~ 会場で頂いたクリアーファイル ~
12月と言えば思い出すのは忠臣蔵。
いつの時代になっても、その一途な姿に心動かされます。
小さい頃から何度も見た忠臣蔵ですが、この度NHKの土曜時代劇で
「忠臣蔵の恋・四十八人目の忠臣」として、初めて女性が主役の
女性の目線での忠臣蔵が描かれています。
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赤穂市文化会館において、
12月3日に開催されたそのプレミアムトークショーに参加して来ました。
出演者は、主役・きよ(武井咲)の恋のお相手、赤穂義士・磯貝十郎左衛門役
の福士誠治氏、原作者の諸田玲子氏、プロデューサーの小松昌代氏の三名で、
それぞれのドラマ制作にかける思いや、その裏話など楽しく拝聴しました。
~ 画像は NHKウィークリーステラ・特別編集版・兵庫県赤穂市より ~
きよは、元加賀藩士で浅草の寺の住職の娘として生まれます。
後に六代将軍・徳川家宜の側室(お喜世)となり七代将軍、家継を産み
将軍生母として大奥で権勢をふるった月光院となりますが、
このドラマでは、磯貝十郎左衛門の幼馴染という設定で、
成長して後、浅野家の奥女中として浅野内匠頭の奥方・阿久利に仕えます。
琴を得意とするきよと、鼓を得意とする十郎左衛門が殿の御前で
合奏することになり、再び巡り会い恋仲となっていきます。
~ 画像はNHKウィークリーステラ・特別編集版・兵庫県赤穂市より ~
身分違いの恋ですが、お互いに芽生えて育ってゆく恋心は
静かに、そして、熱く秘められていきます。
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主役きよ(武井咲)は才色兼備の素敵な女性です。
共演する福士誠治氏のお話ですと、本人・武井咲さんも
きよに通ずるものを持っていて、芝居に入ると表情に
それが現れるのだと言われていました。
まさに、こんな表情は、心に何かを秘めた人の
真剣さと美しさを感じさせます。
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お相手の、磯貝十郎左衛門(福士誠治)も、きよに負けない美しさです。
生まれつきの美男で、幼い頃より能や琴などの遊芸に優れるなど
聡明であったため、浅野内匠頭の小姓として寵愛されます。
また美形を生かし、討ち入りの際には吉良邸の女中から
内情を探ることに成功します。
プロデューサーの小松昌代氏の言ですが、この磯貝十郎左衛門の役は、
もう、福士誠治しか考えられなかったとか。
これについては、私も全くの同感でした。
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実際に、ドラマの中の彼は、目元の涼やかさに、
静かで穏やかな表情の奥に、秘めた誠の心が感じられ、
聡明な面持ちの中に、得も言われぬ色気が香り立って
素晴らしい十郎左衛門なのです。
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トークショーの最後に行われた抽選会では、彼のサインも
サイン入りの忠臣蔵半纏も当たらず、残念ながら握手も
叶いませんでしたが、わずか80センチほどの脇を通られる時に
しっかりとその美しいお顔を拝見することが出来ました。
北は北海道、西は長崎から来られた方もおられたようです。
大勢の観客が彼の魅力に酔ったひと時でした。
※ このドラマでは、内偵として吉良邸に入ったきよがその女中役です。
討ち入り後はきよの第二の人生が始まります。