私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

スミレをガラスの二種の花入れに活けてみました~♪*バラのミニ花入れはおまけ*

2020年04月30日 | 野の花を活ける

川沿いの道の路肩に可愛らしく咲いているスミレ
きれいに並んで歌っているようでした。

ルンルンと跳ねるようにガラスの花入れに入れてみました♪
花入れは、岡山のガラス作家さんの物です。
ぽってりと厚みがあって、わずかに黄色がかっているのが優しい雰囲気。

一緒に入れたのは、
中央の小さな黄色の花が「コメツブウマゴヤシ」
鮮やかなオレンジ色の花が「キンセンカ」
上にひゅっと出ているのは「シダ」
どれも道端に咲いていた花です。




こちらは、スミレとコメツブウマゴヤシの二種を入れました。
花入れはボヘミアンガラスの小さいものです。
ブーケ風にまとめてみました。




こちらは、スミレとムラサキケマンの葉を合わせました。
花入れからちょこんと顔を出させて何気なく。
トイレの窓辺に飾っています。

* * *

今頃はちょっと歩くといろんな草花に出会えます。
あれこれ合わせて楽しんでいます。
~巣ごもりもまた楽しからずや~



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キュウリも心配してくれてる~新型コロナウイルスにかかっちゃあダメだよ~

2020年04月28日 | 「いと をかし」なものたち

酢の物に使おうと
キュウリを切っていると次々と心配顔が現れた。
それぞれに、泣き出しそうだったり、不安そうだったり、
みんな何か言いたげです。
新型コロナウイルスって怖いねえ~
かかっちゃあダメだよ~

なんて、心配してくれていそう・・・

でも、そんなに見つめられたら食べられないじゃないの~(^^;)



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世の憂さを知らでか藤の盛んなる 花を咲かせて華やいでおり

2020年04月27日 | 短歌

今年も庭の藤がきれいに咲いてくれました。
虫がついたり病気を持ったりして樹勢は衰えて来ましたが
まだ頑張ってくれています。



家を建てた40年前、庭師さんが山採りの藤を植えてくれました。



房は長いもので60㎝近く。
風に揺れる様は風情があります。




内側から見るとこんな感じ。
きちんと棚にしていないので、不揃いですね~(^^;)
でも、夏には葉が茂り、心地よい日陰を作ってくれるんですよ。
ここで野鳩が雛を育てたこともあります。




この下を通ると甘い匂いがします。
早速、熊蜂がやって来ました。
背中に毛皮を背負っているようで山賊のようですね。




熊蜂は、体が大きくて、
ブンブンと大きな羽音をたてて飛ぶので怖そうですが、
肉食で凶暴なスズメバチと違って、大人しい蜜蜂なんです。




大きくて丸っこいお尻はご愛敬ですね♪
蜜集めで余念がありません。
花の命は短いよ、今の内にいっぱい集めてね。

この時期、
藤の花と大好きな熊蜂に会えるのが楽しみです。
他地区の方もお花見に来てくれます。
以前には、通りがかった男性が
「あんたとこの藤がきれいやから、うちでも植えたんや」
嬉しそうに話してくれました。
私にも嬉しいお話でした。



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京都の名宿*柊家*の特別な拭き掃除に学ぶ♪

2020年04月25日 | 思うこと

4月4日土)、TVで「新美の巨人たち・老舗旅館、柊家×又吉直樹
200年の歴史に刻まれた柊家の真髄」が放送された。

柊家は炭屋旅館、俵屋旅館と共に京都の老舗三大旅館の一つ。
幕末の志士、明治以降の皇族方、文人墨客に愛され、
中でも、川端康成が定宿にしていたことで知られている。

* * *

200年の歴史の中で、揃えられた書画骨董や美術品はいずれも名品揃いで、
床にはさりげなく横山大観の絵が掛けられているなど、
その柊家の美の世界にも興味津々だが、それ以上に「さすが」と思わされたのが、
「柊家の特別な掃除」についての紹介だった。

その中には、
①埃を払う ②埃を掃く ③埃を拭いて仕上げる、の三つがあり、

①は、三種類のはたきを使い分けて埃を払う。(障子の桟、電灯の笠など)
②は、濡れた紙をちぎって部屋に撒いて箒で掃く。(掃除機は畳を傷める)
③は、水拭きの後、乾く前に乾拭きをして仕上げる。(床、板の間など)

*~この中で一番感動したのが③の拭き掃除のこと~*
それは
左手に持った濡れ布巾で板上を拭き、
水気が乾かぬうちに右手の乾いた布巾で乾拭きをするということ。

なるほど、これなら短時間できれいになるだろう。
そう思って、我が家の出窓の天板で実験してみることにした。

*~ ピカピカになった出窓の天板 ~*
実際にやってみると、これはすごい!という結果に。
禅寺の廊下は、長い年月の拭き掃除によって美しい光沢が出ているが、
それに匹敵するような光沢が生まれた。

柊家の特別な拭き掃除は素晴らしい。
天板に生き生きとした美しさが宿った。



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白山吹と都忘れを洋風に活けてみました♪

2020年04月22日 | 花便り

白山吹(シロヤマブキ)、都忘れ(ミヤコワスレ)は、
共に和風の花ですが、
貝形の器に洋風な雰囲気で入れてみました。

外出自粛中ですから家でこんなことをして遊んでいます。
庭には白山吹も都忘れもたくさん咲いていますから、
その二種を使って入れてみました。

黒く見えるのは「白山吹の種」です。
昨年の花後に剪定せずに置いていたら種が出来ました。
そのまま残っていたのでアクセントに入れてみました。
なんだか美味しそう~♪

後方に見えているのは「玉シダ」です。
これも庭にあるもので、洋風の雰囲気を出すのに重宝しました。

***

花の数が少ないのも入れにくいですが、量が多いのも難しいです。
今回は苦手な花数の多い活け花ですが、花がふんだんにあるのと、
ステイホームの要請のため、じっくりと頑張ってみました。

ですが、時間があるのでかえっていじり過ぎて、
段々と訳が分からなくなってきました。
これでギブアップです(^^;)

この器、綺麗ですがとても入れにくかったです(言い訳💦)
自己採点30点+白山吹の種の面白さ10点+器の難しさ10点=50点

※お褒め頂けるような出来栄えではないので、
時間潰しにご覧頂けましたら嬉しいです。
コメント欄はお休みさせて頂きますね(^_-)-☆



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念願の大地図で居ながらにしてあちこち空想旅行♪

2020年04月20日 | 旅の楽しみ

~ ユーキャンの大地図三冊 ~

地図好きの私にとって一生ものになるだろうと
ずっと前から欲しいと思っていた大地図。

大きさは、幅約30㎝、高さ43㎝、重さ2㎏
中身が充実した分大きくて重い。
そして高い。

逡巡していたが、
この度、緊急事態宣言の下
せめて地図を見て楽しもうと、
思い切って買った。




左に北海道が見えているのは「上巻、日本分県大地図」
中央で開かれているのは「下巻、日本名所大地図2」
右に富士山が見えているのは「中巻、日本名所大地図1」

中巻、下巻「名所大地図1・2」の最大の魅力は都市や観光地の大パノラマ図で、
バラバラに見聞きしていた名所や地名の位置関係が一目でわかるところ。
建物の名前が詳しく分かる都市図は、
見知らぬ街もスイスイ歩けてしまうほどの便利さだ。

上巻「分県大地図」の最大の魅力は、ランドサットからの画像で、
国土の平野部と山間部の広さや市街地の開け具合が一目瞭然のところ。
そして47都道府県の地図が、大判かつ詳細なところで、
これ一冊で、全国の旅が電車でも車でも出来そうで有難い。

いやあ~♪
地図はいいなあ~(^^♪


※企画・発行 ユーキャン
 


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*こちら銀座三丁目*50年前には思いも寄らなかった銀座の二つのこと

2020年04月17日 | 思うこと

~ 50年前の銀座3丁目風景 ~

私たちの世代は、
戦後の高度経済成長期に育って「現代っ子」と呼ばれた。
子供ながら、社会や家庭がどんどん豊かになっていくのを見て
自分の将来はバラ色に思えて何の不安も感じていなかった。

だから、
学校に通い、卒業すると就職して、
年頃になると結婚して、子供を育てて幸せな人生を送る。
それが当たり前の夢だった。

素敵な旦那様と可愛い子供たち、
明るく素敵な家に、庭にはいっぱいの花、そこには犬もいて・・・
この写真はそんな夢をみていた頃の私。
友達と銀ブラを楽しんで記念撮影。

* * *

その後、50年経って、
この時には、まだ見たことも無い未来に生まれる娘が、
この地で仕事をしているとは、思いも寄らないことだった。

そして、中国武漢から侵入した新型コロナウイルスの感染拡大、
緊急事態宣言、外出自粛要請の下で、銀座が閑散としてしまうなど、
この時の私には全く思いも寄らないことだった。

50年前の私には、
思いも寄らない銀座にまつわる二つの出来事から、
未来は予想もつかないことが起きると知った次第。
悪い未来は避けて、良い未来を呼び込みたいものである。





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黄色のフリージアは彼からの一世一代の花束

2020年04月14日 | 花便り

~ 香水の瓶に ~

庭で良い香りを放って咲いているフリージアの花
この花を見ると、若かった二人が出会った頃を思い出す。




~ バラのミニ花入れに ~

まだ、お付き合いというほどでもない頃に
彼が「花屋の前を通ったらきれいだったから」
と言って買って来てくれた。

甘く良い香りと明るい黄色の花色が
一人暮らしの部屋にぽっと温かさを与えてくれた。

その彼は後に夫になった。
そして、
その後は一度も花のプレゼントはない。
この時のフリージアはシャイな彼の
一世一代の贈り物だったんだろう。




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スミレは亀甲フジバカマの鉢の可愛い居候さん♪ 頑張れニッポン!頑張れ世界!

2020年04月13日 | 花便り

あらまあ~♪
こんなところでスミレが咲きました。

鳥が種を運んで来たのでしょうか、
ちょうど良いところに着地したものですね。
ちゃっかり気持ち良さそうに咲いています。

亀甲フジバカマは秋に咲く花で、新芽が伸びて来たばかりです。
だから、スミレは鉢の主の邪魔にはなっていませんね。
と言うより、主のような「態度」ですけど~(*^^)v

「あなたには人間界のコロナ騒ぎは関係ないんだよね」
無邪気な居候さんに心をほぐしてもらった気がします。
今の時期、小さな幸せをエネルギーに代えて頑張らないとね。

頑張れ私!
頑張れみんな!
頑張れニッポン!
頑張れ世界!



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椿*岩根絞*2020も真っ赤な大輪のバラのように

2020年04月10日 | 花便り

ああ~あ~(^^;)
今年も真っ赤なバラのように咲いてしまいました。

2016、2019も同じ嘆きをアップして、その後は白斑が入るように
肥料を変えたり、水やりに気をつけたりして、今年は期待したのですが、
見事に期待は裏切られ、岩根絞は元気よく真っ赤に咲いちゃいました。




~ 白い斑がきれいだった頃の姿 ~

岩根絞(いわねしぼり)は、濃い赤地に白斑の入る大輪の椿です。
江戸椿の一つで、古くから白斑の美しさが愛でられて来ました。
白斑こそ、この椿の最大の特徴であり魅力のはずですが、




ここ何年も、咲く花全てが白斑なしの真っ赤でした。
この白斑はすべて「ウイルス」によるもので、
赤色の色素が部分的に抑制されて生じる現象とのこと。
一般的には、白斑の多いものが良しとされています。

大輪で平開に近い姿ですから、これはこれで見事ですが、
やはり、ここに白斑が欲しい~




花が落ちたあとには白斑が見られます。
まだ少しは期待出来そうです。




まだ固い蕾が一つ残っています。
この子がいったいどんな風に咲くか、ドキドキで待っています。

* * *

ある記事によると、岩根絞は白斑が安定して出ずに、
完全に白い部分が抜ける品種もあるのだとか。
ウイルスと聞くと、今の時期にぎょっとしますが、
白斑にウイルスが関係することもあるんですね。

こう何年も白斑なしが続くところをみると、
この椿にはウイルスがいなくなったのかも知れません。
残り一個も蕾がどうなりますか・・・
もし、白斑が入っていましたら喜び勇んでアップしますが、
アップがなかったら、ダメだったのだと思って下さいね~(^-^;



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紫華鬘と花韮を香水の瓶に活けてみました♪

2020年04月08日 | 野の花を活ける

~ 紫華鬘(むらさきけまん)と花韮(はなにら) ~

使い切った香水の瓶
愛着があって捨てられずにいたところ、
紫華鬘と花韮がきれいに咲いていたので
試しに入れてみました。



~ 紫華鬘 ~

この花は植えた覚えが無いのに、庭のあちこちで咲くようになりました。
日本全国の原野の藪陰や道端に生える二年草
きれいなのに、放っておいても毎年咲いてくれて有難い花です。
花はピンク色に先端の赤紫色のコンビネーションが美しく、
葉の深い切れ込みと、赤紫色の茎にも魅力があります。

雑草と言われる花ですが、私にとっては大事な花です。
今回は、この香水瓶とバラのミニ花入れに活けて楽しみました。




まずは、手で束ねたままを無造作に入れてみました。
まとまっていませんが、「生きの良さ」がありますね。




「こじんまり」とまとまりました。
子供の頃に、学校の帰りに道端の花を摘んで来ては、
器に入れてトイレや出窓に飾っていました。
母が「おやまあ~素敵だね~♪」
とても喜んでくれたのが嬉しい思い出になっています。
たぶん、こんな風に入れていたと思います。
子供らしくて可愛らしいですね。




ちょっと位置を変えてみました。
これはこれで「さっぱり」していていいですね。




小さなバラの花入れに入れてみました。
器の割に花が大きいですが、器体の白の分量と
良いバランスとなっています。
キュートな感じになりました。
こちらはトイレの窓に飾っています。




花韮を一つ増やしました。
少し華やかさが加わりました。




冒頭の写真と同じもので、完成形の花姿です。
こちらは洗面台に飾っています。

* * *

どんな花姿でも、その時の気分で好きなように入れて楽しむ。
同じ器でいろいろに楽しんで写真を撮って、
しばらく夢中になって遊べます。
次はどんな花を入れようかな~
考えるだけでワクワクします(^^♪



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祇園甲部歌舞練場の桜とお茶席*2005・4/12*の思い出

2020年04月04日 | 花便り

先日、整理をしていて懐かしい写真を見つけました。
15年前「都をどり」を観に行った時のものです。
庭園の桜がとてもきれいでした。




こちらは京都最大の花街
祇園甲部の芸妓、舞妓の舞踏公演の場(歌舞練場)です。

明治6年、花見小路西側にあった建仁寺塔頭「清住院」が
歌舞練場として改造され、第二回から使用されました。
大正2年に現在地に新築移転され現在に至ります。
本館、別館、玄関、正門は平成13年8月に
国の有形文化財に登録されています。

甲部歌舞練場の紋章は「つなぎ団子」で
提灯や幔幕に描かれています。

※写真、説明等「都をどり公式ウェブサイト」より




別館ではお茶席が設けられ、芸妓の姉さんのお点前で
舞妓さんが点てられたお茶を運んでくれます。
きれいですね~✨
うっとりと拝見し、美味しくお茶を頂いて来ました。




お土産に「つなぎ団子」の描かれた小皿を頂きました。
記念に置いていたのですが、無くしてしまったようです(^^;)
今でも串に刺した三色団子を見るとこのお皿を思い出します。

* * *

残念ながら今年の都をどりは、
新型コロナウイルス感染拡大のため中止になりました。

古都に春を華やかに告げる「都をどり」が
来年は晴れて公演できますよう祈りたいと思います。




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ちょっとでも たくさんお花見 した気分~♪

2020年04月02日 | 俳句

~ 裏山で咲く桜 ~

我が家の庭から
ちょこっと見えている山桜
陽を浴びて気持ち良さそうに咲いている

伸び伸びと
空に向かって歌っているように咲いている

ああ~いい気分だ~♪
これだけでもたくさんの桜を見た気分




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