私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

人生は悠々と行く雲のように

2016年12月30日 | 思うこと

今朝も良い天気、西の空を見上げると
山の向こうからゆったりと雲が流れて来ていた
まるで自分の意思で流れているようで
流れると言うよりは
悠々と「行く」と言うほうが相応しい。

自分の人生もかくありたいと思う。

* * *

本年もあとわずかとなりました。
皆さんにはいつもご訪問頂き有難うございました
個性豊かな皆さんのブログも楽しませて頂き楽しかったです。

私的美遊空間は「人生豊かに朗らかに」をモットーに
来年もボチボチ歩いて行きたいと思います。

どうぞ来年もよろしくお付き合いのほどお願い致します。
皆さんにはお健やかに新年を迎えられますよう祈念致します。



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本格中華鍋が猫に小判にならぬように!

2016年12月29日 | 思うこと

~ 譚 彦彬 氏( たん ひこあき ) 厳選中華鍋 ~

今年は調理器具がいろいろと古くなり壊れた年だった。
一つはオーブントースター、もう一つは炊飯器。
両方とも20年くらい使っていて、もう寿命を遥かに超えたものだった。

よく電化製品には「当たりはずれ」があると聞いていたが、
我が家の電化製品はほとんどが「当たり」で、長い間頑張ってくれた。

ところが、フライパンに関しては自分にピッタリ(上手く使いこなせる)と
したものに当たらず調理の腕が上がらなかった。
※自分の腕を棚に上げて(^^;

「弘法筆を選ばず」というが、調理器具に関しては違うのでは・・・
特に高温で炒める中華料理は、やはりそれがしやすい鍋がいるのだろう、と。
そこで「 赤坂離宮 」総料理長 譚 彦彬 氏 厳選の中華鍋を手に入れた。

主人曰く「さあ ♪ 来年は上手い中華料理が食べられるなあ (^^♪ 」と。
この中華鍋が猫に小判になるかどうか、
私の来年の努力にかかっている。




~ 中華鍋についていたレシピ ~

調理の何が苦手かと言うと、野菜の炒め物だ。
普通のフライパンでも炒めることは簡単なのだが、
シャキッと炒め上げられずに、水分が出てベシャッとしていた。
だから
来年の最初の目標は、この鍋を使って
青菜をシャキッと炒め上げることなのである。


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星占いを信じてみようか♪

2016年12月26日 | 思うこと

昨日、新聞の日曜版に「星にお願い」として
12月25日~1月7日までの星占いが掲載されていた。



私の星座は みずがめ座

* * * その占いによると * * *
潜在意識が高まる時
初夢が新年の行方を握っているので
メモしておいて
ということだった。

さて、私の初夢には何が現れてくるのだろう。
その夢が来年の行方を握っているのなら
良い夢を見るしかないな

* * * みずがめ座の特徴 として * * *
他の星占いによると、みずがめ座は変人を好むらしい。
変わっているほど興味を持って面白がるのだと。

だから、私の読者さんは皆さん変人です♪
どうか、私の初夢に出現して楽しい夢にして下さいよ。
メモしておきますからね(^_-)-☆



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クリスマスに祈ること

2016年12月24日 | 思うこと


新潟県糸魚川市の大火災に心を痛めています。
被災された皆さんに心よりお見舞い申し上げます。



昨日、我が家もクリスマスツリーを出しました。
飾っているオーナメントは、私が子供の頃からの物です。

シミがつき、色もあせて古びてしまいましたが、
子供の頃の夢が今でもいっぱい詰まっていて、
父がいて、母がいて、兄がいて、自分がいた、
その頃のことが瞼に浮かんできます。

子供たちが小さい頃にはいつも、このクリスマスツリーを出していて、
古びた飾りなのに、どの子も「汚い」と嫌がった子はいませんでした。

中央のウサギさんは、次女が幼稚園の頃に作ったものです。
目と耳がくり抜かれて赤いセロハンが貼ってあります。
とても可愛らしくて、それ以来このクリスマスツリーの仲間入りです。



慈しみ深き友なるイエスは 罪 咎(とが) 憂いを取り去り給う
心の嘆きをつつまず述べて などかは下さぬ 負える重荷を

慈しみ深き友なるイエスは 我らの弱きを知りて憐れむ
悩み悲しみに沈める時も 祈りに応えて 慰め給わん

慈しみ深き友なるイエスは 変わらぬ愛もて導き給う
世の友我らを捨て去る時も 祈りに応えていたわり給わん

讃美歌 312番 星の界 (ほしのよ)

次女の通っていた学校で歌われていた讃美歌です。
私自身もこの歌詞に励まされて頑張ることが出来ました。

今、災難に遭われて苦しい思いをされている大勢の方が
心に希望が持てますよう、心よりこの讃美歌を贈ります。



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播磨灘と新舞子浜

2016年12月23日 | ある風景

~ 薄雲広がる穏やかな播磨灘 ~

こちらは兵庫県たつの市御津町黒崎の新舞子浜です。
向こうにうっすらと見えるのは家島諸島。

この浜は、大潮の時には500mも潮が引く、
全国有数の干潟だそうです。

朝日や夕日に輝く幻想的な光景が冬場に最も美しくなり
その時期には全国からカメラマンが殺到するのだとか。
いったいどんな光景が広がるのでしょうね。

この日は、波が静かに
日の光を波打ち際に運んでいました。


※ 12月21日撮影







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造船所とボートパークのある風景

2016年12月22日 | ある風景

~ 兵庫県相生市の相生湾 ~

海と船の好きな私は
いつかこの相生湾の風景をカメラに収めたいと思っていました。
この度、ようやくそれが実現しました。

昨日は各地で霧が発生したようですが、この相生湾でも霧が発生し
向こうの山際にその名残を留めていました。

向こう岸には巨大なクレーンや造船所の建物が見え、
右上の奥にも湾は入り込んでいて、
そこには二隻の大型客船の姿もありました。

手前はボートパークです。
ここから、瀬戸内海の旅に出発するわけですね。
ワクワクする光景です♪



相生の町は、この深く入り込んだ良湾を持つことによって
明治以降、造船の町として栄え、
現在でも石川島播磨重工業造船所が仕事を続けています。
いったい世界中の大型客船のどの船が、
この造船所から旅立って行ったのでしょうね。

※ 12月21日撮影



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今日のウラギンシジミのペアー

2016年12月21日 | 虫のお話

昨日は行方不明になっていたウラギンシジミの一頭(外側の蝶)が
本日の昼過ぎに見ると、元の場所に戻っていました。

と言っても、一昨日にいた蝶と同じとは断定できませんが、
寄り添って越冬したいと言う気持ちが伝わるような姿でした。




本日はポカポカ陽気で春のような日差しでした。
葉の下から覗いて見ると、やはり外側の蝶が
内側の蝶を守るように葉の端にしがみついています。

ネットで調べてみると、ウラギンシジミが無事に
越冬出来るのは、ほんのわずかということでしたが、
なんとか頑張って、揃って春を迎えてほしいなあ・・
祈る思いです。

※「 蝶も寄り添って越冬 」に関連の記事です。


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夕日の中の鴨たち

2016年12月18日 | 野鳥のお話

今日は、暖かい一日だった。
夕方に、いつも気になっていた沼を訪れると
辺りは夕日に照らされ黄金色に染まっていて、
鴨がのどかに泳いでいた。




こちらには
ゆったりと筋状の波が並び、そこにぽつんと1羽の鴨が
まるで置物のように浮かんでいた。
まだ旅の疲れを癒しているところかな。





この子は、また何と可愛らしいことか、
くりくりとした真ん丸の目、フエルトような顔の質感に
やわらかい羽の色合いが良く似合っていて、とてもお洒落だね。

波に夕日の色が溶け込んで、なんだか暖かそう。
寒い国から飛んで来たのだから、ほっとしているのだろうね。


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蝶も寄り添って越冬

2016年12月17日 | 虫のお話

サザンカの葉の裏にとまる蝶 ~

昨日は全国的に真冬並みの寒さになりました。
こちらも、冷たく強い風が吹いて手がかじかむほどでした。

そんな中、サザンカの手入れをしていると、
蝶が葉の裏にとまっているのが目に入りました。

強風にあおられて、葉と共に翅が震えています。
こんな寒いところで冬を越すつもりなのでしょうか。

。・。 。・ 。

一見、どこにいるのか全然分かりません。
サザンカの葉裏の色に紛れて、一度見失うと
次に見つけるのが「困難」と言えるほどです。
これなら、怖い鳥に狙われずにいられそうです。




こちらは、サザンカの葉の照りのように見えます。
自分の翅の色や、サザンカの葉の照りまで知っているようです。




サザンカの剪定は私がしていますので、こんな風にデコボコが出来ます。
この蝶は、そのくぼみをちゃんと利用しています。
翅がだいぶ傷んでいるので、用心してこのくぼみを選んだのでしょうか。
ここなら相当の風も和らぎそうですが、頑張ってね!と思わずにおれません。




~ 二頭寄り添う蝶 ~

寒風吹きすさぶ中、こんな微笑ましい光景に出会いました。
葉の裏に、二頭翅を並べてとまっていました。
これなら心強いですね。




一頭が外に、もう一頭が中に、
まるで外の蝶が中の蝶を守っているように見えます。
外側の蝶がオスで、中側の蝶がメスかも・・

などと想像して、一人ふんわりとした気分になりました。
生物学的にそんなことがあり得るのか知りませんが、
蝶の世界にもあったら素敵なことですね。

。・ 。 。・ 。

どの蝶さんたちも
どうか無事に春を迎えて下さいね。
祈っています。


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一つ紋の色無地を三本の帯で格を変える

2016年12月13日 | 着物の楽しみ
色無地はその人の好みや季節によって様々な色が使われますね。
私も季節に合わせて何枚か持っていますが、今の季節でしたら
やはり温かみのあるものを使いたくなります。

そこで
今回は、一つ紋をつけた栗色の色無地を
三本の帯で格を変えて合わせてみました。





~ 名物裂の袋帯 ~

こちらは文様自体の格が高い名物裂の袋帯を合わせてみました。
留袖から紋付の色無地まで使える格調の高さを備えています。
このクラスの帯は少々高めですが、どんな場面でも対応可能ですから
一生ものとして持っていると、いつでも安心して締めることができます。

帯締めは、着物の一色の栗色と帯の一色を取った抹茶色に
金色で市松文様を表した、格のある中にも面白みのあるものです。
着物の色が落ち着いていますので、このくらいインパクトを与えて
帯回りを華やかにするくらいがちょうど良いと思います。

この一式で結婚式からお茶会まで参加可能です。
(立場にもよりますが、目安は一般的なお客様として)

※ 訪問着までは、この帯に、この帯締めで通用しますが、それ以上の
「色留袖」「留袖」の場合には、帯締めを変える必要があります。
それは次回に掲載したいと思います。





~ 牡丹唐草の名古屋帯 ~

牡丹唐草の文様も格は高いのですが、仕立てが「名古屋帯」ですから
袋帯よりも軽い感じになり、使用出来るのは軽めの訪問着までとなります。

名古屋帯ですから、お太鼓の部分が一重で、軽くて締め易いので重宝します。
たいていのお茶席は、この一式で充分通用すると思います。
但し、初釜や特別なお茶会の場合には、上記のような袋帯を
使用する方がその場に相応しいですね。

帯締めは、帯の柄を生かすためにシンプルなものを合わせました。
ベージュに茶色の濃淡のぼかしです。
名古屋帯とは言っても、ある程度の格がありますから、
帯締めもシンプルとは言え、少々値の張る上等なものを選びます。

上等な帯締めは、締め易く、見た目も落ち着いていて品格がありますから、
買う時にはお財布が痛みますが、様々な場面で使えて使用頻度も高くなり、
満足して長い間使うことが出来ます。




~ 吉祥植物文の袋帯 ~

この帯は、松竹梅に菊、南天、牡丹など吉祥文様の植物が織り込まれています。
袋帯ですが少し軽めの雰囲気で、上記の「牡丹唐草の名古屋帯」よりも格が下がります。

着物の色に対して、帯も地色がグレーと地味ですから、帯締めははっきりとした色合いで
帯締めに視線を集中させるようにします。
そのことによって、帯の地色や模様が反対に生き生きと見えることになります。

この一式でしたら、軽いお茶会や観劇などに気負うことなく、しかも
気後れすることもなく出かけられると思います。

※ また、この帯は帯締め次第で、もう少し格を上げることが出来ます。
この色柄ですと一生使うことが出来ますから、それも踏まえて次々回に
取り上げてみたいと思っています。


* * *

紋付の色無地は利用価値が高く重宝する着物です。
これ一着があれば、あとは帯次第でいろいろと楽しむことが出来ます。
若い人は、まずこの一着を誂えて、それに良く合う帯や帯締め、帯揚げの
一セットを持っておき、
それから徐々に雰囲気や格の違うものを揃えていくといいですね。

※ 帯揚げはあえて同じものを使いました。





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* 思い出の帛紗ばさみ * ご苦労様でした

2016年12月12日 | 茶の湯便り

*~ お稽古始めから持っていた帛紗ばさみ ~*

この帛紗ばさみは、お茶のお稽古を始めた時に、その当時の師匠から頂いたものです。
それから何十年と私の傍らにあって、お茶の用事を足してくれていました。




その中には、向こうから「懐紙」、「古帛紗」、「帛紗」、「茶扇子」の
四点セットが入れられています。




古くて汚れも目立っていましたが、師匠の思い出のある物ですから
出来るだけ長く使いたいと、大事にしていましたが、
両端の傷みがひどくなり、とうとう扇子が飛び出すように。

もうあちこちを修理した傷だらけの帛紗ばさみです。
ここまで使い切って、私も踏ん切りがつきました。
「帛紗ばさみ」としてのお役を解いて、第二の「人生」を
歩ませることにしました。

長い間お世話になりました
ご苦労様でしたね
有難う




こちらは、二人目の師匠やお世話になった先生から頂いた数寄屋袋です。
お茶会に持って行くだけで、普段のお稽古には使っていなかった物ですが、
これからはこちらの数寄屋袋にバトンタッチです。

これからの、私のお茶人生のお伴によろしくね。
先代さんのように、よれよれになるまでお互いに頑張りましょう。



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* イソヒヨドリの受難 * 釣り針を呑み無残な姿に

2016年12月10日 | 野鳥のお話

~ イソヒヨドリ (メス) ~
(画像は9月27日掲載分)

この鳥は、9月27日の掲載で皆さんにお世話になり
「イソヒヨドリのメス」と知ったばかりです。
春のオスのさえずりは、まるで「天上の声」と思えるほどの美しさですが、
メスのさえずりも中々素晴らしく、抑揚のあるきれいなものです。

ところが、
こんなに素敵な鳥が身近にいる幸せを感じていたのですが、
昨日の「新潟の野鳥・フィールドノート」さんのブログで
衝撃的なイソヒヨドリの姿に遭遇しました。

それは
捨てられた釣り針を呑み込み、釣り糸で身体が絡められて
息絶え無残な姿で浜辺に横たわった姿でした。

その釣り針には餌が付けられたままだったとか。
美味しい餌を見つけて、喜んでついばんだのでしょう。
私は悲しいと思うとともに、マナーの悪い釣り人に腹が立ってなりませんでした。

可愛い鳥たちが、人間のために、こんな惨い目に遭うことが無いよう祈ります。
許可を得て紹介させて頂きました。


「新潟の野鳥・フィールドノート」さんのブログ
こちらをご覧下さい。

「イソヒヨドリ 小さな漁港の悲劇」


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山茶花は冷えてこそ美しい

2016年12月07日 | 花便り

~ 玄関前の生垣 ~

ここ数日、温かい日が続いたが、今朝は予報通りに冷えて、
6時の外気温は2度、いよいよこちらも冬の気温になった。

外に出て見ると、
昨日まで、のんびりと咲いている風に見えた山茶花が
色も冴えて、キュッと引き締まった風情になっていた。

まるで、寒くなって、喜んでいるよう・・
山茶花は、やはり寒くなってこそ美しいのだ。



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忠臣蔵の恋・プレミアムトークショーin 赤穂に行って来ました

2016年12月05日 | 思うこと

~ 会場で頂いたクリアーファイル ~

12月と言えば思い出すのは忠臣蔵。
いつの時代になっても、その一途な姿に心動かされます。

小さい頃から何度も見た忠臣蔵ですが、この度NHKの土曜時代劇で
「忠臣蔵の恋・四十八人目の忠臣」として、初めて女性が主役の
女性の目線での忠臣蔵が描かれています。



赤穂市文化会館において、
12月3日に開催されたそのプレミアムトークショーに参加して来ました。
出演者は、主役・きよ(武井咲)の恋のお相手、赤穂義士・磯貝十郎左衛門役
の福士誠治氏、原作者の諸田玲子氏、プロデューサーの小松昌代氏の三名で、
それぞれのドラマ制作にかける思いや、その裏話など楽しく拝聴しました。




~ 画像は NHKウィークリーステラ・特別編集版・兵庫県赤穂市より ~

きよは、元加賀藩士で浅草の寺の住職の娘として生まれます。

後に六代将軍・徳川家宜の側室(お喜世)となり七代将軍、家継を産み
将軍生母として大奥で権勢をふるった月光院となりますが、

このドラマでは、磯貝十郎左衛門の幼馴染という設定で、
成長して後、浅野家の奥女中として浅野内匠頭の奥方・阿久利に仕えます。

琴を得意とするきよと、鼓を得意とする十郎左衛門が殿の御前で
合奏することになり、再び巡り会い恋仲となっていきます。




~ 画像はNHKウィークリーステラ・特別編集版・兵庫県赤穂市より ~

身分違いの恋ですが、お互いに芽生えて育ってゆく恋心は
静かに、そして、熱く秘められていきます。

* * *

主役きよ(武井咲)は才色兼備の素敵な女性です。
共演する福士誠治氏のお話ですと、本人・武井咲さんも
きよに通ずるものを持っていて、芝居に入ると表情に
それが現れるのだと言われていました。

まさに、こんな表情は、心に何かを秘めた人の
真剣さと美しさを感じさせます。

* * *

お相手の、磯貝十郎左衛門(福士誠治)も、きよに負けない美しさです。

生まれつきの美男で、幼い頃より能や琴などの遊芸に優れるなど
聡明であったため、浅野内匠頭の小姓として寵愛されます。

また美形を生かし、討ち入りの際には吉良邸の女中から
内情を探ることに成功します。

プロデューサーの小松昌代氏の言ですが、この磯貝十郎左衛門の役は、
もう、福士誠治しか考えられなかったとか。
これについては、私も全くの同感でした。



実際に、ドラマの中の彼は、目元の涼やかさに、
静かで穏やかな表情の奥に、秘めた誠の心が感じられ、
聡明な面持ちの中に、得も言われぬ色気が香り立って
素晴らしい十郎左衛門なのです。

: * *

トークショーの最後に行われた抽選会では、彼のサインも
サイン入りの忠臣蔵半纏も当たらず、残念ながら握手も
叶いませんでしたが、わずか80センチほどの脇を通られる時に
しっかりとその美しいお顔を拝見することが出来ました。

北は北海道、西は長崎から来られた方もおられたようです。
大勢の観客が彼の魅力に酔ったひと時でした。


※ このドラマでは、内偵として吉良邸に入ったきよがその女中役です。
討ち入り後はきよの第二の人生が始まります。




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宵の明星

2016年12月01日 | 思うこと

 
~ 西の空に輝く金星 ~

私は日没頃のこんな光景が好きである。
西の空にまだ赤みが残る頃の、空の色のグラデーションが美しいからだ。

そして、地球が眠りに着こうとする時、自分の気持ちも静かに体内で収まっていき、
魂が深く安らげるような、そんな感覚を覚えるからである。



更に今の時期は、西の空に「宵の明星」を見ることが出来る。
金星は太陽から数えて二番目の惑星で地球のお隣さん。
水、金、地、火、木、土、天、海、冥と覚えたと思う。

そして、太陽、月に次いで明るく見える星である。
地球とほぼ同じくらいの大きさがあり、太陽に近く、地球にも近く、
おまけに
厚い大気に覆われていて、太陽の光をその大気が反射するかららしい。

この明るく輝く金星が、どの星よりも早く現れるので「宵の明星」と呼ばれている。
この宵の明星が見える時期は年によって変わり、
今年から来年にかけて見られるのは、9月から3月までとのこと。



因みに「明けの明星」と言うのは、夜明け前の4時から5時頃に見える
金星のことで、「宵の明星」が他の星に先駆けて輝き出すのに対して、
「明けの明星」は東空が明るくなって他の星が見えなくなっても、
最後まで輝いているのだとか。

この「明けの明星が見える時期も、その年によって違い、
今年はもう終わりで、来年は4月から11月までとのこと。
早起きはちょっと苦手だが頑張って見てみようか。

* * *

天空に輝く星は、その輝きをもって人類に希望を与えてくれる。
宵の明星は
明日また頑張ろうという力を与えてくれるように思えるのである。

※ 県立群馬天文台HP・原色ワイド図鑑(学研)参考
撮影: 11月24日
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