁大さじ2杯、砂糖60グラムを加えて
強火で煮立て
⇩⇩⇩


沸騰したら弱火で
三分の二になるまで煮詰めます。
⇩⇩⇩


いい具合に煮詰まりました。


アオハタのジャムの瓶があったので
そこに全部入れました。
蓋に
「自然の色、自然の香り」とあるように
このイチジクのジャムも
レモン汁と砂糖だけの
自然の味のジャムに仕上がりました。



娘の焼いた食パンに
イチジクジャムをつけて食べたら
最高に美味しい~♪

料理下手の私でも美味しく出来る
イチジクのジャム
お試しあれ~(^_-)-☆




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レッドドラゴンと糸ススキを軒下ギャラリーに活けてみました♪

2022年10月11日 | 花便り

*~ 軒下ギャラリーに活けてみました ~*




*~ 庭で咲くレッドドラゴンの花 ~*

タデ科の植物で地味ですが
白くて小さな花がチャーミングです。

葉に走る赤い葉脈と茎がお洒落です。




ヒマラヤ原産の耐寒性(-25℃まで)の多年草
正式名は
ペルシカリア・レッドドラゴン






*~ 10月10日の葉の様子~*

葉の色は赤紫色に変化し
V字がはっきりしてきました。
観葉植物として他の植物と混植してもきれいです。






私は葉や茎の面白さと
花の可愛さが好きなので、この時期活け花に使うのを
楽しみにしています。

ノコンギクが咲いたので
ついでに入れてみました。


※備忘録ですのでコメント欄はお休みしますね(^_-)-☆







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*2022の秋はモズが一番乗り*一番高い所でキーキーチキチキ~♪

2022年10月10日 | 野鳥のお話

*~ 10月8日到着 ~*

ここ三日ほど急に冷えましたね。
いきなり炬燵が欲しいくらいです。

一昨日の室温は17℃
この秋初めて暖房をつけました。





そんな中
けたたましくキーキーチキチキの声。
ああ、もうモズがやって来たんだね。

この住宅地で一番高いところです。
やっぱりここが好きなんだね。
四方に睨みを効かせていました。

昨年は16日だったので
今年は8日早い到着。
急に寒くなるのが分かっていたかのようです。
寒い時期のお友達。
今年の冬もよろしくね~(^_-)-☆






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*一縷の望み*の「縷」って何のこと?縷紅草を調べていて分かったこと。

2022年10月06日 | 思うこと

先日、縷紅草の記事をアップしましたが
「るこうそう」とキーを打っても
「縷」の漢字が出て来ません。

「留紅草」でも良いのですが
やはり
この花には「縷紅草」の漢字が似合います。
どうしても「縷」を出したくて
どうやったら「縷」が出せるのか
漢語林で調べてみました。





すると、縷(る)は意味として
「糸」「糸のように細長いもの」
「詳しい」「こまかい」とあって

縷説・縷言ー詳しく細々と述べる、またその言葉
縷述ーーーーーーーーーーー詳しく述べる。縷陳
縷切ーーーーーーーーーーー細かに切る。きざむ
縷縷ーーーーーーー糸のように細く長く続くさま
細々と述べるさま。細かいさま

などの言葉が羅列されてあった。


そこで「縷」の漢字を出すには
「るせつ」と打って「縷説」を出して
「説」をはずして「縷」の漢字を使うという
そんな裏技(?)を使わなければなりませんでした。

* * *

なるほど!
「縷」って糸のように細長いもの
詳しいとか細かい
そういう意味だったんだね。

そこで思い出したのが
「一縷の望み」という言葉。

正確に辞書で調べたこともなく
何となく「わずかな望み」と理解していたけれど
ここで「一縷」の意味が一筋の細い糸と分かって
「その望みが叶う可能性はごくわずか」だと
真にその言葉が理解出来たのでした。






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*翅を広げたヤママユガのオス*その大きさにびっくり!そして儚い一生を憐れに思って

2022年10月03日 | 虫のお話

昨日の朝、庭を見て
「なんじゃ~あれは~?」
ベージュ色で面積の広い物体が檜扇の葉に
くっついているじゃありませんか。

近くに寄って見て(近眼なので)
初めて蛾だと分かりました。




大きさは約12㎝(近くで計るともっと大きそう)
すっかり開帳したら14㎝はありそうです。



翅に半透明の眼状紋があり
向こうにある檜扇の葉の色が透けて見えています。
わあ~水中艇の窓みたい~♪

翅の下には一直線に黒とグレーの筋が走っています。
まあ~きちんと定規で引いたみたいね~




翅も体も毛むくじゃら
太い肢に触覚も立派です。

頭の上から左右にも
翅の上端にグレーの毛の筋が走っていて
見るからに分厚くて温かそう~



こんなに堂々たる姿なのに
調べてみると
成虫は体のわりに短命で
口は退化して食物をとらないのだそう。

メスは羽化後すぐに交尾して
産卵し、あまり飛び回ることなく死んでしまうのだとか。

これだけ頑丈な体をもらってきたのに
短く儚い一生なんですね。



ヤママユガ科は
蛾の中で最も翅の大きい種類で
日本には9種類いるらしい。

幼虫は丈夫な糸をはき、繭を作る。
昔はこの繭から糸をとったが
今はあまり利用されていないとのこと。

* * *

昨年は大型のカタツムリやクチバスズメ、ヤマナメクジなど
初めて見る大型の生き物に
立て続けに出会ったが
今年は
初めてヤママユガに出会った。
これも温暖化に関係があるのかなあ~
次はいったい
どんな大型生物に出会うのだろう。
いくらなんでも
ヘビやトカゲの大型はやめてもらいたい(^^;)


※参考、引用
原色学習ワイド図鑑 学習研究社








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曼珠沙華 瞼の裏に 祖母のいて

2022年10月01日 | 俳句

曼殊沙華は
故郷(新潟)にいた頃に見た記憶がない。
だけど
今こうして見ると何故か
懐かしい思いに駆られて
優しい笑顔の祖母が瞼に浮かんで来る。




家から
歩いて200歩ほどに休耕田や畑があって
今年もきれいに咲き揃った。




犬がいた頃は
よくこの道を散歩したものだ。
今は
遠くから眺めるだけになった。



子供らが走り回っていた石垣の道にも
一列に咲き並んでいる。




駐車場の脇には
かたまって咲いている。
白いものは
オーナーが植えたのだそう。

以前はこの上の田んぼの稲も一緒に写せたけれど
今年は
稲は植えられなかった。
また一つ
休耕田が増えた。


曼殊沙華 瞼の裏に 祖母のいて
越後美人






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