私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

椿・岩根絞りが大輪のバラのように咲きました

2016年01月29日 | 花便り

~ 大輪のバラのごとく ~

本来ならば赤地に白斑の美しい椿ですが、ここ数年は白斑が入りません。

購入したのは平成16年3月、その時につけた写真入りのノートには
「環境や植栽、地域によって、大きさや性質が多少変化する」
「白斑の多すぎないものが良い」と走り書きがしてありました。




そのノートの一部がこれです。

初めはこのようにきれいに、程よく白斑が入っていたのですが、
いったい何が悪いのでしょうか、、?

この椿自体はとても気難しくて移植を嫌う、と言うことなのですが、
そんなことは知らずに、無造作に二回も植え替えをしましたが、
どうしたことでしょう、その植え替えにはびくともしないで、こんなに元気なんです。

持ち主に似ておおらかなのか、抜けているのかいい加減なのか
大飯食らいの暢気者みたいです。




花径が大きいだけあって蕾も丸々としてジャンボです。
栄養たっぷりの健康優良児なんです。





でも、あの美しい白斑はどこに行ってしまったのでしょう、、
環境、植栽、地域によって性質が多少変わる、とありましたが、
この白斑が無くなっては「岩根絞り」と言えません。

「おい!あのきれいな白斑はどうしたの!」

と言いたいところですが、
気難しいはずのこの椿が、枯れもせず、
こんなに機嫌よく、大輪のバラのように咲いているのですから、
仕方ないですね。

諦めましたよ!

こうなったら、毎年ジャンボに、大輪のバラのごとく咲いてくださいませ。

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ときめき

2016年01月26日 | 思うこと

先日、朝ドラの中で五代様が亡くなった。
その五代友厚を演じていたディーン・フジオカの
知的で爽やかな魅力に惹かれた女性が多かったことだろう。
当日は、ブログの中でも五代様ファンの悲鳴があちこちで飛んでいた。



私も御多分にもれず、その五代様ファンだったのだが、
少し前にNHKの「スタジオパークからこんにちは」に彼が主演したことがあり、
彼の素顔を垣間見ることが出来て、五代様の魅力に彼本人の魅力が加わり、
私の中で、五代様の魅力がさらにアップしたのだった。



そんな夜に夢を見た。
それは、中学校の時の初恋の彼と逢った夢だった。
顔は分からなかったが確かにそうだった。

起きてから思ったことは、今まで一度もその彼の夢など見なかったし、
日常の中で思い出すことすらなかったのに、
五代様にときめいた気持ちが、そんな昔のときめきを引っ張り出してきたのだと。



まだときめく心を持っていた自分に驚き、
また、初恋は叶えられなかった故に美しく
心の奥底にしまわれているのだと思わせる出来事だった。

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夏には雪をまといたい、でも冬の雪はつらい

2016年01月25日 | 思うこと

歴史的大寒波到来、こちらでも今朝は氷点下5℃の寒さ
起きてみるとうっすらと積雪があり



岩根絞りも雪を被って寒さにふるえ



道には車の轍(わだち)がくっきりとついていた。
こちらではこれくらいの積雪で衝突事故が多発して
車が列をなして動かなくなる。

雪国の人達から見れば、このくらいの雪は降った内に入らず
笑ってしまうだろうけれど、こちらの住民は恐ろしくてたまらない。
どうか雪よ降らずにいて下さいと天に祈るばかりなのである。



ところが勝手なもので、冬にはそう思うのに、夏になると暑さにうだり、
ああ!冬のほうが良かった!冬の雪が恋しい!と思う。

今日の雪が夏にあったらどれほど嬉しいことだろう、、



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愛らしいすずめのお茶碗と父の想い

2016年01月23日 | 「いと をかし」なものたち


~ これは私が愛してやまないお茶碗である ~

大きな雪がコンコンと降る中ですずめが遊んでいる。
いかにも雪空を表したかのような灰色の地も
故郷の冬の空を思い出させて、雪景色なのに心が温まる。

* * * *

そしてすずめ達の表情や姿がたまらなく可愛いらしい。
この子達を見ていると、私が幼い頃に父がよく私に頬ずりしながら
「おーした、おーした」と言っていた声が聞こえてくるようで、
しみじみと、父から受けた愛情が有り難く思い出されるのである。

ちょっと小振りで両手にちょこんとはまる大きさもこの子達にちょうどいいし、
口辺の縁取りも、この小さなお茶碗をさらにキュートに引き締めている。

つまり、どこを取っても気に入っている、ということなのである。
父が小さな私を「おーした、おーした」と言って愛したように、
今、私はこのお茶碗を「おーした、おーした」と愛している。

※ 「おーした」は父語で「かわいい、愛しい」と解釈しています。
直接聞いたことはありませんが、、


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お茶目な御座候の車が走ってました♪

2016年01月21日 | 「いと をかし」なものたち

~ この車を見た時には一瞬目を疑いました ~

2週間くらい前のことですが、姫路バイパスから加古川バイパスに入った頃
私を追い越す車があったので何気なく見てみると、何と!それはこの箱の車!

この箱のデザインをそのまま車に転写したような車が走っていたのでした。
これは正に、私の大好物の御座候の入った箱そのものです。
この箱にタイヤを付けた姿を想像してみて下さい。
面白いでしょう♪

宣伝効果抜群のラッピングカーです。
そのお茶目な発想に私はすっかりと嬉しくなってしまいました♪

そう言えば、京都の町を歩いていた時にも同様なことがありました。
今ではもう時代遅れかも知れませんが、当時は「ADSL]が主流だった頃です。
車に風神雷神図をデカデカと描き、電光石火と書かれた車が走っていました。
ADSLの宣伝を兼ねた商用車だったんです。
その洒脱なデザインにすっかり感心してしまいました♪

*

こう言った車にするには社内でも反対があったでしょうに、
それを実現させたユーモアとお茶目心に拍手喝采を贈りたいと思うのです。

昨日、主人が御座候を買って来てくれたので思い出しました。
今でも思い出すと嬉しくなるラッピングカーでした。


※ 御座候は薄皮の中にあんこがたっぷりと入ったお菓子です。
所によって今川焼とか大判焼きと言われるものと同様のものです。

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越冬中・ジョウビタキのカタカタ君

2016年01月20日 | 野鳥のお話
~ ジョウビタキ ~

今朝、起きて見るとあたり一面銀世界

頭上でカタカタと声がするので見上げると、翼に白い模様の小鳥がいました。
早速図鑑で調べてみると「ジョウビタキのオス」だと分かりました。

翼に白斑があるのが特徴で、体の色はオスとメスで違うようで
我が家に来ていたのは、顔が黒くて体がオレンジ色のオスの方でした。
体の大きさは14.5cmとほとんどスズメと同じくらいです。

シベリア南部、中国北部、朝鮮で繁殖し、日本~インドネシアで越冬するとのこと。
冬鳥として日本全国に渡来するらしいです。(北海道では旅鳥)

カタカタと鳴く声が「火打石」をたたく音に似ているために
「火焚き」の名がついたと言われています。

あまり人を恐れない性質だとか、そう言えば、カメラを向けると普通の野鳥なら
警戒してすぐに逃げてしまいますが、この鳥はあまり怖がっていないようでした。

※ 参考 原色学習ワイド図鑑 (学研)

*

日本の四季に合わせて渡来してくる鳥たちは
私たちの目を楽しませ心を慰めてくれる素晴らしい友です。

いつまでもこうして、安心して渡って来られる環境を
用意して待っていてあげたいものですね。



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雪椿も雪にふるえて

2016年01月19日 | 花便り

昨日は関東をはじめ各地で大荒れの天気になりました。
こちらは瀬戸内海に面した比較的温かいところですが、
さすがに昨日はかなりの風が吹き、凍てつくような寒さでした。

そして今朝は外に出て見ると、うっすらと雪が降ったあとがあり、
水たまりに薄氷が張り、雪椿の葉にも雪が積りました。

この雪椿は、何故か名前に「雪」がついているのに春咲きの椿です。
本来なら3月の半ばから4月にかけて咲くのですが、今までの暖冬傾向で
昨年の11月から春と間違って次々と咲いてしまいました。

このまま暖かいのかと思いきや、急転直下の寒さと雪にはかないませんね。
雪椿は蓑笠さしてふるえています。


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2016初春の赤穂大石神社骨董市の賑わい

2016年01月16日 | 時空を超えて来たものたち


~ 昨日は、赤穂市にある大石神社の骨董市に行って来ました ~

あまりに寒かったので 少しゆっくりと出て、到着が9時頃になると駐車場は満車状態、
でも心配はありません、大駐車場ですから一台くらいはたいてい停められますし、
もうそのくらいの時間になると、悠々と戦利品を抱えてご帰還の方も多いからです。

ざっとナンバープレートを見ると、東は滋賀から西は福岡までと
遠方からの車が既に駐車しており、骨董のためなら寒さも早起きも厭わず
骨董にかける意気込みが半端でないと感じられるようでした。




~ 磯貝十郎左衛門正久邸跡 ~

会場の大石神社は赤穂城の城跡に建られており、駐車場から神社までには、
赤穂義士たちの住居跡を示す看板が建てられています。

* * *

磯貝十郎左衛門正久は生れつきの美男で、幼い頃より能や琴などの遊芸に優れるなど
聡明でもあったため、浅野内匠頭長矩公の小姓として寵愛された。

また美男であったので、討ち入りの前には吉良邸の女中に近づき内情を探り、
討ち入り当日には、暗くて進退のままならない仲間のため、吉良家の台所頭を脅し
蝋燭を出させて邸内に明かりを灯すなど、討ち入り成功のために大きな役割を果たした。

そして、その後の取り調べにおいて、江戸幕府大目付.仙石久尚は
その機転を大いに褒めた、とのことである。

※ 以上、看板の赤穂義士会の説明書き、ウィキぺディア参考




~ 大石神社の参道 ~

両脇には四十七士の石像が並んでいます。
この突き当りが本殿、境内には大石内蔵助邸跡長屋門、
庭園があり見学することが出来ます。




~ この日は大石神社のとんど祭があり、その残り火で暖をとっています ~

とんど祭のために、骨董市のメイン会場であるこの駐車場の中央は使用出来ません。
普通ならこのエリアに出店する店は、今回はほどんどがお休みのようで、
その分、全体の店数は三割くらい少ないようでした。




そんな状況でしたが、私が会場に着いた頃にはもう沢山の人で賑わっていました。
今回のお目当ては「李朝」か「古伊万里」の花入れと季節の絵柄の短冊か色紙です。
その他に気に入ったものがあればその場で考えることにします。




お花屋さんは相変わらず女性に大人気です。
樹木や鉢物などがあり、カラフルな花が会場で人目を引いていました。




いろいろありますねえ♪
ふむふむ、、人が見ている物が気になります。




荷物を開けずに、こんな状態でも大丈夫!
ここから引っ張り出して来るのも楽しーいんですからね♪




骨董品と言ってもいろいろです。
昭和期の懐かしいおもちゃもあります。




何を一生懸命見ているのでしょうね。
こちらは駐車場の外側のブースです。




こちらは端切れや着物のお店です。
沢山の品数で、見ているだけでも楽しめます。




寒いのにもかかわらず、本当に沢山のお客さんです。
ツアー客もガイドさんに引率されて入って来ました。




道路を挟んで向い側にもお店が並んでいます。
こちらのブースでは「朝鮮唐津」の花入れと青磁の猫の置物が気になり、
しばらく動けませんでしたが、もう一つ「ビビッとくる」ものがなくて断念。

花入れの方は、あればあったで重宝に使えそうな花入れでしたから、
今でもちょっぴり残念な思いがしますが、あと一ひねりの不足が気になるところでした。

* * *

なかなか気に入る物とは出会いませんが、骨董市は見ているだけでも楽しく、
時を忘れて没頭できるところがたまりません。
それに、こんなに沢山の仲間がいるというのも嬉しいことです。

また皆さん!会場でお会いしましょう!


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古い銅の花入れに茶花を入れてみました

2016年01月13日 | 時空を超えて来たものたち
~ 古い銅の花入れ ~

肩から足元にかけての曲線と、すっとした立ち姿が美しい花入れである。
元々の用途、作者、制作年代等、全て不明

口辺はわずかに反り返り、肩にはくっきりと三本の筋彫りが施され、
やわらかな中にもきりっと引き締まった雰囲気が感じられる。

これも骨董市で出会ったもの
店内の多くの品物の中でオーラを放っていた。
迷うことなく購入して連れ帰ったものである。




~ 花は芽出し庭ナナカマドと胡蝶侘助 ~

立ち姿が端正なので、枝物を使ってきちんとしたイメージで活けてみました。
花が入ることによって器が生き生きとしてきました。

表面の染みは単なる汚れではなく、景色の一つとして魅力を添えています。
ここが古いものが持つ素敵なところ
わざわざ付けた染みではなく、時が付けたのですから、
いくらお金を積んでも手に入れられない「模様」ということですね。




~ 床全体の姿です ~
花入れはお軸の重みに負けていません。

* * *

そこらに転がして置けば、ただの不燃ごみのように見えるものでも
こうして使ってあげると実に生き生きと輝いてきます。
骨董市や骨董屋さんでそんな物を探すのが楽しみであり、
持ち帰ってどう使いこなすかを考えるのも大きな楽しみなのです。

15日は赤穂大石神社の骨董市
今回はどんな出会いがあるでしょうか。
張り切って行って来たいと思います。


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用の美・小鹿田焼きの壺を水指に

2016年01月11日 | 時空を超えて来たものたち


これは大分県日田市で焼かれている小鹿田焼 (おんたやき)

小鹿田焼は今から約280年前、筑前 (現、福岡県北部、西部)の
小石原焼から分かれた窯場である。
今でもこの土地の土を使い、昔ながらの技法で作られているため、
その作陶技法は国の重要無形文化財に指定されている。



小鹿田焼は皿や茶碗など、あくまでも生活のための生活雑器であり、
がっしりとしておおらかで、温かみのあるところが何とも魅力的な焼物である。

この壺は骨董市のある店の奥から私に気を送っていたもので、
小さいけれど重量感のある姿と、とろんとした色味に魅せられて購入したものである。

店主の話では江戸後期のものだと、そうだとすればこの壺はもう150年もの時を
その時代の人たちと生活の中で共に過ごして来たことになる。
小鹿田焼の特徴である飛びかんな櫛模様に染みついた色にも
長い時間を過ごしたこの壺の歴史の重みが感じられるのである。

※ 飛びかんなー小鹿田焼の特徴の一つで、器を回しながら鋼製のかんなで施す装飾。




~ 塗蓋を乗せて水指に使ってみました ~

茶入れを入れた仕覆は名物裂の本能寺緞子
この壺はその仕覆と風格の上では負けず劣らずの力を感じさせる。


ー 薄茶用の取り合わせ ー



棗は三合棗 (裏千家14代、淡々斎好み)
茶碗は福字茶碗



茶碗は雲鶴茶碗



茶碗は猫柳絵茶碗

* * *

骨董品は仕舞い込んでおくと顔色が悪くなると言われる。
久々に出して見ると、手に入れた時の魅力が感じられなくなってしまうからだ。
手に入れたものは目の届くところに出して可愛がってあげないといけないのである。
特にこの壺のように人と共に生きてきた道具などは使われてこその美しさなのだから。

※ 参考 ウィキぺディア、美しいやきものの里を訪ねる (実業之日本社)


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蓄財の神・骨董市で巡り合った大黒様の短冊

2016年01月07日 | 時空を超えて来たものたち

この短冊はもう10年くらい前になるだろうか、大石神社の骨董市で巡り合ったものである。

大黒様が俵の上で木槌と右足を振り上げ、小さいながらも躍動感があり、
ふくよかで穏やかな表情と、画面からはみ出した姿も、おおらかで、豊かで
毎年お正月に登場して嬉しい気分にさせてくれる短冊である。

~ * ~ * ~ * ~

大黒様の元々の姿は、ヒンズー教の三最高神の一柱であるシヴァ神の化身であり、
黒くて恐ろしい姿の「大黒天」と呼ばれる神であった。
それが中国に入ると厨房の神として祀られ、さらには最澄が中国より日本にもたらし、
寺院内の円満を願って厨房に祀ったことから、いつしか出雲神話の「大国主命」と
重なって「穀物の神」「食の神」「蓄財の神」となり、七福神に入れられたのである。

※ 以上 参考 ウィキぺディア・仏像の話 (すずき出版)

~ * ~ * ~

最近はこのような気に入る短冊に出会わなくなった。
それでもまだ、こうした季節の行事や風物詩的な絵柄のものが欲しいと思っている。
今月の骨董市はどんな様子だろう、、ここは張り切って行って来るとしようか。


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更紗模様の着物を母娘で着回す

2016年01月06日 | 着物の楽しみ
娘時代の着物と帯のセットがとうとう派手になってしまいました。
それでもこの更紗模様の着物は一番のお気に入りで、まだ娘にすっかりと
渡してしまう気持ちになれません。

そこで今回は、私でも派手にならない、落ち着いたコーディネートを考えてみました。



~ こちらは娘用です ~

柄の中の一色を取った赤地に椿の膨れ織りの帯を合わせています。
着物も帯もはっきりとした色合いですので、帯締めと帯揚げは緑で揃え
帯回りがすっきりと見えるようにしています。

適用年齢は多少人にもよりますが、だいたいは50代前半くらいまででしょう。
洋服と同様に、結局は幾つになっても、その方に似合っていれば良いわけですから、
これはあくまでも一般的な目安ということになります。




お太鼓部分には大きな椿が咲いています。
大胆なデザインが気に入っていますので、地味な着物に合わせて
もう少し着用したいと思っています。




~ こちらは私用です ~

更紗には更紗で対抗!ではありませんが、こちらの帯は草木染の広東更紗です。
雰囲気が似ていて違和感がありませんね。
草木染の渋い色合いが着物の派手さをグッと抑えました。

帯揚げは帯地に合わせて薄い黄土色、帯締めは抹茶色として、
帯地の色や模様の邪魔をしないようおとなしいものを使いました。

このセットでしたらあと10年くらいは着られそうです。
その後はどうしましょう、、
羽織に仕立て直して着てみましょうか、、
可愛いお婆ちゃんを目指して、、
と、結局
なかなか娘に手渡したくなくて、とことん自分のものにしていたいようです。




~ お太鼓部分です ~

帯地の黄土色とエキゾチックな模様が、大人の貫禄とお洒落感を表していますね。
その内にグレー地の着物に合わせてみたいと思っています。
さて、どうなることでしょう、、楽しみです。




着物は面白いもので、沢山の模様があっても、さらに沢山の模様のある帯が
不思議に違和感なく合ってしまいます。
洋服では柄に柄を合わせるのはとても難しいのですが、着物の場合は
意外とすんなりと飲み込んでしまいます。

箪笥の肥やしになっている小紋や帯など、虫干しを兼ねてたまには出して、
あれこれとコーディネートしてみたらいかがでしょう。
意外な発見があるかも知れませんよ。

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高濃度PM2.5の影響か、初めて見る夕景

2016年01月05日 | 思うこと

~ 昨夕、陽が傾いてきたので窓を閉めようと二階に上がってビックリした景色 ~

そのただならぬ空の色と、眩しくもなく肉眼で見える太陽の姿

珍しい光景だと思って、近くの公園で撮影していると、
近所の男性が通りがかり「何を写してるんですか?」と
「はい、何だか滅多にない光景なんで、写しているんです」
そう答えると、「それはPM2.5の影響でしょう」と。

今朝、インターネットで調べてみると、その日、北九州市ではPM2.5の濃度は国の基準値を
はるかに超え市街地が霞んで見え、長崎県対馬市では不要不急の外出を控えるよう
注意喚起もなされた、とあった。

そう言えば、昨日はこちらではかなりの風が吹いていた。
風に乗って高濃度なPM2.5がこちらの空まで達したのだろう。

他国のことや他人事と安閑としてはいられないと、深く考えさせられる夕景だった。


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