私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

*茎がカクカクしたりくるんと巻いた山帰来*瀬戸ノジギクと織部焼の掛け花入れに入れてみました♪

2024年12月10日 | 野の花を活ける

 

先日、明石名物ひっぱりだこ飯の器に入れた山帰来を

今回は織部焼の掛け花入れに、庭の瀬戸ノジギクと入れてみました。

 

 

*~ 山帰来(サンキライ)前回と同じ写真です~*

初冬の裏山を彩る赤い実

丸くて大きくてとっても素敵です♪

「サルトリイバラ」の名もありますが

私は「山帰来」の名の方が風情があって好きです。

名前の由来は

昔、山で病気になった人が、この植物によって

元気になって帰って来られたことから。

 

* * *

 

*~ 瀬戸ノジギク 蕾の状態 ~*

葉や蕾に特徴があります。

↓↓↓

*~ 開花した状態 ~*

 

*~ 丹波焼に活けた時の姿 ~*

今年は猛烈な暑さでしたが

意外にも

だるま菊や浜菊がきれいに咲けなかったのをしり目に

炎天にもへっちゃらで、元気に育って沢山の花を咲かせました。

 

 

山帰来は赤い実はもちろんですが

蔓がカクカクと曲がっているところや

先がくるんと巻いているところも魅力があります。

 

 

 

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*ぷるんぷるんの山帰来の実*明石名物ひっぱりだこ飯の器に薬師草と入れてみました♪

2024年12月05日 | 野の花を活ける

🐙。・。・明石名物 ひっぱりだこ飯・。・。🐙

ひっぱりだこ飯は、平成10年4月5日

明石海峡大橋開通を記念して生まれた駅弁。

タコ漁に使うタコ壺を模した器に

醤油味の炊き込みご飯に

マダコ、アナゴのしぐれ煮、シイタケ、タケノコ、ニンジンの煮物

錦糸卵、菜の花の醤油漬けと盛りだくさんで

美味しさがいっぱい詰まっています。

 

飾りニンジンは「紅葉」で、春は「桜」だそうです。

桜のも食べてみたーい。

タコは大きくてぷりっぷり♪

 

・。・。・ 🐙 🐙 🐙 ・。・。・

 

このひっぱりだこ飯は、2018年11月27日に

東京の帰りに、西明石駅で途中下車(新幹線)して求めたものです。

美味しく頂きました~(^^♪

 

器は可愛いので、いつか花器として使おうとしまっていて

この度ようやく使うことが出来ました。

↓↓↓

入れたものは

赤い実の山帰来(サンキライ)と黄色の薬師草(ヤクシソウ)

山帰来は、猿獲り茨(サルトリイバラ)とも呼ばれます。

 

*~ 山帰来の実 ~*

果実はまん丸で大きくてぷるんぷるん♪

可愛いでしょう~

 

*~ 薬師草 ~*

キク科オニタビラコ属とあってオニタビラコによく似ています。

ウサギノチチの別名があり、葉などを傷つけると乳液が出ます。

昔は民間薬として、皮膚の腫れものに使われたとのこと。

※ 参考 ウイキペディア

 

山帰来は細くて固い茎が

ジグザクと曲がっているところや

蔓が他の植物に巻き付いている姿などが面白い植物です。

なんだこりゃ~

タコもびっくり🐙!

 

 

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*美しいカマツカの黄葉*瀬戸ノジギクの蕾が開き黄葉を引き立てています。♪

2024年11月30日 | 野の花を活ける

 

*~ 11月29日の姿 ~*

26日に投稿した時には、緑色だった葉が

三日後の29日には黄葉が始まっていました。

↓↓↓

*~ カマツカの黄葉 ~*

 

冷え込むと葉の色が変わるとは

自然は面白いものですね。

 

26日の緑の葉

↓↓↓

それが三日後には黄葉に変身~♪

 

瀬戸ノジギクの蕾がそれぞれに開き

黄葉の美しさを引き立ててくれています。

 

※花器は丹波焼

 

 

 

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*赤い実のカマツカ*庭の瀬戸ノジギクと桃色小菊を丹波焼に入れてみました♪

2024年11月27日 | 野の花を活ける

*~ 11月24日の姿 ~*

 

*~ 赤い実のカマツカ(鎌柄) ~*

 

そろそろ実が赤くなっている頃だろうと

裏山散歩に行ってみると

二つだけ赤い実をつけた小枝がありました。

これは、これは、貴重品です。

そっと歩いて帰って来ました。

 

和室の出窓ギャラリーに置いてみました。

左端に写っているのは

長女が学生の頃、離れて暮らす祖母に贈ったものですが

形見となって我が家にやって来ました。

裏には「○○子より」と書いてあって

大事にしてくれていたのが伝わって来ました。

 

 

*~ 瀬戸ノジギク ~*

数年前にお茶の先輩から頂いたもので

夏の暑さにもめげず

元気に株を増やしてくれました。

 

 

 

 

*~ 桃色小菊 ~*

白や黄色の小菊は育てやすいのですが

桃色や赤系のものは弱いようなので

札をつけて特別扱いにしています。

 

 

蕾のうちは色が濃くて

咲いて桃色になった花との対比がとてもきれいです。

 

 

*~ 11月26日の姿 ~*

玄関の軒下ギャラリーに置いてみました。

桃色小菊が開いて雰囲気が変わりました。

 

 

 

*~ 丹波焼の花器 ~*

こっくりとした色合いが今の時期によく似合います。

底から口辺に向かって開いていくところや

すっと立ち上がった姿が気持ちの良い花器です。

 

 

 

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*黄色の懸崖菊*野ばらのローズヒップと明石焼の花器に入れてみました♪

2024年11月23日 | 野の花を活ける

 

*~ 11月18日 ~*

裏山では野ばらのローズヒップがきれいに色づいていました。

赤い実の塊は愛らしくて大好きな花材です。

今年は、懸崖仕立て用の小菊と合わせてみました。

まだ咲き始めの可愛らしい姿です。

 

 

 

 

*~ 懸崖用の黄色小菊 四日後の開いた姿 ~*

冴えた黄色がとてもきれいです✨

 

 

*~ 11月21日 ~*

先端の花が少し開いてきました。

 

 

*~ 11月22日 ~*

18日~22日の四日間で先端の花が開き切り

全体の姿も変わりました。

活けた花は、こんなことも楽しみの一つです。

 

庭では次々に菊たちが咲いてきています。

後でまとめてアップしますね(^_-)-☆

 

 

 

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ローズヒップとヤシャブシで賑やかなお祭りのような花を活けてみました♪

2024年10月26日 | 野の花を活ける

 

*~ ローズヒップ ~*

裏山では

野ばらのローズヒップが色づいて来ました。

こうした姿を見ると「秋になったなあ」としみじみ思います。

 

*~ ヤシャブシ(夜叉五倍子)・ハンノキの球果~*

松ぼっくりのミニ版のようで可愛いでしょう~♪

ハンノキの球果が熟して暗褐色になったもの。

いかにも秋らしいので

この時期を楽しみにしていて、よく使う花材の一つです。

 

*~ 赤津焼耳付き花器(瀬戸市赤津地区)~*

まずローズヒップ、背高泡立ち草と合わせてみました。

 

*~ 赤色の白蝶草 ~*

白い白蝶草はよく見かけていましたが

この度、赤色を見つけました~♪

 

ローズヒップに背高泡立ち草

白蝶草(白色)と(赤色)

可愛いでしょう~♪

 

あとは、嫁菜、サクラタデ、藤袴、水引をプラスして

全部で七種の賑やかなお祭りのような姿になりました~(^^♪

 

 

 

 

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*黄色がきれいな背高泡立ち草*風草と洋種山牛蒡と合わせて活けてみました♪

2024年10月10日 | 野の花を活ける

 

野趣たっぷりの生け花になりました。

三種とも元気いっぱい!

元気なままに入れてみました。

 

 

*~ 背高泡立ち草(セイタカアワダチソウ)~*

背高泡立ち草と言えば

昔は、花粉症の原因となる植物と言われていましたが、

実は違うようなんです。

我家にある隆島社の「四季の雑草図鑑」によると、

この植物は、風に乗って花粉を運ぶ「風媒花」ではなくて、

虫に運ばせる「虫媒花」だから

花粉症の原因と言われるのは、全くの濡れ衣なんですって。

皆さんは、とっくに知っておられたかも知れませんが、

私がこのことを知ったのは

わずか数年前のことです(^^;

黄色の花がきれいで好きな花なので

嬉しい事実でした。

 

*~ 風草(カゼクサ)~*

穂が枯れて白色になった状態。

 

 

*~ 洋種山牛蒡(ヨウシュヤマゴボウ)~*

この植物も私の、秋の格好の花材です。

紫色の茎に、緑の実が紫色に色づいていく姿が素敵です。

 

 

 

 

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*流木の花入れ*洋種ヤマゴボウ、イタドリ、イヌタデを入れてみました♪

2024年10月02日 | 野の花を活ける

*~ 流木の花入れ ~*

この花入れは

お茶の先輩のご主人様が

浜辺に流れ着いた流木を、そのまま使って作られたものです。

乾かして、防虫処理をして、ニスで仕上げたそうです。

手間のかかったものを頂き感謝です。

 

ワイルドさいっぱいの作品です。

裏山散歩で採収した、洋種ヤマゴボウ、

イタドリ、イヌタデを入れてみました。

 

*~ 洋種ヤマゴボウの実 ~*

茎の紫に実の緑がきれいです。

もう少しすると実は紫色に変わっていきます。

↓↓↓

この紫色が全体の中で引き立ちます。

好きな花材の一つで、この時期を楽しみにしています。

 

*~ イタドリ ~*

山でも花の少ない時期に

白い花が美しく目立っていました。

 

*~ イヌタデ ~*

これは我家で育てている蓼です。

大好きな花で

穂は小さくても十分に存在感があります。

秋の生け花で毎年大活躍しています。

 

 

 

 

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*モフモフの紫狗尾*白蝶草、洋種山牛蒡と活けてみました♪

2024年07月13日 | 野の花を活ける

*~ ムラサキエノコロ(紫狗尾)~*

まあ~なんて可愛いんでしょう~♪

フワフワッでこのモフモフ感がたまりません。

穂先の赤紫色も素敵でしょう~

 

ハクチョウソウ(白蝶草)

洋種ヤマゴボウ(洋種山牛蒡)と活けてみました。

↓↓↓

 

ハクチョウソウ

↓↓↓

アカバナ科の多年草

北アメリカ中南部原産

白色の四弁花が優美です。

学名 ガウラ

別名 山桃草(ヤマモモソウ)

 

 

*~ 洋種ヤマゴボウ ~*

↓↓↓

ヤマゴボウ科の多年草

北アメリカ原産

別名 アメリカ山牛蒡

  インクベリー(果実の汁が赤紫色でインクに似ていることから)

 

秋には濃い紫色に熟してとてもきれいです。

この時期の初々しい雰囲気も素敵なので

花材としてよく使っています。

 

 

枠を替えて楽しんでみました。

 

※参考 原色茶花大辞典 淡交社

 

 

 

 

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*初めて見たトキワツユクサ*津軽びいどろにツユクサと入れてみました♪

2024年06月28日 | 野の花を活ける

 

*~ 涼しさ満点の津軽びいどろ ~*

ちっさくてコロンとしていて可愛い~♪

実は娘のアロマ用の器

無断で使っています。

あとで怒られるかも・・・(^^;

 

 

*~ トキワツユクサ ~*

ツユクサは原産地日本の一年草ですが

この「トキワツユクサ」は常緑の外来種。

 

いつもの散歩道で、草むらのなかで発見!

名前は聞いたことがありますが

実物を見るのは初めてです。

白くて三弁の花が清々しい~

葉の上に乗っている蕾から次々に咲いてきます。

ツユクサが午前中で閉じてしまうのに対して

トキワツユクサは

長い時間咲き続けて楽しむことが出来ます。

 

※参考 四季の雑草図鑑 宝島社

 

 

 

*~ ツユクサ ~*

ツユクサは、この目の覚める青色が素敵ですね。

子供の頃の夏の思い出の中で

未だに輝いています。

 

 

 

 

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*残り花のコマツナギ*アレチギシギシとイタドリを小さな花籠に入れてみました♪

2024年06月26日 | 野の花を活ける

 

このコマツナギ(駒繋ぎ)は

他の花たちのほとんどが実を結んでいた中で

取りを務めるかのように

咲き残っていました。

本来の美しさはありませんが

最後まで頑張っている姿を活けてみました。

 

*~ アレチギシギシ ~*

タデ科の多年草 漢字名ー羊蹄(ギシギシ)

原産地は日本

穂が段々になっていて面白い造形です。

 

 

*~ イタドリ ~*

タデ科の多年草 漢字名ー虎杖

原産地は日本

今の時期は赤い茎と若草色の葉が美しく

明るい雰囲気が素敵です。

 

*~これら三種を花籠に活けてみました~*

↓↓↓

*~居間の壁に~*

 

引いてみるとこんな感じです。

 

横から見るとこんな感じです。

 

廊下の壁に飾ってみました。

 

 

 

 

 

来年は

最も美しい時期に活けてみたいと思います。

 

 

 

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鴨茅だって姫女苑だって夕化粧だって、みんな主役です~♪

2024年06月14日 | 野の花を活ける

*~ 姫女苑(ヒメジョオン)~*

まあ~なんて可愛いんでしょう~♪

まるで楽しそうにおしゃべりしているみたいです。

 

*~ 鴨茅(カモガヤ)~*

こちらもイネ科の植物ですが

白っぽい緑の穂がとてもきれいです。

 

牧草として輸入したものが雑草化したそうで

花粉症の原因の一つとのこと。

知りませんでした💦

次回からは見つけても採集しないようにします!

 

*~ 夕化粧(ユウゲショウ)~*

この写真は以前に使用したものです。

夕化粧もプリティ~♪

 

三種をガラスの花器に入れてみました。

どの子も「いと可愛らし」

 

 

枠を替えていくらでも遊べます♪

 

 

 

 

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*星のような野蒜の花*松葉海蘭、スズメノテッポウ、雌待宵草、斑入りドクダミとガラスの花器に入れてみました♪

2024年06月09日 | 野の花を活ける

*~ とんがった形がきれいな野蒜(ノビル)の花 ~*

裏山散歩で出会った「雌待宵草」「スズメノテッポウ」と

庭で咲く「斑入りドクダミ」

「松葉海蘭(マツバウンラン)」を合わせて活けてみました。

 雌待宵草(メマツヨイグサ)

 スズメノテッポウ

 斑入りドクダミ・ドクダミカメレオン

 松葉海蘭(マツバウンラン)

 

夕方には野蒜の花が閉じかけて

雌待宵草が開き始めました。

 

雌待宵草は朝6時半頃、まだ咲き残っていて

野蒜は咲き始めました。

松葉海蘭を入れずにさっぱりとした姿です。

 

 

 

 

 

 

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*黄色でふかふかの母子草*ネズミムギとスズメノカタビラがおしゃれです~♪

2024年06月03日 | 野の花を活ける

*~ 母子草(ハハコグサ)~*

ふわふわでモールで作ったような

触ると温かさそうな花です。

 

今、裏山では、イネ科の植物も見頃です。

↓↓↓

左は「スズメノカタビラ」、右は「ネズミムギ」

穂が出て間もない頃が、小振りで使いやすく

見た目も美しいです。

 

夕化粧(ユウゲショウ)

↓↓↓

色といい形といい愛らしい~♪

 

 

 

 

ネズミムギとスズメノカタビラを際立たせて

あっさりと入れてみました。

イネ科の植物は

穂の形が様々で、それぞれに魅力がありますね。

 

風が撹拌してくれて

これもいい感じです~♪

 

 

 

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*雌待宵草の花言葉は浴後の美人*可愛い姫小判草とガラスの器に入れてみました♪

2024年05月31日 | 野の花を活ける

 

*~ 雌待宵草 (メマツヨイグサ)~*

雌待宵草(メマツヨイグサ)は夕暮れ時から咲き始めます。

花言葉は「浴後の美人」

よく似合っているし、おしゃれですね~

そして

翌朝にはしぼんでしまう儚さから「うつろいやすさ」

とか

「ほのかな恋」

こちらもぴったりですね~♪

 

裏山の朝散歩(8時半ころ)では

まだ咲いている個体があって

それを急いで摘んで

しぼばぬうちに、入れてみました。

 

そこに姫小判草(ヒメコバンソウ)を足してみました。

↓↓↓

*~ 姫小判草(ヒメコバンソウ)~*

三角形で小さな穂が可愛いでしょう~♪

振ると鈴のような音がするので

「スズガヤ」の別名もあります。

 

最後にピンクの片喰(カタバミ)を足しました。

↓↓↓

*~ 片喰(カタバミ)~*

 

雌待宵草+姫小判草+片喰

全体の姿です。

雌待宵草がしぼんでしまうまでの時間との勝負です。

何とか間に合いました(^^♪

 

こちらは5月21日、間に合いませんでした💦

↓↓↓

ピンクの夕化粧(ユウゲショウ)は元気いっぱいですが

雌待宵草は、閉じかけてしまいました。

 

※参考ー四季の雑草図鑑 宝島社

 

 

 

 

 

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