私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

*忘れ物が届く国 .日本* 落とした大学の卒業証書が届いた~♪

2019年06月27日 | 思うこと

先日、読売新聞の投書欄に、
新幹線内に忘れた携帯電話が戻ってきたとの70代の男性の投書があった。

その冒頭に「日本では、忘れ物が持ち主の元に戻ってくることがある。
善意と対応の速さが海外で称賛されているそうだ。」とあった。
その善意でいうと、私にも感動した事柄があったことを思い出した。




~ 戻ってきた大学の卒業証書 ~

もう○○年も昔の話。
大学の卒業式が済むと故郷に戻って、
勤務地に赴任するまで実家で過ごしていた。

そんなある日、長細い包みが私宛に届いた。
見ると、差し出し人は見ず知らずの人。

母と「なんだろうねえ?」といぶかりながら開けてみると、
なんと!私の卒業証書ではないか!

てっきり持ち帰ってきたと思っていたので、
狐につままれたようだった。

中に簡単な送り状が入っていたので見ると、
「あなたの住所は大学に問い合わせました」とのみあって、
送り主の住所や電話番号などは書かれていなかった。

こんな大事な物をどこで落としたのか皆目見当もつかない。
自分の間抜けさに呆れながらも、無事に再び手に出来た幸運を喜び、
何の見返りも期待せずに送ってくれた善意の人がいたことに感動した。

また、今なら住所などの個人情報を大学が教えることはないが、
この頃はまだ社会もゆったりしていて、人心ものどかな時代、
大学は何の不信感も抱かずに、かえって感謝しながら
住所を伝えたのだろうと思っている。




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おばあちゃんのおっぱいがあればご機嫌になった三歳の少女♪

2019年06月21日 | 思うこと

帝王切開で私を産んだ母は、癒着を繰り返したために
兄と私の二人の世話が出来なくなり、
物心のついていない私は母の実家に預けられることになった。

この一枚はその時の一コマ。
ぐずっていてもおばあちゃんのおっぱいで
ご機嫌になったので、
同居していた独身の叔母が
この時とばかりに撮った証拠の写真!

おばあちゃんのおっぱいにしがみついているところを、
義伯母がこちらに振り向かせて、
叔母が撮影
女三人がかり。

この頃には実母を「おばちゃん」と呼び、
義伯母、叔母、祖母、曾祖母の四人の女たちに囲まれて
すっかりこの家の子として、我が物顔で過ごしていたらしい。

昨今の親が子を虐待する事件を見聞きするにつけ、
母から離れて暮らしていたにも関わらず、
愛情をたっぷり注いでもらいスクスクと育ったわが身を
つくづく幸せだったなあと感じている。

※ 実際にはおばあちゃんも写っていますが
この写真ではカットしています。



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可愛いヤマアジサイ *夢/九重八重/甘茶/星の輝き/七段花* とアキヨシコアジサイ

2019年06月17日 | 花便り

~ 夢 ~

装飾花は白地にほんのりとピンク色が差し、
濃いピンクの班がチャーミングです。

何年か前の、骨董市で買ったヤマアジサイ(星の輝き)に
紛れていたもので、まだ小さいのに健気に咲きました。

中央にある「両性花」の開花





両性花が咲き揃いました。
花は小さくても、ちゃんと揃っていて可愛い~♬







~ 九重八重 ~

濃い青色の八重咲き
葉が若緑でとても爽やかです。





~ 甘茶 ~

用土が酸性の場合に青くなり、アルカリ性だとピンクになるそう。
淡いブルーがふんわりと優しい雰囲気です。
両性花の蕾が、ピンク、青、緑と色とりどりでファンタスティック♪

両性花の咲き始め






~ 星の輝き ~

骨董市で思わず出会ったヤマアジサイです。
装飾花は根元が白色で紺色とのコントラストが美しく
始めは下向きなのが可愛い~♪

装飾花が上を向き始めました。



装飾花の色が変わり、両性花が咲きました。



装飾花の紺色にピンクが混じってビューティフル~♪
最後に「ひと花」咲かせたような姿です。







~ 七段花 ~

装飾花が星形の八重咲きになったヤマアジサイです。
萼片が七段あることからこの名があります。



薄い青色~桃色~紫など、微妙な色の移り変わりが楽しめます。
江戸時代から知られていましたが、一時絶滅したとされ
「幻のアジサイ」と呼ばれていました。
その後、1959年神戸の六甲山中で自生している一株が発見され
現在に至ります。




~ アキヨシコアジサイ ~

ユキノシタ科・アジサイ属
別名・シバアジサイ

コアジサイは本州、四国、九州の低山に分布
装飾花が無く、葉の縁にギザギザがあるのが特徴です。
小さな花がたくさん咲いてラブリー♪

* * *

この他に「クレナイ」という名のヤマアジサイがありますが、
昨年の剪定がまずかったようで一輪も咲かずでした💦
来年は咲いてくれますように✨

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英国女王陛下に捧げられた薔薇 * クイーン エリザベス * 咲きました♪

2019年06月06日 | 花便り

* ~ クイーン エリザベス ~ *

~ 別名 ~
クイーン オブ イングランド , ザ クイーン エリザベスローズ
1952年に即位したエリザベスⅡ世女王に捧げられた薔薇
25歳の若々しい女王にお似合いの美しいピンク色です。

木立性でまっすぐ上に伸び、大輪の花を房咲きにします。
暑さにも寒さにも耐える強健種で、その優秀性から
1979年の世界バラ会議において殿堂入りを果たしました。




~ ノルマンディー75年記念式典に参加する女王 ~

薔薇の咲いた5日と同日
記念式典に参加する女王のお召し物にあっと驚いた。
まさにクイーンエリザベス色!
93歳の今でもチャーミングでとってもお似合いです♪

※ 写真は読売新聞6日朝刊より



~ 咲き始めの姿 ~

1954年に捧げられてから、
ウインザー城の庭には数千本も栽培されているのだとか。
丸弁で盃咲きの優美で気品ある姿。
咲き揃う様子は見事でしょうね。



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2019 * ~ 5月の庭を彩った可愛い山野草たち~ *

2019年06月01日 | 花便り
5月は庭の山野草たちが元気になる時期。
次々と咲く花たちを眺めて楽しみました。

* * *

~ 都忘れ(ミヤコワスレ)・江戸紫 ~
濃い青紫がきりっとした雰囲気です




~ 都忘れ (ミヤコワスレ)・ピンク ~
実物はもっと濃くてキュートな色です。




~ 紫蘭 ~
一般的な紫色




~ 紫蘭 ・白色 ~




~ 紫蘭 ・口紅紫蘭 ~
ピンクの口紅が可愛い。




~ 紫蘭 ・ 黄色 ~
ちょっと変わった黄色





~ アフリカの花 ・ バビアナ ~
和名は、穂咲き菖蒲(ホザキアヤメ)
際立つ濃青紫色が魅力的
寒さに弱く本州の路地では越冬は無理と言われていますが、
我が家では、路地で10年以上咲いています。
これからも頑張ってね!




~ 地海老根 (ジエビネ) ~
日当たりが悪かったせいで、今年は生育不良
一部移植しました。




~ 姫藪手毬( ヒメヤブデマリ) ~
羽を広げた蝶のようで素敵♪




~ 昼咲月見草 (ヒルザキツキミソウ) ~
幼児の笑顔のようで可愛い~




~ ヒルザキツキミソウを茶花に ~
アノマテカ(赤)も入れて可愛らしさアップ♪




~ 姫萱草 ( ヒメカンゾウ) ~
緑の中で黄色が映えます。




~ 丁字草 (チョウジソウ) ~
すっきりと爽やかなところが魅力です。




~ 庭藤 (ニワフジ) ・ 赤紫 ~
風に揺れる風情が素敵です。
今年は白色が生育不良で残念。




~ 突抜忍冬 (ツキヌキニンドウ) ~
アメリカ生まれ、洋名はトランペット.ハニーサックル。
外側はオレンジ色、内側は黄色。
茶花としてよく使われます。





~ アフリカの花・アノマテカ(赤) ~
和名・姫檜扇 (ヒメヒオウギ)
アフリカ生まれとは思えない小さくて愛らしい花です。





~ アフリカの花・アノマテカ(白) ~





~ フランス生まれの香り梅花空木 (カオリバイカウツギ) ~
バラの香りかと思うほどの香りで、仏名はベルエトワール
中心が赤いので「日の丸空木」とも言われます。





~ アスチルべ ・ 桃色 ~





~ 小葉の髄菜 (コバノズイナ)~





~ 雪の下 (ユキノシタ) ~





~ 縞葦 (シマアシ)~
緑に白の斑入りで涼しそうな風情が好まれ、
他の花のあしらいに使われます。




以上、5月に庭を彩ってくれた山野草たちです。
載せきれなかったものもありますが、それはまた来年に。
今日から6月、これから咲く花が楽しみです(^_-)-☆



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