仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




我が家から坂道を5分ほど登ったところに、氏神様の神社があります。
私が子どもだったころは、その境内に友達が集まって遊んだものです。今の時期は椎の実がたくさん落ちており、それを拾いにやってきたりもしました。




その後、野山で遊ぶことが少なくなって、ここに集まる子どもはいなくなりました。遊具を置いたらどうだろうかと、補助金をもらってブランコなどが設置されました。それでもやはり、ここで遊ぶ子どもたちはいなくなりました。




秋の木漏れ日を感じながら境内に佇んでいると、風が吹くからでもなく、ぱらぱらとドングリの落ちる音が聞こえてきます。枯葉の上に落ちると乾いた音、土の上に落ちると優しい音、神社の瓦屋根に落ちると金属音がします。ときどきまとまって落ちてくると、誰かが木の上からドングリを落としているのではと思えたりしてきます。

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