私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

*春の雲*卷層雲は色っぽいね~これが出ると翌日は雨です~☂

2021年03月28日 | 気象、気候

昨日の朝、空を見上げると
卷層雲と呼ばれる春の雲が広がっていました。

ああ~気持ち良さそうだなあ~
私もあの雲の一員になって浮かんでみたい~




この雲
やわらかくうねって
空は春うららの風情





美女の素肌を覆うベールのようで
ちょっと色っぽいね~





ほんのわずか眺めている間に
ぼんやりとその姿を消して行きました。

* * *

この卷層雲が現れると翌日はほとんど雨になる。
これは見事に当たっていて
今朝はしっかりと雨が降っていました。




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*微笑みの椿*衣通姫を赤絵の徳利に活けてみました♪

2021年03月26日 | 花便り

~ 衣通姫(そとおりひめ)~

衣通姫は肥後椿(桜司)と姫サザンカ(ルチエンシス)の交配種
薄桃色の一重咲きで平開します。

開いても4・5センチの小輪
咲いた姿はまるで微笑んだように愛らしく
ほんのりと香りがします。




~ 衣通姫の蕾 ~

蕾はキャンディーのようでプリティ~♪




~ 衣通姫の咲き始め ~

咲き始めは、花弁を抱え込んでいて
ふっくらと丸みを帯びています。

* * *

小さな椿ですから
小さい赤絵の徳利に、4通りに入れてみました。
↓↓


~ 開き始めの可愛い姿 ~

満開になった木五倍子(きぶし)を横に流して。
ちょっと楽しく~♪
肥後椿の特徴のたっぷりの雄しべが見えてきれいです。




木五倍子を短い枝のものに替えてみました。
コンパクトで可愛い姿になりました。



木五倍子を長い枝のものに替えてみました。
ちょっと広がりが出ました。



立ち上がった枝のものを使ってみました。
きちんと纏まった姿です。
↓↓



上と同じものですが
微笑むように開きました♪

* * *

キャンディーのような蕾が
ふっくらと開き始め
そして
ふわっと微笑みながら咲く
そんな過程を楽しめる椿です。

※衣通姫は本朝三美人の一人
この椿はその名前を頂いています。


*~本朝三美人~*
光明皇后、衣通姫、藤原通綱の母(蜻蛉日記の作者)




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*春のパスタ*菜の花とあさりの和風パスタ作りました~♪

2021年03月21日 | ぶきっちょ主婦の料理


先日、tyakoさんから教えて頂いた「キノコの和風パスタ」を
昨日、ちゃんと菜の花を使って作ることが出来ました。

なぜ「ちゃんと」かと言いますと
菜の花をシャキッとさせようと水に浸けていたら
花が満開になって
使えなくなった経緯があるからなのです。

↓↓



こんなに可愛らしく咲かれてしまったので
料理に使えず、壺に入れて飾ることにしました。
そこで、新たに菜の花を買って来たというわけです。





tyakoさんのレシピでは
「キノコの和風パスタ」として具はアサリとキノコ
他に野菜は、小松菜、ホウレン草、ブロッコリー、
菜の花などとされていましたので
この季節にぴったりの「菜の花」を使うことにしました。

キノコは(シメジ)を使い、彩りにニンジンも加えました。
味付けは、醤油、塩、コショウ、コンソメ顆粒であっさりと。
仕上げに刻み海苔を散らして出来上がりです。

お味は?
菜の花のほろ苦さが春を感じさせてくれて
見た目も
花の蕾の黄色と葉や茎の緑が春らしくてきれいでしたし、
お味もさっぱりながら美味しかったですよ~♪

粉チーズを降ったらコクが出ました。
お好みでどうぞ~(^_-)-☆

※tyakoさんのブログは
「tyakoの茶の湯往来」sehiro1143です。
レシピを有難うございました。

~ 追記 ~
仕上げにバターを入れて混ぜるのを記載していませんでした。
風味が増すので忘れずに入れて下さいね。
調味料は多少変えています。





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*春霞の瀬戸内海と椿たち* 兵庫県相生市金ケ崎(万葉岬)の椿園にて

2021年03月17日 | 花便り

~ 3月11日撮影 ~

霞んだ島々とうららかな海
それに面した斜面にたくさんの椿が咲き
空にはトンビが長閑に輪を描く
そんな光景を
ベンチに腰掛けてゆっくりと楽しんで来ました。

* * *

金ケ崎(万葉岬)は相生湾口の東突端で
180度に瀬戸内海が望める風光明媚な所です。



~ 西方向には小豆島や赤穂岬など ~



~ 南方向には家島諸島 ~

蕪村の
「春の海 終日 のたりのたりかな」を思わせる海の様子。



~ 東方向には手前から室津、飾磨(姫路)、高砂、加古川 ~

播磨地方の臨海工業地帯が遠くまで見えています。




~ 相生湾にはIHI(旧名・石川島播磨重工)の工場、ドックなど ~

この日は大型旅客船がドック入りしていました。

「海賊と呼ばれた男」に登場する日昇丸二世は
ここIHIで建造され、この相生湾で進水式を済ませ
イラン石油の輸入に成功しました。






~ 椿園の椿一覧 ~










お宅やご近所で見かけた椿がありましたでしょうか。



~ 鹿児島 ~

花弁の重なりが豪華です。


~ 源氏車 ~

艶やかな赤に大きな花弁が華やかです。



~ 乙女椿 ~

雪椿の園芸種で丸みのある花弁が優しい雰囲気です。
葉を透かしてみたら葉脈が透けて見えました。
↓↓

~ 乙女椿の葉 ~



~ 錦魚葉椿の葉 ~

花は一重、中輪、紅色ですが写真が撮れず、葉のみです。
葉の形が変わっていて、3裂して金魚の尾ひれのようです。


~ 卜伴(ぼくはん) ~

別名「月光」
古くからある唐子咲きの名花です。
京都の社寺に古木があるようですね。



~ 紅妙蓮寺と海 ~

中京地方の名花で京都にも古木が多いらしいです。



~ 瀬戸内海のさざ波と椿 ~



~ 長閑に輪を描いていたトンビと姫路方面 ~

大気がクリアな時には、
中央に明石大橋、右に淡路島が見えるようです。





~ 東飾(あずまかざり)~




~ 緋縮緬(ひちりめん)~

江戸時代からある八重咲の椿






~ 有楽 ~



~ 園外に咲く椿 ~

* * *

この椿園の隣には「ホテル万葉岬」があり
ゆっくりと食事やお茶が出来ます。
海に面した所で桜も咲きますから
その頃もいいですよ。

※JR相生駅から車で20分ほどです。



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食べるはずの*島原半島の菜の花*うかうかしていたら花が咲いちゃったので活けてみました

2021年03月13日 | 花便り


「tyakoの茶の湯往来」様から
菜の花やキノコを使った和風パスタのレシピを教えて頂いたので
先日スーパーで菜の花を買って来ました。

調理する前に水につけておくと葉がピンとなると
TVの料理番組でプロの方が言われていたので
コップに水をいれて挿しておきました。

↓↓



すると、葉がシャキッとしたのは良かったのですが
部屋の暖かさで、みるみる花が咲いてしまったのです。

↓↓



あ~あ、こんなに咲いちゃったわ~(^^;)
これじゃあ可哀想で食べられないじゃないの!

それなら壺に入れて飾っちゃおう~
入れてみたら、あら、可愛いね~♬

島原半島の春が
我が家の玄関先にやって来たようでした。


※壺は小鹿田焼(おんたやき)
大分県日田市の山間で焼かれる伝統ある焼物です。





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*ヒマラヤ雪ノ下*植え替えしたら沢山咲きました~♪ 活け花三態

2021年03月10日 | 花便り


2016年3月18日
三年前には一輪しか咲かなかったヒマラヤ雪ノ下ですが
その後、植え替えをして、施肥をしたのが功を奏して
今年はたくさん咲いてくれました~♪
やはり放りっぱなしはダメなんですね(^^;)





ヒマラヤ雪ノ下は
別名「桜鏡(さくらかがみ)」と言われるように
色も形も桜に似た素敵な花です。





金銀の花入れに
若葉をつけた下野(シモツケ)を添えて入れてみました。
葉が丸くて大きいので「大岩軍配」「大岩団扇」との別名もあります。

活ける時には小さめのものを使います。
葉の縁が赤茶のものを使うと変化があってきれいです。




同じ花入れに
花の位置を変えて、木五倍子(きぶし)を添えてみました。
木五倍子がようやく咲いてきて、明るさを増しました。




ガラスの花入れに
花の数を増やして入れてみました。
後ろの三本の枝物はシモツケ(下野)です。

こうしてマッスで使うと
満開の桜のようで豪華です。




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雪椿と藪椿が咲き始めました~♪ 葉脈が透けて見えるのが雪椿、見えないのが藪椿

2021年03月06日 | 花便り

*~ 雪椿 ~*

昨年は暖冬だったので、2月9日にはもう咲いていましたが、
今年は寒さ厳しく、初めての開花は3月3日でした。

雪椿は日本海側の東北地方から北陸地方の
多雪地帯に自生する椿で、新潟県の県木に指定されています。






冬の間は雪に埋もれて過ごし
雪が融けると枝をもたげて花を咲かせます。
そのため積雪の高さ以上に樹高を伸ばすことはなく
雪椿の高さを見ると
その地方の最大積雪量の見当がつくと言われています。





*~ 木五倍子(きぶし)と掛花入れに ~*

本来の花期は4月中旬以降で
雪国に春を告げる花とされています。
我が家は瀬戸内気候にありますので3月に入ると咲き始めます。

春に咲く花なのになぜ雪椿なのでしょう?
それは前述したように
健気にも雪に埋もれて冬を過ごすことからつけられた名前です。




*~ 藪椿(やぶつばき)~*

その点、藪椿は主に太平洋側に自生し温暖な所を好みます。
雪椿がお皿のように平開して咲くのと対照的に筒状に咲きます。

雪椿、藪椿、この二種から多くの椿が生まれました。
雪椿も本来の自生種は深紅色ですが
色も形も違う多くの園芸種を生み出しています。

* * *

~雪椿と藪椿の違いは葉脈を透かして見ると分かります~


~ 雪椿の葉脈 ~

透かすと葉脈が見えます。



~ 藪椿の葉 ~

葉脈が透けて見えません。





~ 木五倍子(きぶし)と雪椿 ~*

木五倍子の蕾が上から順に開いて来ますが
まだ少し早いですね。
あと一週間ほどで見頃になると思います。



*~ 同じ木五倍子に雪椿を二本合わせて ~*

古い銅の花入れに入れてみました。


* * *

雪椿は多くの蕾が色づいていて、開花したものも増えました。
藪椿の蕾はまだ固いものが多く
もう少し暖かくなってからの開花のようです。

他の春咲きの椿たちもこれからが本番、楽しみです(^^♪




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うろ覚えで*広島風お好み焼き*作ってみましたが、やっぱり違ってました~(^^;)

2021年03月01日 | ぶきっちょ主婦の料理


*~焼きそばの入った広島風お好み焼き~*

本家広島で食べたことがあって
その美味しいさは知っていましたが、
難しそうなので
自分で作るという考えが、まるでありませんでした。

* * *

ところが
ある時、読者さんの記事に
広島風お好み焼きを作って食べて美味しかったと
作り方を簡単に書いてくれていて
「これなら私にも出来る!」と思えたんです!(^^)!

* * *

そこで材料を揃えて、作り方を思い出しながら
生地を丸く伸ばして
その上に削り節、、キャベツ、天かす、豚肉を乗せて
生地をかけて、ひっくり返して焼いて
焼けたら、またひっくり返して
ソースをかけて、削り節、青のりを散らして完成。

※我が家のソースは中濃ソース+マヨネーズです。

* * *

ところが、
これが間違っていました~(>_<)💦

二つ間違いがあって、
は中に入るのではなく、焼いてからお好み焼きの下に敷き、
別途、丸く卵焼きを作って、好み焼きの上に乗せるんですって!
そしてひっくり返してソース、削り節、青のりをかける。

ああ~どうりで簡単に出来たと思ったら・・・
この二点を省いていたのでした~(^^;)

やはり、うろ覚えはいけませんね。
これで二度目、
三度目は無しにしよう!



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