26日、ブルーインパルスの祝賀飛行観覧の後で、
竹内栖鳳、生誕150年記念展を観るために、お城に隣接する姫路市立美術館に寄りました。
展覧会は未公開のものも多く見応えのあるものでしたし、私にとってはこの美術館そのものも鑑賞の対象ですので
展覧会の前後にゆっくりとこの建物と周囲の銅像や雰囲気などを楽しみ、両方で心の風船が一気に膨らむような満足感でした。
。竹内栖鳳、生誕150年記念展を観るために、お城に隣接する姫路市立美術館に寄りました。
展覧会は未公開のものも多く見応えのあるものでしたし、私にとってはこの美術館そのものも鑑賞の対象ですので
展覧会の前後にゆっくりとこの建物と周囲の銅像や雰囲気などを楽しみ、両方で心の風船が一気に膨らむような満足感でした。
1905年~終戦
この美術館の前身は「旧陸軍第10師団」の被服庫・兵器庫でした。
西館は1905年、北館は1913年に建設され、終戦まで軍隊の倉庫時代を過ごしました。
1947年~80年
姫路市役所がこの建物に移転し、33年間市庁舎時代を過ごしました。
1980年~82年
大改修工事が始まり、煉瓦の補強工事を急ピッチで進められました。
1983年
姫路市立美術館開館。赤煉瓦の美しい姿を現しました。
*姫路市立美術館パンフレット参考
2003年、国の登録有形文化財認定
~ * ~* ~
それにしても、この美しい建物が100年もの昔に建てられたもので
しかも、軍隊の倉庫だったということに感動してしまいます。
この倉庫のデザインや設計を担当した方の美意識や、それを許した軍部や
政府の高い見識を垣間見ることが出来るように思うからです。
また、軍隊の倉庫だったということのみで、この建物を破壊したりせずに
市庁舎に利用し、さらに美術館に転身させようという、姫路市の美しいものに
対する敬虔な気持ちや、落ち着いた良識を感じずにはいられません。
古くても、美しく、価値のあるものを見る目が、こうした素晴らしいものを
後世につなげていく力になるんでしょうね。
この美術館の前身は「旧陸軍第10師団」の被服庫・兵器庫でした。
西館は1905年、北館は1913年に建設され、終戦まで軍隊の倉庫時代を過ごしました。
1947年~80年
姫路市役所がこの建物に移転し、33年間市庁舎時代を過ごしました。
1980年~82年
大改修工事が始まり、煉瓦の補強工事を急ピッチで進められました。
1983年
姫路市立美術館開館。赤煉瓦の美しい姿を現しました。
*姫路市立美術館パンフレット参考
2003年、国の登録有形文化財認定
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それにしても、この美しい建物が100年もの昔に建てられたもので
しかも、軍隊の倉庫だったということに感動してしまいます。
この倉庫のデザインや設計を担当した方の美意識や、それを許した軍部や
政府の高い見識を垣間見ることが出来るように思うからです。
また、軍隊の倉庫だったということのみで、この建物を破壊したりせずに
市庁舎に利用し、さらに美術館に転身させようという、姫路市の美しいものに
対する敬虔な気持ちや、落ち着いた良識を感じずにはいられません。
古くても、美しく、価値のあるものを見る目が、こうした素晴らしいものを
後世につなげていく力になるんでしょうね。