私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

菖蒲が薄紫の都忘れをバックに爽やかに咲きました~♪

2022年04月30日 | 花便り


昨日の嵐が嘘のように
今朝は雲一つない見事な晴天です。

朝日に温められて
昨日まで蕾だった菖蒲(アヤメ)がポッと咲きました。

今朝9時の外気温は15℃
ひんやりと爽やかな気温です。

バックの薄紫の都忘れと撮ってみました。


※待ちに待ったゴールデンウイークですね。
良いお休みをお楽しみ下さい。
コメント欄はお休みしますね~(^_-)-☆





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*当地では珍しいセグロセキレイ*隣家の屋根で可愛い声でさえずっていました♪

2022年04月29日 | 野鳥のお話

二階の窓の外で可愛い鳴き声が聞こえました♪
チーチー♪チーチー♪
初めて聞く声です。





窓の外を覗いて見ると
今までに一度しか見たことのないセグロセキレイでした。

ハクセキレイは近くの川底や道路で
ちょこまか歩いている姿をよく見ますが
このセグロセキレイは、当地では珍しい存在です。





セグロセキレイ
頭、胸、背中が黒くて、目の上に眉状の白線があって
鳥初心者の私でもよく分かります。
モノトーンの姿がなかなかスタイリッシュです。

* * *

調べてみると
珍しい理由が分かりました。

ハクセキレイが国外でも広く繁殖するのに対して
セグロセキレイは日本固有種で
最近になって韓国での繁殖が知られたとのこと。

近年では急速に分布を広げているハクセキレイに押されて
個体数が減少する傾向にあるらしい。

なるほど!
それでハクセキレイは頻繁に見るのに
セグロセキレイは滅多に見られないわけなんですね。

今のところハクセキレイが幅をきかせていますが
セグロセキレイには
何とか頑張って、ハクセキレイと共存共栄してもらいたい、
そんな風に思う次第でした。



※参考ー「サントリーの愛鳥活動」
「原色学習ワイド図鑑」学研





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*可愛い桃色ミヤコワスレ*シャガとシランを合わせて活けて見ました♪

2022年04月27日 | 花便り

次々と春の花が咲き進み
初夏の花に変わりつつあります。

今回は
桃色の都忘れ(ミヤコワスレ)が可愛かったので
射干(シャガ)と紫蘭(シラン)を合わせて活けてみました。

シャガは当初、五つの花が付いていましたが
二つ取って三つにしました。
シランが咲いていたら一つにしていたと思います。





~ 桃色都忘れ(ミヤコワスレ)~

日本固有種の深山嫁菜(ミヤマヨメナ)の園芸品種です。
花期は4月から7月
枝先に一輪だけ花をつけます。

ミヤコワスレは白から紫まで花色があり
よく見るのは紫、薄紫ですが
桃色は珍しいと思います。
繁殖力はあまり強くないようです。

可愛らしい桃色で
この時期には毎年茶花に使っています。






~ 薄紫色の都忘れ(ミヤコワスレ)~

我が家の庭に馴染んで株がいっぱい増えました。
優しい薄紫色です。





~ 射干(シャガ)~

大人しい色合いで地味な雰囲気ですが
造形はとても美しいです。

原産地は中国とのことですが
日本には古くから渡来していて
すっかり日本の花のような顔をしていますね。

一日花ですが
蕾がたくさんついて、次々に咲いて長い間楽しめます。

庭の整理をした時に
全部掘り起こして、あちこちに植え替えました。
二年ほど咲きませんでしたが
今年はきれいに咲いてくれました。


※コメント欄はお休みしますね(^_-)-☆







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*キュウリもウクライナを心配している*キーウに戻るママに抱かれた幼児の顔にも緊張感があった。

2022年04月26日 | 思うこと

4月24日の新聞に
復活祭を前にキーウに戻る母子の写真があった。
キーウに残る警察官の夫に会うためだという。

うつむいて幼子を抱く母と
その母に抱かれた幼子の厳しい表情が
私の胸を突いた。

本来なら
母に抱かれて無邪気に微笑んでいるだろうに
わずか一歳十か月の子が
口を真一文字に結んで
目には悲しみと苦しみと怒りをたたえ
頬や目元は引きつり
これ以上ないほどの緊張感を漂わせていた。

* * *

平和な日本で何不自由なく暮らしている私も
ずっとウクライナのことが心配で
心が落ち着かず緊張している。

4月23日の読売新聞・編集手帳で
「毎週月曜日の掲載、歌壇の入選作品は
先月28日は「特別版」とも言うべき
様相を呈した」とあり
ロシアのウクライナへの侵攻を歌う作品が
多数寄せられたとして
その中の三首が紹介されていた。


その中で岩本房子さんの作品は
全く今の私のようだと思ってしまった。
「外つ国の 開戦なれど 町をゆく
人らの顔は 引きつっている」


山崎三千子さんの作品は
ウクライナへの慈愛の気持ちが籠っていて涙が出そうになった。
「一段と 色濃く仕上げる ひまわりの
ぬり絵に籠める ウクライナの春」

一刻も早く
ママに抱かれた一歳十か月の幼子の
顔の引きつりが無くなりますように。
その目に明るい光が灯りますように。



※コメント欄はお休みさせて頂きますね




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2022年*我が家の藤*病持ちですが今年も頑張って咲いてくれました。

2022年04月24日 | 花便り

42年前の新築の折に庭師さんが植えてくれた藤です。
この藤の木は
夏の強烈な西日をさけてくれる大事な木です。

毎年きれいに花を咲かせていましたが
ある年から元気の無い様子が見られるようになり
調べてみると
「虫こぶ」⇒「こぶ病」に罹っていることが分かりました。
※「虫こぶ」を「こぶ病」に訂正しました。






その「こぶ病」は
年々、木を弱らせる厄介な病気らしいのですが
切り取ったあとにきちんと処理をしないと
更に悪化させることが分かり
我が家では、藤の木の生命力を信じて
様子をみようということになりました。







それから数年経っていますが
花数を減らしつつも頑張ってくれています。

数年前からは
「こぶ病」に加えて「フジツボミタマバエ」の寄生にも罹り
一時はどうなることかと心配しましたが
「フジツボミタマバエの幼虫」の入った蕾を
徹底的に取り去ることで
その数を激減させることが出来ました。

※「ミタマバエ」を「フジツボミタマバエ」に訂正しました。







花数は減りましたが
今年も頑張って咲いてくれて、やれやれです。
クマバチがブンブン飛んで賑やかです♪
良い香りも満ちていますよ。


※コメント欄はお休みさせて頂きますね。
では良い休日を~(^_-)-☆






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*我が家の可愛い椿たち*玉之浦、小磯、胡蝶侘助、乙女、衣通姫、藪椿、雪椿、岩根絞

2022年04月22日 | 花便り

*~ 玉之浦(たまのうら)~*

春咲きの椿たちが可愛らしく咲きました。
トップバッターは
赤地に白い覆輪がきれいな玉之浦です。

産地は長﨑県五島列島の玉之浦町。
昭和48年玉之浦の山中で発見されたそう。
花期は2~4月
一重、筒咲き、中輪~やや小輪

根詰まりしているようで元気がありません。
今年こそは花が終わったら植え替えようと思います(^^;)




*~ 小磯(こいそ)~*

産地は「玉之浦」と同じ長崎県五島列島の玉之浦町。
一重、筒咲き、筒しべ、小輪
五枚の花弁のうち二枚が大きいのが特徴。
小振りできりっとした雰囲気があり
可愛い中にもかっこよさがあります。




*~ 胡蝶侘助(こちょうわびすけ)~*

最も小輪の椿で、とても愛らしい椿です。
赤地に白斑が入るので「二色侘助」とも呼ばれます。
京都大徳寺塔頭の総見院の古木が有名とのこと。





*~ 乙女 ~*

江戸時代からある中輪、千咲きの代表的品種。
花期は3月~4月
薄桃色の小さな花弁がきれいに並んで美しい椿。
我が家では、挿し木から今年初めて咲きました。






*~ 衣通姫(そとおりひめ)~*

名の由来は
本朝三美人の一人「衣通姫」から。
美しさが衣を通して輝いていたと言われる。
そんな美人の名前を頂いて素敵ですね。

中輪の肥後椿と極小輪の姫山茶花の交配種とのこと。
雄しべにボリュームのある「梅芯」が特徴。
蕾はキャンディーみたいでとても可愛らしい。


※本朝三美人ー衣通姫、光明皇后、藤原道綱の母(蜻蛉日記の作者)





*~ 藪椿(やぶつばき)~*

北海道と関東以北の太平洋側を除く各地に自生。
花期は当地では3月~4月。
一重、筒咲き、さっぱりとした姿が大好きな椿です。





*~ 雪椿 ~*

本州の日本海側の降雪地帯に分布
北限は岩手県、南限は滋賀県北部

開花期は自生地では遅く5月、暖地だと2月から。
当地では3月~4月で
この花がラストを飾っています。

自生の花は赤色で、この雪椿は園芸種です。
特徴は、お皿のように「平開」することと
雄芯筒が短くて花糸が基部で合着し
先がやや開き加減になっていること。

新潟の実家から持って来た時には小さな苗でしたが
今では私の背丈を越しました。
40年になりましたが、枯れずに
我が家の庭の一等地に根を張っています。





*~ 岩根絞 (いわねしぼり)~*

本来なら赤地に白斑の入る美しい椿ですが
ここ何年も白斑が入らず
真っ赤な大輪のバラのように咲いています。

白斑が消えてしまったので
これはこれできれいですが
「岩根絞」とは言えませんね(^^;)
「スカーレット」と名を変えた方が良さそうです。


※参考ー原色茶花大辞典









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*挿し木の椿*咲いて乙女椿と分かりました~♪千重咲きの美しい姿です。

2022年04月19日 | 花便り


気に入った椿に出会うと
一枝頂いて来て、挿し木にすることにしています。

一つの鉢に次々挿していくので
咲いてみないと、どんな花が咲くのか分かりません。

きちんと名札をつけるべきですが
「咲いたら分かるだろう~」
とそのまま放置。

この度
その内の一本に蕾が上がって
いよいよどんな花かが分かることになりました。






薄いピンク色の蕾で
心当たりが全然なかったのですが
ここまで開いて来て
「ひょっとして乙女椿?だったらいいなあ~」






数日して全開しました。
思った通り、乙女椿でした。
江戸時代からある中輪の千重咲き種で
小さな花弁がきれいに並んでいます。
「いやあ~、嬉しいなあ~♪」
挿し木は失敗が多いですが、これは大成功でした~(*^^)v


※参考ー原色茶花大辞典







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白いタンポポに初めて出会いました~♪

2022年04月15日 | 花便り


タンポポは~♪ タンポポは~♪
おひさまの子供です
夕方にお花をとじて眠ります

朝がきて 朝がきて
おひさまが起こすまで~♪

三人の子供たちがそれぞれ
幼稚園で大きな声で歌っていたタンポポの歌です。

タンポポって、黄色い色が暖かくて
本当にお日様の子供のようですね。
見ていると嬉しくなってしまいます。

* * *

先日(4月4日)赤穂御崎にお花見に行った時
道路の端にタンポポが並んで咲いていました。

その中に一株、白い花のタンポポがありました。
和名は「シロバナタンポポ」
日本に元からあった在来種だそうです。

今では、明治時代に渡来した
黄色の西洋タンポポに押され
シロバナタンポポは繁殖力の弱さから
その数をずいぶん減らしているようです。

ウエザーニュースの調査によると
シロバナタンポポは西日本の方が多い傾向にあるとのこと。

私は白いタンポポをこの度、初めて見ました。
ここのシロバナタンポポは
西洋タンポポに負けずに、頑張って花を咲かせたんですね。
日本からすっかり消えてしまうことがないように
広がっていってもらいたいなあ~







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🍓。・巣鴨のショップ&カフェのショートケーキは口内でとろけてハッピ~な気分に~♡。・🍓

2022年04月13日 | 各地の旨いもん


今,メディアにも取り上げられ話題
東京、巣鴨のショップ&カフェのショートケーキ(ルージュ)
次女が帰省の折に買って来てくれました。

生クリーム使用でお取り寄せ不可のところ
保冷バックに詰めて、自ら運んで来ました。

まあ~!なんと!大変だったでしょう~
お陰で
話に聞くだけだった噂のケーキを
食べてみることが出来ました~(^^♪






スポンジも生クリームも三段重ね
作るのも切るのも難しそうです。

クリームの中には、イチゴがたっぷり入っていて
上には小ぶりのイチゴが三つも乗っています。

小さい子が喜ぶように三つにしたそう~
これなら
見るだけで子供たちは「わあ~♪」ってなりそうです。
私もですけど~♪


。・。🍓・。・


さて、そのお味ですが
口の中でとけてしまうようなスポンジと
やさしい甘さの生クリームに
程よい酸味と甘さのイチゴのスライス
それらが口内でミックスされて
それは、それは、ハッピーな気分に~♪

スポンジの材料は
国産小麦と「米粉」、砂糖は「三温糖」とのこと。
道理でくちどけが良いわけですね。
香りづけに
イチゴのリキュールとキリシュを使っているそう。
素敵なショートケーキでした・。🍰。・。









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*絵になる瀬戸内海国立公園・赤穂御崎の海と桜の景色* 兵庫県赤穂市御崎

2022年04月09日 | ある風景

~ 赤穂御崎(あこうみさき) 4月4日 ~

3月30日、岡山後楽園の桜を見て来ましたが
その上に
海と桜の景色も見たくて
赤穂御崎まで行って来ました。


※赤穂市は兵庫県の西の端
赤穂浪士の故郷です。




~ 花見広場の展望台より ~



~ 野外活動センター前の駐車場より ~



~ 野外活動センター前の駐車場より ~




~ キャンプ場を下に見て道路より ~



~ キャンプ場横の山の桜 ~


* * *

海と桜の風景は私の大好きな景色。
日本百景に選定された瀬戸内海国立公園の
桜の時期の美しい景色です。

*~ 日本百景 ~*
1927年大阪毎日新聞社、東京日日新聞社主催
鉄道省後援で日本新八景が選定された際
同時に二十五勝とともに選ばれた
日本を代表する100の景勝地
ウイキペディアより


赤穂御崎からの海と桜の風景は
海の青と桜の薄ピンクとの色合いが魅力的で
どこを切り取っても、絵になる美しさです。






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*イソヒヨドリのオスの美しいさえずりにメスが聞き入っていました*

2022年04月08日 | 野鳥のお話


やかましいヒヨドリの声が聞こえなくなって
その代わりに
イソヒヨドリの美しいさえずりが聞こえるようになりました。

冬と春を行きつ戻りつしていたのに
この鳥の入れ替わりが、すっかり春になったのだと
感じさせてくれました。

メスの視線の向こうにはオスがいるのでしょう。
しばらく、じっと聞き入っていましたが
この後
声のする方へ飛んで行きました。

その美声の持ち主とペアになって
上手に子育て出来るといいね。






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*猫の安心地帯*こんな姿を見るとキューっと抱きしめたくなるね~♡

2022年04月06日 | 猫のお話


 *~ 散歩に行くとこんな可愛い姿が目に入って来ました ~*


猫って
なんでサークル状のものがあると
その中に入るんでしょうね?

周囲を柵で囲ってあれば
身を守っているんだろうなあと思えるけれど
このような地面と続きで
ただ区切りがあるだけの所なのにね~

いつぞやはTVで、床に〇や▢を描くだけでも
猫はそこに入るか?
という実験をしていて
その中に猫がちゃんと入ったので可笑しかった~♪

猫は暗くて狭いところが落ち着くというから
何もない平らな所でも
小さく区切られた場所が安心できるというわけなんですね。

まっ、このマンホールの鉄板は暖まっていて
その上に乗って
お尻のホカホカを楽しんでいたのもありそうですけどね。

とにかく
こんな可愛い姿を見ると
キューっと抱きしめたくなるじゃありませんか~(^^♪






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ヒヨドリの避寒地最後の食事はヒマラヤ雪ノ下の花だったのかも

2022年04月05日 | 野鳥のお話

。・。・おいらじゃないもーん 。・。・

そう言っていそうな見返りヒヨドリ
背中を見せていても、目がこちらを向いてますね~
何か悪いことをしていたのでは?




はは~ん これだな~!

花が無くなってますやん(^^;)




こちらもブチブチにちぎられてます💦



あ~あ!こっちもですか!

ヒヨドリのエサは花の蜜と実と聞いていましたが
それは昔の話で
今では虫や草の葉、芽なども食べるですってね。
それが、とうとう花まで食べるようになったようです。

少し前には
木五倍(きぶし)の花房もちぎっていました。

* * *

ヒマラヤ雪ノ下の花をちぎった後
二日ほどしたらすっかり姿を見なくなり
辺りが静かになりました。
今頃は、北海道目指して飛行中かも知れませんね。





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大名庭園・岡山後楽園のお花見に行って来ました~♪ 岡山県岡山市北区

2022年04月02日 | 花便り

先日(3月30日)
お天気も良く、後楽園の桜が五分咲きとの情報を見て
脱兎の如く車を走らせて行って来ました。



~ 旭川の土手沿いの桜と駐車場 ~

後楽園横の駐車場に昼前に到着すると
既に多くの車でいっぱいでした。



入り口から入ると正面向こうに岡山城が見えます。
この度は、7月11日まで修復工事とのこと
黒いベールを被っていました。

黒くてカッコいいお城が見られなくて残念!




~ 桜と園路と延養亭 ~

 岡山後楽園は、水戸の偕楽園、金沢の兼六園とともに
日本三大名園の一つ。
沢の池、花葉の池、花交の池、三つの池を配した
広々と芝生の広がる明るい庭園です。

右上に見える建物は延養亭
藩主が後楽園を訪れた時の居間として使われました。

※芝は日本に広く自生している野芝を使っているとのこと。



~ 唯心山(ゆいしんざん)~

沢の池の右手向こうに見えるのは築山の唯心山
高さ6mあり園内が見渡せます。



~ 唯心山から見た景色 ~

後楽園は園路と水路が巡らされ
歩きながら移り変わる景色を楽しめる回遊式庭園です。



~ 唯心山からの景色 ~

中央下にアオサギが水路に目を凝らしているのが見えます。
水路には、昔は旭川の上流から水を引いていたようですが
今は伏流水を汲み上げて流しているようです。




~ 沢の池の鯉 ~



~ 沢の池のコガモ ~



~ 沢の池のカモと亀 ~

水辺では子連れの若いお母さんたちが集っていました。
子供たちは鳥や亀を眺めるのも楽しいのでしょうね。




~ 唯心山から見た風景 ~

左側には岡山城へと続く「月見橋」があります。
桜は朝の情報では五分咲きとのことでしたが
この暖かさで満開になったようです。

庭園の所々に配された桜もきれいです。




~ 唯心山の裾に佇むアオサギ ~

桜をバックに良いモデルさんで
皆のカメラに収まっていました。



~ 廉池軒(れんちけん) ~

作庭を命じた藩主の池田綱政公が最も好んで利用した亭舎
ここからの眺望は水の景色に優れているそう。
いつか、ここからの眺めを見てみたいです。



~ 廉池軒と水路と桜 ~



~ 藤棚と桜と雪柳 ~

藤棚の下にはベンチもあって
ここでお弁当を食べる人たちもいましたよ。



桜は庭園の植栽の一部としても使われています。
端正な美しさで心が落ち着きます。
他の樹木の中で
華やかながらもしっとりした風情で素敵でした。



~ 桜の木の下で寛ぐ人たち ~

こちらは如何にも花見の風景ですね。
それぞれ間隔を空けてゆったりと座っていました。




 ~ 桜のトンネル ~



~ 唯心山と大桜 ~

伸び伸びと気持ち良さそうに枝を伸ばした桜
見事でした。




~ シロハラ お茶室近くの林の中で ~



~ 花葉の池 (かようのいけ)~ 

ここにいるのはカルガモかな?
5,6羽でのんびり過ごしていました。

沢の池や水路から流れてきた水は
花葉の滝となって花葉の池に流れ込んできます。

6~8月には
白い蓮「一天四海(通称大名ハス)」が見頃だそうです。




~ 枝垂れ桜と栄唱の間 ~

この裏手には能舞台があります。
池田綱政は優れた舞手であり
藩内の人々が拝見を許されることもあったようです。

枝垂れ桜は、まだ咲き始めたばかり
本日、4月2日にはだいぶ咲き進んでいると思います。




~ 大立石(おおだていし)と枝垂れ桜 ~

大立石は元禄初期に巨岩を九十数個に割って運び
元の形に組み上げたものだそうです。

* * *

岡山後楽園の魅力は何と言ってもこの広々感です。

沢の池を中心に園路や水路、曲水が巡らせてあり
ただ、だだっ広いだけでなく
変化に富んでいて
ゆったりとその風情が楽しめるようにデザインされています。
さすが大名庭園です。
お花見プラス作庭の妙にも触れることが出来ました。


※参考ーパンフレット






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