*~ 美術館前にあるコパンの石碑(レプリカ)~*
コパンはホンジュラス西部 古典期マヤの大都市
「コパンのマヤ遺跡」として1980年世界遺産登録
古典期マヤ・前期 紀元300年~600年
古典期マヤ・後期 紀元600年~900年
*~ 玄関付近 ~*
BIZEN中南米美術館は日生町(岡山県備前市)で
漁網の製造・販売を営んでいた故森下精一氏の
コレクションの寄贈により昭和50年3月に開館。
*~ 美術館の外壁は全て備前焼 ~*
収蔵品が素晴らしいだけでなく
美術館の建物自体も美術品。
外壁は全て備前焼の陶板で作者は
備前焼の大家 故藤原健氏(岡山県重要無形文化財)
*~ すっきりと美しい館内 ~*
内装、展示には
画家・岡本太郎氏が主宰する現代芸術研究所の
専務・平野茂氏、同所長・長崎哲士氏が指導に当たられた。
*~ 香炉の蓋(中央肌色の物)グァテマラ ~*
*~ アステカの聖なる3戦士の神殿(レプリカ)~*
*~ ケーロ(彩文杯)木製 ~*
出身地ーペルー
用途ーチチャ酒用儀礼杯
使い方ー一対のケーロを両手に持ち片方を
相手に振る舞い、片方を自身が飲む。
※インカ帝国時代には土製、金製、銀製がある。
*~ 石の祭壇 ~*
出身地ーコスタ・リカ
*~ 古代アンデス織布 ~*
*~ 動物付き方型笛吹ボトル(二室タイプ)
出身国ーーーーーーーーーーーーーーーーーエクアドル
出身文化ーチョレ―ラ(紀元前1100年~紀元前100年)
使い方ーーーーーーー左右を交互に上下させて鳴らす。
*~ ライモンディの石碑の拓本 ~*
*~ ネガティブ文様壺 ~*
出身国ーパナマ
*~ 人とリャマ象形ボトル ~*
出身国ーペルー
*~ ネガティブ彩文碗 ~*
出身国ーエクアドル
出身文化ートゥンカワン(紀元前300年~紀元700年)
*~ 魚付き、動物付き単頚ボトル ~*
出身国ーーペルー
出身文化ーチムー
ナマズの背中にアルマジロが乗っているのが愉快~♪
*~ ティカルの石碑(レプリカ)マヤ文明~~*
* * *
ざっと紹介しましたが
気になる物はまだまだ沢山ありました。
古代中南米でそれぞれの文明を築いた人々の
生き生きとした息吹きが感じられて
時を忘れて遊んで来ました。
館長さんの詳しい説明も
楽しく拝聴し、勉強になりました。
*~現在開催中の企画展のポスターです~*
10月16日まで。
古代中南米のインディオたちの魂に触れてみて下さいね。
⇩⇩⇩
※参考ー「現代に華開く・古代アメリカの文化と美術」
発行所ー財団法人 森下美術館(現BIZEN中南米美術館)
詳しくは5月19日投稿の
「*僕は山猫のオセロット*BIZEN中南米美術館にいるよ。
会いに来てね」を合わせてご覧下さい(^_-)-☆
※撮影、ブログ投稿は館長の許可を得ています。
凄い入り口から凝ってる
中の展示品も綺麗
人少なそうだしゆっくりとみられそうな場所ですね
加古川辺りからだと2時間もかからないちょうどいいドライブコース
入れ替えごとにブログネタになりますね
BIZEN中南米美術館の収蔵品の数々は、価値あるものばかりですごいですね。
外壁に張られた備前焼の陶板一枚一枚に備前焼らしい特有の味があります。
集めも集めたり、2,300点もの蒐集とはすごいことです。
目の保養をさせてもらいました。
この種の美術館は、撮影禁止のところが多いのですが、
撮影を許可された館長さんの懐の深さもあっぱれですね。
民博も顔負けですね。
ぜひ、訪れたいです。
それにしても、これを蒐集された森下さんの慧眼には驚くばかりです。
すごいコレクション( ゚Д゚)
しかも、外壁は全て備前焼というのもすばらしい!
こういう存在が地域の格を上げてくれる。
住民の誇りだね。
たくさんの展示品の中に素敵な紋様がありますね。そして、水指や菓子器に使ったら面白い物もあります。
これは楽しいでしょう・・・
備前焼の陶板とは恐れ入りましたですね。
いい物を見せていただきました。
玄関の外にレプリカと言っても「コパンの石碑」を置いているのが凄いですね。
展示室はすっきりと整っていて、まるでデパートのギャラリーのようでした。
この時は、館長さんは出かける寸前のところで、滑り込みセーフでした。
私たち夫婦で館長さんと展示室を借り切った状態でした。
そうですね、加古川近辺からは2時間もかからず良いドライブコースです。
入れ替えは半年に一度なので楽しみです~(^_-)-☆
はい、中南米の国々では、こちらの収蔵品と同等の物は国宝になっており
国外持ち出し禁止になっています。
美術品としてだけでなく、学術的にも貴重な物ばかりだそうです。
現地に助言してくれる人がいて、全時代、全地域の物が網羅されて
収集出来ているのがすごいことですよね。
そうですね、写真もブログもOKとのこと、大勢の人に見てもらいたいという
館長さんの展示物に寄せる愛情の深さのように思いました(^_-)-☆
遅生さんのプロの目で見られて、こちらの展示品の凄さが伝わって良かったです。
古代中南米の全ての時代、全ての地域、文明を網羅した収蔵品というのが凄いですね。
収集に当たっては、現地でアドバイスしてくれる人がいて、
学術的にも価値のある物が揃えられたようです。
これだけ揃っているのは日本でここだけだそうです(^_-)-☆
はい、中南米の国々では持ち出し禁止になっているものばかりです。
とにかくすごいコレクションなんです。
外壁が全て備前焼というも凄いでしょう~
地域の格を上げてくれますね。
古代中南米の美術品の収蔵では、こちらが日本一だそうです。
地域の宝ですね(^_-)-☆
そうですね、面白い文様の物があって、お茶の道具に使ったら映えそうですね。
中国や東南アジアの物とは雰囲気が違っていて、十分に話題になりそうです~♪
外壁が全て備前焼とは、収蔵品も凄いですが建物も凄いです(^_-)-☆