私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

綱渡り風だったり、団子三兄弟風だったり、今年のアブラゼミの抜け殻たち♪ニイニイゼミも。

2023年07月27日 | 虫のお話

 

*~ 綱渡り状態で羽化した個体 ~*

 

セミは木の枝で羽化することが多いですが

たまには人工物の上で羽化することもありますね。

今年の変わり種は

室外機の日除けに使ったオーニングのビニール紐での羽化です。

これなら逆さまですから

羽がどこかに触れる心配もなく

伸び伸びと羽を広げて乾かせますね。

途中で雨にも降られずに

無事に羽化出来たようです。

 

 

 

 

*~ 団子三兄弟風に羽化した三体 ~*

 

同じ葉蘭の裏に三体が等間隔で羽化していました。

よほどこの葉が良かったのでしょうね。

団子三兄弟のようで、笑える光景でした♪

こちらも見事に背中が割れていました。

 

 

 

 

*~ ニイニイゼミの抜け殻 ~*

他の葉蘭の裏には

ひときわ小さな抜け殻がしがみついていました。

この子も上手に羽化出来たようです。

 

* * *

 

無念にも地面に落ちて

アリに群がられて小刻みに翅を動かしている個体や

抜け殻から出る途中で息絶えた個体の姿も幾つか見られました。

毎年の事でも

その年ごとに違った結果として現れます。

無事に羽化して

元気に飛び立てるのは結構大変なことなんですね。

 

 

 

 

 

 

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種類豊富なカメムシたち~♪お洒落なものがいますね~♪

2022年12月15日 | 虫のお話

*~クヌギカメムシ

まず肢がオレンジ色で体が若草色の春っぽいカメムシさん
肢の節や触覚の黒色がお洒落です~♪
クヌギやコナラなど落葉樹の葉や若枝、果実から吸汁する。





*~キマダラカメムシ~*

ちらは黒に黄色の点や肢の節と触覚の黄色が素敵です。
よく見ると
腹の縁も黄色の模様が入っています。
なかなか美しい~♪

元々日本には居なかった種類で
江戸時代に侵入して
その後各地に分布を広げたようです。

食草はサクラ、カキの木、フジ、ニセアカシア、クリ
エノキ、ウメが確認され
カキに関してはその果実(渋柿)もよく吸汁するとのこと。
※参考ウイキペディア

我が家のフジの木にもいたのかも。


以前にアップしたのは
アフリカのお面のようなヒメホシカメムシ
主にシイ、アカメガシワ、クワなどの花や果実の汁を吸う。
⇩⇩⇩


11日(日)のNHK「ダーウインが来た」は
カメムシの特集でした。

カメムシの仲間は世界で1万5千種もいるのだとか。
すごい数に驚きました。

* * *

日本では何種類のカメムシがいるんだろう?
ネットで調べてみると
国立科学博物館の友国雅章先生の記事が目に留まりました。
先生は専門分野がカメムシ科の系統分類等。
カメムシと共に35年の研究生活を送って来られ
仲間と共同で「日本原色カメムシ図鑑」を1993年に出版。

この図鑑が大変好評となり、カメムシに興味を持つ
昆虫愛好家が増えたことで
それまで800種が確認されていたところ
その後1150種に増えたとのこと。
先生を始めとして研究者の皆さんの大きな成果ですね。

我が家でも
今年3種類のカメムシを確認しました。
カメムシは1種類と思っていたので
新たな発見と驚きでした。
来年はどんなカメムシに出会えるか楽しみです~♪




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*セミの赤ちゃんにてんやわんや*木の根を切ったばかりに幼虫を掘り起こしてしまったんです!

2022年11月09日 | 虫のお話

来年の夏には成虫になりそうな幼虫です。
可哀想に、こんなに寒くなってから
土の中から引っ張り出してしまいました。



椿の伸びた根を切った翌日のこと。
三匹の幼虫が土の上で
僅かに動く手足でもがいているのを発見。

土の中に潜ろうとしているようですが
全然潜れそうにありません。
ああ~どうしたらいいの~(*_*;



取り敢えず、木の根がある所へ埋めてみました。
ところが
しばらくして見に行くと
何と!
地面を割って頭を出しているではありませんか。


こんなことを何回か繰り返しましたが
一向に地中で過ごす様子がなく
地面に出て来るので
ネットで調べて
脱脂綿に砂糖水を含ませて吸わせてみました。
⇩⇩⇩

吸ったかどうかは分りませんが
この個体だけが何とか動き回っています。


これも気に入らなかったのか
どこかに行こうとしています。
これでは
無駄に体力を消耗するばかり。


そこで
根っこの代わりの割りばしに
今度はハチミツ水を含ませて、とまらせてみました。
⇩⇩⇩

しっかり吸って元気になってよ!

このあと祈りも空しく
脇の土の上に移動していました。


それなら土の中に
割りばしと幼虫を一緒に埋めたらどうか
ということになって埋めてみました。
⇩⇩⇩


ハチミツの甘い匂いにつられて
「アリが来たら大変」と玄関に入れました。
⇩⇩⇩

翌朝見ると
ああ~あ、やっぱり出て来ちゃってる~💦

この個体だけが僅かに動いていましたが
この後、すっかり動かなくなり
両脇の幼虫は土の中で動かなくなっていました。

私が椿の根っこを切ったばかりに
セミの幼虫の命を奪ってしまいました。
今度、根っこを切る時は
セミ達が
地面から出て、成虫になってからにします。
何とも可哀想なことをしてしまいました。

セミの赤ちゃんを救おうと
てんやわんやの二日間でした。




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*翅を広げたヤママユガのオス*その大きさにびっくり!そして儚い一生を憐れに思って

2022年10月03日 | 虫のお話

昨日の朝、庭を見て
「なんじゃ~あれは~?」
ベージュ色で面積の広い物体が檜扇の葉に
くっついているじゃありませんか。

近くに寄って見て(近眼なので)
初めて蛾だと分かりました。




大きさは約12㎝(近くで計るともっと大きそう)
すっかり開帳したら14㎝はありそうです。



翅に半透明の眼状紋があり
向こうにある檜扇の葉の色が透けて見えています。
わあ~水中艇の窓みたい~♪

翅の下には一直線に黒とグレーの筋が走っています。
まあ~きちんと定規で引いたみたいね~




翅も体も毛むくじゃら
太い肢に触覚も立派です。

頭の上から左右にも
翅の上端にグレーの毛の筋が走っていて
見るからに分厚くて温かそう~



こんなに堂々たる姿なのに
調べてみると
成虫は体のわりに短命で
口は退化して食物をとらないのだそう。

メスは羽化後すぐに交尾して
産卵し、あまり飛び回ることなく死んでしまうのだとか。

これだけ頑丈な体をもらってきたのに
短く儚い一生なんですね。



ヤママユガ科は
蛾の中で最も翅の大きい種類で
日本には9種類いるらしい。

幼虫は丈夫な糸をはき、繭を作る。
昔はこの繭から糸をとったが
今はあまり利用されていないとのこと。

* * *

昨年は大型のカタツムリやクチバスズメ、ヤマナメクジなど
初めて見る大型の生き物に
立て続けに出会ったが
今年は
初めてヤママユガに出会った。
これも温暖化に関係があるのかなあ~
次はいったい
どんな大型生物に出会うのだろう。
いくらなんでも
ヘビやトカゲの大型はやめてもらいたい(^^;)


※参考、引用
原色学習ワイド図鑑 学習研究社








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*可愛いウラギンシジミの幼虫*今年は裏山の山藤に戻して来ました。

2022年08月06日 | 虫のお話

*~ ウラギンシジミの幼虫 ~*



*~ 先日活け花に使った山藤 ~*

花がぽろぽろ落ちて来たので
ゴミの日に出そうと、ゴミ袋に入れて保管していました。



そしてゴミの日
他のゴミを入れようと
袋を開けると
なんと!こんな緑豆のようなものが!
きれいな緑いろの「グミ」のような形に小さな角が二つ。
まあ~可愛らしい~♪

どうやら活けていた山藤についていたようです。




今年もウラギンシジミの幼虫に出会うとは。
昨年は蛾の幼虫だと思って
枝ごとゴミに出してしまいましたが
今年はちゃんと裏山に返しに行くことにしました。




*~ 裏山の山藤 ~*

きれいに咲いています。
この葉に乗せようと思ったら
上手く乗せられなくてぽろりと落ちてしまいました。
今頃這い上がってくれていたらいいのですが・・・
昨日の大雨でどうしているか心配です。

次からは
山藤を採る時には
幼虫がいないか確認をしなくてはね。

・。・。・おまけは・。・。・
葛の花、野生の朝顔、裏山に棲む猫ちゃんです。

葛の花


野生の朝顔

昨日の雨が葉に残っていてきれいです。
花も清々しい~♪


裏山に棲む猫ちゃん


「おはよう、暑いねえ~」と声をかけると
「にゃ~」と一言。
「ほんとにね~」と言ってくれたようです~(^_-)-☆


※コメント欄はお休みさせて頂きますね。
では
引き続き熱中症に気をつけてお過ごし下さいね(^_-)-☆




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我が家の庭に美しい訪問者*アオスジアゲハの青い斑紋が太陽の光で輝いた♪

2022年08月02日 | 虫のお話

*~ 我が家の庭に初めてやって来たアオスジアゲハ ~*

皆さんのブログでは時々拝見していましたが
当地で見るのは初めて。
しかも、それが我が家の庭ですから嬉しかった~♪



冷房で冷えた体を温めに庭に出ていると
椿の葉の辺りを
黒の体に青い斑紋の蝶がひらひらと舞っていて
急いでカメラを取りに行くと
ちょうどよく椿の葉にとまってくれていました。



そこでゆっくりとご開帳~♪
まあ~♪
きれいきれい~♪
ありがとうね~(^^♪



その後
ウツギの葉にとまると
太陽の光を浴びて青い斑紋が輝いて
なんという美しさ!

黒と青の出で立ちが素敵でした。
今年のファッションは
アオスジアゲハを真似てみたくなりました。





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*天候不順で羽化出来なかったセミ*今年は初めて下草での羽化が見られた。

2022年07月28日 | 虫のお話

*~ 羽化の途中で息絶えたセミ ~*




セミの上にセミが乗ってるのか?





そう思って金木犀の葉を裏返してみると
それは
ぬけ殻と、そこから出ようとして
途中で息絶えたセミだと分かった。
何と!可哀想に!



*~ セミが這い出た地面の穴 ~*

セミは地面の穴から出ると
どこで羽化しようかと
良い場所を探して歩き
そして木に登り羽化を始める。

羽化は夕方から夜にかけて
完全に羽化が終わるまでには2~3時間はかかるそうだ。
このセミは憐れなことに
途中で雨に見舞われるなど、トラブルに巻き込まれたのだろう。
我が家の庭では初めて見る光景で
ちょっとショックだった。


他のセミたちは順調に飛び立って行ったようだ。
シロヤマブキの枝で

山茶花の茎で


クロガネモチの葉で


万両の葉で


ホトトギスの葉で


葉蘭の葉で


昨年までセミたちに大人気だったクロガネモチには
一匹だけだった。
ばっさり伐ったのが影響したのか。

ホトトギス、葉蘭、万両など
今年は地面に近い所での羽化が初めて見られた。
セミも命をかけてのことだから
よく考えた末に決めたことなのだろう。

それにしても
殻から半分も体を出したところで命を落とすとは
なんという不運
さぞ無念な事だっただろう。
天候不順はセミにも大きな影響を与えたのだった。









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黒くて美しい蝶はヤマトシジミのメスでした~♪翅裏の黒色斑紋が整然として美しい

2022年06月30日 | 虫のお話

庭に出てみると
翅の黒い蝶が縞ススキにとまっていました。
ビロードのような質感で白い縁どりがお洒落です。

初めて見る蝶だったので
調べてみると
ヤマトシジミのメスだと分かりました。
オスの翅表は白みを帯びた青色とのこと。
いつか見てみたいものです。



翅裏は
大きめの黒色斑紋が整然と並んで美しい。
翅表の黒色がちらりと見えて素敵です。

* * *

所用のため7月15日頃までブログをお休みします。
復帰後またよろしくお願い致します。
入院ではありませんのでご安心下さい。
ミニトマトも無事に育っていますよ。

では、暑くて大変な毎日ですが
皆さんには
くれぐれも熱中症に気をつけてお過ごし下さいね(^_-)-☆

※コメントもお休みさせて頂きますね🌻





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*絵になるヒメホシカメムシと都忘れ*もし被害が出るようならお山に返して来ます。

2022年05月20日 | 虫のお話

先日の雨降りの時です。

軒下ギャラリーに活けていた都忘れに
ヒメホシカメムシが蜜を吸いに来ていました。






体の地色はくすんだ赤色で
背中には黒い一対の斑紋があり
なかなかお洒落です。







昨年の裏山散歩で初めて見かけた虫ですが
その時に採集した植物について
我が家にやって来たようです。

外は雨降りなので
雨に濡れない軒下にある都忘れの蜜を吸いに来たんですね。
こうして見ると
薄紫色の都忘れと色の対比が美しく
絵になる光景でした。


* * *


このカメムシが臭いかどうか調べましたが
よく分かりませんでした。
でも
草食(野菜も含む)のカメムシはほぼ100%臭い匂いを発し
肉食のものや雑食のものはさほど臭くないようです。
このヒメホシカメムシは草食なので
あまり匂いはないだろう
※訂正しました。
程度の差はあっても多少はありそうだ
と結論づけました。
もし違っていたら教えて下さいね(^^)/

主にシイ、アカメガシワ、クワなどを食べるようなので
我が家の植物は大丈夫かも・・・
しばらく様子をみて被害が出るようなら
お山に返して来ようと思います。


※コメント欄はお休みしますね(^_-)-☆






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嵐のあとに手負いのウラギンシジミは無事に飛び立ちました🦋

2022年03月30日 | 虫のお話

~ 波状雲 3月27日朝 ~

3月26日(土)は二つの低気圧がやって来て
ひどい嵐になりました。
まるで台風かと思われる暴風の中
山茶花の生垣で越冬中のウラギンシジミが
心配でなりませんでした。





~ 3月27日の午前中のウラギンシジミの様子 ~

嵐が去った翌朝(27日)
ウラギンシジミは大丈夫だったか?
心配しながら見に行くと
無事な姿が確認出来てほっとしました。
あの嵐の中、よく頑張った!




~ 空っぽになった山茶花の垣根 ~

ところが同日(27日)の午後に見に行くと
いたはずのウラギンシジミは飛び立った後でした。

1月3日に確認してから
約3か月間の越冬でした。

* * *

来た時から翅の傷みが大きくて
無事に春を迎えられるのか、とても心配でしたが
厳寒の冬や春の嵐を見事乗り越えて
無事に旅立ちの日を迎えられました。
嬉しい限りです。
私も大きな勇気をもらいました。

寒い冬を一緒に乗り切った同士たち(二頭いました)
また子孫たちが戻って来てくれことを願っていますよ。
有難う~ウラギンシジミたち~♡

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寒風に耐え春を待つユキツバキと越冬中のウラギンシジミ2頭

2022年02月06日 | 虫のお話

本日は
大陸からの寒気のせいで
日本海側では雪が降り続いています。
瀬戸内で温暖な我が家方面でも
風が吹き荒れ小雪も舞ってとても寒いです。

そんな中で
春咲きのユキツバキ(雪椿)が一輪だけ
蕾を膨らませて色づいていました。
葉っぱを蓑笠として風を凌いでいますが
「寒いよ~寒いよ~」と言っていそうです。
あとの蕾はまだ固い緑のままです。



山茶花の生垣で越冬中のウラギンシジミは
強風に翅が煽られていました。
頑張れ!頑張れ!
もう少しの辛抱だよ!

※こちらの個体は昨年の11月に初めて確認
12月から本格的に越冬に入りました。





もう一頭の翅が傷んだウラギンシジミは
隣の葉が風よけになっていて
翅が煽られることがないようです。

自分の翅の傷み具合が分かっているのか
上手にとまる葉を選んだようですね。

春はもうじきだよ!
頑張れ!


※こちらの個体は1月3日に初めて確認
それ以来ここで越冬中。


🦋 備忘録につき
コメント欄はお休みさせて頂きますね。
寒さが厳しいです。
皆さんご自愛下さいね(^_-)-☆





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藤の木を食い荒らす憎きテッポウムシ発見! 今年は根元に薬剤を撒いて予防します

2022年01月31日 | 虫のお話

~ 藤の幹から這い出たテッポウムシ ~

昨日、藤の幹に手が当ったらスコッと
中が空洞のような音がしました。





手で引っ張ると崩れるように折れて
テッポウムシが慌てて出てきました。




~ テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)~

テッポウムシは木を食い荒らす厄介な害虫
図鑑やネットで見て知っていましたが
実物を見るのは初めてです。

お前か!
大事な藤の木を弱らせたのは!
にっくきテッポウムシ
しっかり処分しました。




藤の幹は真ん中がすっかり空洞にされ
周囲もボロボロです。




皮に手を触れると
簡単にモロモロと崩れました。

* * *

テッポウムシはカミキリ虫が幹に産卵して
孵化した幼虫のことです。
孵化してから1年から2年の長期間に渡って
木の内部を食い荒らすとのこと。

我が家の藤の木は
この様子だとかなり危険な状態です。
今年は
カミキリムシを見たらすぐに処分して
根元には薬剤を撒いて様子をみようと思います。








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*越冬中のウラギンシジミの経過報告*年が明けたらもう一頭増えていました~🦋

2022年01月14日 | 虫のお話

~ 昨年の11月3日から越冬態勢に入った個体 ~

12月の中旬までは暖かい日にお出掛けしていましたが
それ以降は本格的に越冬に入り
本日まで雨の日も風の日もここで頑張っています。
翅は傷みがなくきれいです。




~ 反対側から見た様子 ~
山茶花の葉の下に上手に入り込んでいます。




~ 2022年1月3日初めて確認した個体 ~

昨年の12月29日にはいなかったのですが
いつの間にやって来たのでしょう~
この山茶花の生垣は
ウラギンシジミの越冬に都合が良いよいです。
以前も越冬に成功した個体がいました。
ここがいいならどうぞいくらでも使ってね。

翅が傷んでいて痛々しいですが
ここに来てからは一度も動かずにじっとしています。
頑張れ~!




~ 葉裏にいる様子 ~

昨日は雪まじりの強い風が吹いていましたが
翅が煽られてもじっと我慢の様子でした。

* * *

春までまだまだ寒い日が続きます。
どうか二頭揃って無事に越冬が成功しますように!






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*寒波にめげずに越冬態勢のウラギンシジミ* どうか春を無事に迎えられますように

2021年12月29日 | 虫のお話

一昨日、昨日と強烈な寒波で氷も張る寒さ
強風にも耐えながら
山茶花の葉裏にはウラギンシジミがいました。




ちょっと目を離すと
どこにいたのか分からなくなってしまいます。
上手に隠れています。



山茶花の葉の照りと間違えるほど。
これなら鳥の目も届き難そうですが
蜜を吸いに来るメジロや
花びらを食いちぎるヒヨドリに
遭遇しませんように。

これから春になるまで
ハラハラの毎日になりそうです。
どうか無事に春を迎えられますように。






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*冬の訪れを知らせる雪虫* フワフワと舞い始めました

2021年11月23日 | 虫のお話

数日前から
雪虫がフワフワと飛ぶ姿が見られるようになりました。
こちらもいよいよ冬のようです。





北海道や東北地方では
初雪の降る少し前に出現するとのこと。

当地の今朝の外気温は5℃
空は灰色の雲に覆われていて
北風強く今にも雪が舞い落ちそうです。





雪虫の正式名は「リンゴワタムシ」
リンゴの木の枝や根に寄生する害虫

白い蝋物質を分泌して体にまとい
フワフワ飛ぶ姿が雪のようだとして
雪虫の名があります。

寿命はわずか1週間ほどで
メスは産卵後に死んでしまい
熱にも弱く
人間の体温でも弱るそうです。

飛んでいる雪虫を
掌にそっと包んだつもりでしたが
体にまとっていた蝋物質は簡単に取れてしまいました。

その後も飛んでいたので命に別状はなかったようですが
蠟が取れて可哀想なことをしました(>_<)💦





皺だらけの手で失礼しました~(^^;)


翅は透明で白い蝋物質が無ければ一見蚊のようですが
これでもアブラムシ科なんだそうです。

今週は今日からどんどん寒くなる予報です。
雪虫も来たことですし
石油ストーブを出して寒さに備えようと思います。
皆さんも風邪などひきませんよう
温かくして下さいね~(^_-)-☆


※ 参考ーウィキペディア
原色学習ワイド図鑑(学習研究社)








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