古色美しい黄瀬戸のお茶碗
ずいぶん前に骨董市で一目ぼれしたお茶碗。
お茶道具は、何度も断捨離してきたけれど
その度に生き残って来ているお茶碗です。
ゆったりと広がりのある姿
こくっりと深みのある色合い
思い切ったへラ目(白い矢印のところ)
年季の入った細かい貫入
濃い胆磐(タンパン)のかけ具合
どこをとっても、私にとっては
これ以上の黄瀬戸には出会えないだろうと思われるお茶碗です。
息子が買ってきたお菓子で一服。
息子にはガラスのお茶碗で涼しそうに。
「なんだ、俺が買って来たお菓子じゃないか!」
「いいの、いいの、まあ一服どうぞ♪」
* * *
お茶を点てる時には
まず抹茶をふるいにかけます。
~ 茶ふるい缶 ~
少しまとまった人数のお茶をこす時に使います。
蓋を開けたところです。
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中にはふるうための三個の丸い金属が入っています。
ここにお茶を入れて蓋を締めて
くるくる水平に回すとお茶がこされます。
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少人数の時には、一般的な「茶こし」で充分です。
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お茶を入れてこします。
かたまっているお茶はスプーン等で潰しながらふるいます。
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お茶がきれいにこされました。
空気を含んでふんわりしています。
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これをすくってお茶碗に入れて点てます。
すぐに使わない時は茶缶に入れておきます。
しばらく使わなかった時には
再びふるうとふんわりします。
お茶を一服頂く時には
このようなひと手間をかけて
きれいに点てられるといいですね。